TOEIC920点、英語ペラペラのエンジニアを目指している岩田(@iwaking)です。コーチングスクール「イングリッシュカンパニー」の無料体験をオンラインで受けました。
コーチングスクールを検討しているみなさんは、こんな悩みをお持ちじゃありませんか?
- 英語のせいで仕事に支障が出ている
- 英語力を伸ばして念願の転職をしたい
イングリッシュカンパニーに通う生徒さんの多くはこのような理由から入会を決めて、実際に結果を出しています。
他のコーチングスクールと同じく、イングリッシュカンパニーも安くはありません。1ヶ月の料金は187,000円(全レベル対応パーソナルトレーニングコース90日間)。でも月2~3万円の通常の英会話スクールにはない特徴があります。
- 1日1~1.5時間の学習(英会話スクールの約15倍!)
- 1ヶ月720分(12時間)の圧倒的なマンツーマントレーニング量
- 自分に合ったカリキュラムで学べる
- 英語習得のプロがサポートしてくれる
英会話スクールに何年も通うより、3ヶ月間集中して英語を伸ばせる環境に身を置く。それでより早く昇給や転職が実現すれば、支払ったお金以上のリターンがあると思いませんか?
私は、コーチングスクールは「将来のための正しい投資」だと思っています。その中でも評価の高いイングリッシュカンパニー。今回はオンラインで体験を受けてみましたよ。
イングリッシュカンパニーって?
イングリッシュカンパニーは、先ほど書いたように「英語コーチングスクール」のひとつ。
日本人トレーナーのサポートのもと、マンツーマンでのトレーニング以外に生徒さんは1日1~1.5時間x2~3ヶ月の自習をこなします。
まずは数あるコーチングスクールの中でも、イングリッシュカンパニーならではの特徴について書いていきます。
- トレーナーの専門性が群を抜いて高い
- 一人ひとりに最適なカリキュラムを作成
トレーナーの専門性が高い
イングリッシュカンパニーのトレーナーは、大学や大学院で、言語学や第二言語習得論を習得した方たちばかり。
ただ英語が得意なだけでなく、「言葉の成り立ち」や「人が言語を習得する過程」に精通した人がそろっているんです。
公式サイトでトレーナーのプロフィールを公開しているのも特徴です。トレーナーの質に自信があるイングリッシュカンパニーならではだと思います。
そんなイングリッシュカンパニーを運営する株式会社スタディーハッカーは2020年4月、ベネッセグループに加わりました。
これをきっかけとしてさらに知名度や話題性が高まり、「大学や大学院で得た専門知識を活かしたい」という熱意を持った方の応募が増えているのかもしれません。
2019年10月~2020年3月の採用率は1.6パーセントとのこと。厳しい審査を経ているからこそ、専門性の高い講師がそろっているのでしょう。
一人ひとりに最適なカリキュラムを作成
スタディーハッカーは、もともと大学受験用の予備校として始まったという歴史を持つ会社です。
そんなスタディーハッカーが運営するイングリッシュカンパニー。「第二言語習得論」という科学的な知見から効率的に英語力を伸ばすカリキュラムに定評があります。
そこに一人ひとりのトレーナーの高い専門性や豊富な知識が相まって、それぞれの生徒さんのレベルに最適なカリキュラムの提案に繋がっているんですね。
また一人ひとりに最適なカリキュラムを作ってくれるのには、スクール全体が利益よりも生徒さんの英語の上達を一番に考えていることも挙げられます。
これは今回の体験で私が感じたこと。
イングリッシュカンパニーにはメインのコースとも言える「全レベル対応パーソナルトレーニングコース(90日間、180日間)」があります。
でも私の場合はレベルチェックの結果「90日間付きっ切りのサポートは必要ない」ということで、より低価格のコースをおすすめしてもらったんですね。
今まで行ったコーチングスクールの中には、レベルチェックの後カリキュラムを作成してもらったものの「本当に自分のレベルに合ったカリキュラムなのだろうか」と疑問が残ることもあったんです。
一方でイングリッシュカンパニーは、各生徒さんが、時間やお金を無駄にせず効率的に学べるルートを示してくれます。
だからこそ結果が出るんだなと実感しましたね。
その証拠として、過去の生徒さんたちのTOEICスコアを、コース受講前と修了後で比較したデータがあります。
初級レベルで始めた方は200~300点、上級レベルで始めた方も100点以上伸びているのが分かります。(TOEIC対策が目的ではありませんが、上達を数値で見るためにデータを取っているそうです)
イングリッシュカンパニーだとなぜ英語の上達が早いのか。それは専門性が高いトレーナーのもと、自分に最適なカリキュラムで学べるからなんですね。
イングリッシュカンパニーをオンラインで体験
ここからは体験の様子をレポートしていきます。オンラインでの体験はZOOMを使用しましたよ。
新宿スタジオマネージャーおよびエリアマネージャーを務める渡辺さん。大学では英語学を学んだそうです。
渡辺さん:私は人が言語を習得するプロセスそのものに興味があります。科学的な知見から考えられたカリキュラムに沿って学んだ生徒さんが、上達していくのを見ると嬉しいですね。
ただ単に英語が得意程度の日本人ならたくさんいます。ましてや帰国子女だったら英語はペラペラですよね。
ただ渡辺さんのように「言語そのもの」、ある意味マニアックな勉強をしてきた人たちは多くありません。その知識を活かして教えてくれるのは、イングリッシュカンパニーならではだと感じます。
体験の流れはこんな感じでしたよ。
- 目標は「英語をイメージで捉える」
- 「速読トレーニング」を体験
- 上級クラスの「概念化トレーニング」を体験
目標は「英語をイメージで捉える」
まずはウォームアップ的な形で「英語を日本語に訳すのではなく、イメージで理解すること」の大切さを教えてもらいました。これは英文の内容をよりスピーディーに理解するため。
例えば中学や高校では「現在進行形の作り方は be+ing ですよ」という具合に、すべて文法の形から入り、それを日本語に訳して理解していったと思います。これが「文法訳読式」。
一方でイングリッシュカンパニーで目指すのは「認知文法」。日本語を介さずに頭にイメージを思い浮かべます。
例えば「This pen is ...」のようにbe動詞が聞こえてきたら「次はこのペンについての説明が来るんだな」と考えるイメージです。
渡辺さん:ではひとつ英文を読んでみるので、できるだけイメージで捉えるようにしてみてください。My brother is playing baseball with his friends in the park and my sister is shopping with her mother in Shibuya. どうでしょうか?
私:だいたいイメージできたと思います。
渡辺さん:じゃあ次は同じ英文を読むので、頭の中で日本語に訳しながら聞いてみてください。
上の文章、内容自体は簡単ですよね?ただ同じ英文を聞いて今度は日本語に訳そうとすると、なんだか全体像が見えにくくなりました。
私:日本語にすると時間がかかって全体像が見えてこないし、語順も違うから難しいですね。
そもそも語順が異なる日本語と英語。日本語に訳そうと思って聞くのではなく、前から前から理解していき、情報を追加していくような聞き方を目指すことが大切だそうです。
とはいえイングリッシュカンパニーのトレーニングでも、英語を日本語に訳す場面はあります。
ただそこでも「前からカタマリごとに」訳していくサイトトランスレーションというトレーニングを取り入れるんですね。
またリスニング音声に出てくる単語や文章の意味を日本語でしっかり理解した上で、生徒自身が何度も何度も英語を声に出す練習をします。
なので状況をイメージしながら英語が口から出てくる感覚が、少しだけ分かるようになりましたよ。
「速読リーディング」を体験
これはイングリッシュカンパニーの中核とも言えるトレーニング。約30秒のリスニング音声を使って、下記のように色んな角度からトレーニングを行いました。
- ヒント無しでまずは音声を聞く
- 内容が理解できているか確認
- 出てくる単語の意味を確認
- 文字を見ながらリスニング
- サイトトランスレーション
- リピーティングや音読
- 日本語をヒントに自分で音声を再現
ここまで徹底的にひとつの音声を聞き込み、意味を理解して、声に出して発音してみると、最後は日本語を見るだけでスラスラと英文が出てくるのに自分でもびっくりしました。
まずはヒントなしで音声を聞く、ファーストリスニングです。
大まかな内容は「美容院から電話が来て、予約のリスケジュールをお願いされた」というもの。概要について分かったことを渡辺さんに伝えます。
渡辺さん、「良いですね!よく理解できています」とさっそく褒めてくれます。
ただ詳細な情報について質問されると、やはり聞き取れていない部分もあることが分かりました。
そこで、リスニングに出てきた単語を確認してみます。
知らない単語はなかったんですが、ぼんやりとしか意味が分かっていないものもありました。単語の意味を瞬時に答えられるように、渡辺さんが英語を読んで私が日本語で答える練習をします。
次にリスニングで聞いた英文が、文字で画面に表示されました。これを見ながら渡辺さんが英文を音読するので再度リスニングをしてみます。
渡辺さん:先ほど答えられなかった詳細内容についてはどうでしょうか?
私:すべて理解できました!
単語の意味を確認して文字で文章を追えば、すべての内容が明確に理解できるようになりました。
次はサイトトランスレーション。
サイトトランスレーションとは同時通訳者も行うトレーニングで、英語を語順どおり前から日本語に訳していく学習法です。文章全体を聞いてから、キレイな日本語に訳すことはしません。
一文ずつ英語が表示されていくので、カタマリ(チャンク)毎に、素早く日本語に訳していきます。
このサイトトランスレーション、返り読みをせずに前から英語を理解していく力に繋がるので、先ほど書いた「英語をイメージで捉える」ための練習にもなります。
渡辺さん:意味理解のスピードも問題ないですね!
そのあとは渡辺さんに次いで英文をリピーティング。ここでも「状況を思い浮かべながら」というのを意識します。
次に表示されたのは、ところどころ英語が空欄になっているスライド。日本語訳と自分の記憶を頼りに、穴埋めをしながら英語を声に出します。
どんどん空欄が増え、最後は日本語訳のみが書かれた状態に。
ここまでの一連の流れが速読リーディングです。
30秒の音声って短くないし、文章に起こしたらそれなりの長さになります。
それでも最後には、日本語を見ただけで意外にもスラスラと英語が出てきたんです。これには自分でもびっくりしました!
フレーズも定着しそうですし、カタマリごとに前から意味を理解できるようになると、話を整理しやすくイメージも湧きやすそうですね。
ところどころ文法や発音についても確認してくれる渡辺さん。そして上手くできたら本心で褒めてくださるので、やる気も出てきました。
渡辺さん:音声変化もしっかり出来ているし、意味理解もよくできています。トレーナーが付きっきりの3ヶ月トレーニングは必要ないかなと思います。
ということで、メインのコースである全レベル対応コース(90日間)ではなく、下記2つのコースを勧めてもらいました。
- STRAIL(ストレイル)(3ヶ月)
- シニアトレーナー 60‐day program
STRAILは、生徒さんがより自立して学習を進めるサービスです。トレーナーと対面(もしくはオンライン通話)で行う面談が短い分、全レベル対応コースの半額ほどです。
シニアトレーナー 60‐day programは、イングリッシュカンパニーの中でも特に顕著な英語力アップに貢献したシニアトレーナーのみが担当。こちらも面談時間は少なめで、期間も短めです。
レベルチェックと言いながら、全生徒にほぼ同じカリキュラムを勧めるコーチングスクールも正直あるんです。
でもイングリッシュカンパニーは、例えそれがより低価格なコースであっても、生徒さん一人ひとりに合ったコースを勧めてくれました。これには好感が持てましたね。
上級者用の「概念化トレーニング」を体験
体験レッスンの結果、私はカリキュラム内容に速読トレーニングの他に「概念化トレーニング」も取り入れることを勧めてもらいました。
これは上級のグループクラスでも導入されているトレーニングで、特別に少し体験させていただきました。
まずは渡辺さんが、第二言語習得(SLA)の分野から見た、効率的な英語習得の順番について教えてくれました。
語彙文法>需要スキル(読む/聞く)>産出スキル(話す/書く)
渡辺さん:生徒さんの多くは、単語や文法の知識はある程度持った状態で入会されます。そして速読トレーニングで鍛えるのは、おもに受容スキルです。岩田さんの場合は産出スキルにフォーカスするトレーニングも取り入れます。
ただ「産出スキル(話す/書く)」って無限大ですよね。アウトプットすると言っても、テーマを決めないと始められません。
イングリッシュカンパニーが目指すのはビジネスで使える実践力。
ビジネス英語というと「ビジネスで使えるフレーズを身につける」なんていうイメージを持ってしまいますが、それよりもまず大切なことがあると言います。
渡辺さん:ビジネスで英語を使うとなると、プレゼン、商談、会議などを表すことが多いと思います。これらで必要なスキルは「相手を説得する話し方」ですよね。
確かにビジネスってお客さんや取引先と契約を交わしたり、自社の商品を購入してもらったりと、お互いの利益を追求しながら「相手を説得する場面」がほとんどですよね。
スピーキングには「話す内容を考える>文章を組み立てる>声に出して発音する」という過程があります。説得力のある英語に必要なのは「話す内容を考える」トレーニングです。
日本には同調の文化があり、相手を論理的に説得することが苦手な人が多いです。そこで英語らしい論理的な話の組み立て方を目指すべく、「理由を述べる練習」をしていきます。
英語の練習というよりは、英語圏で相手を納得させられる話の進め方の練習ですよね。なので始めは日本語で良いので、とにかく「理由づけるクセ」を身につけていきます。
渡辺さん:まずは本当にシンプルな会話から慣れていきます。では岩田さん、ケーキとアイス、どちらが好きですか?
私:えっと…アイスのほうが好きです。
渡辺さん:じゃあ私はケーキが好きという形で話を進めますね。ケーキのほうが良いです。なぜなら形が可愛いからです。というように、理由を述べてみましょう。
私:アイスのほうが良いです。なぜなら冷たくて美味しいからです。
アイスが好きな理由を述べたら、次は相手が好きなものに対してデメリットを挙げます。
渡辺さん:ケーキのほうが良いです。なぜならアイスは冷たすぎるからです。
私:アイスのほうが良いです。なぜならケーキは保存がきかないからです。
渡辺さん:良いですね!説得力のある理由づけになっていると思います。
日本語で練習したところで、次は同じことを英語で言ってみました。主張+理由をBecauseで繋げるだけです。
ここからはさらに会話を掘り下げて、
- なぜ冷たいほうが良いのか
「夏に食べるとひんやりして美味しいから」と答えると、
- 日本の夏ってどんな感じか
という質問にも答えていきます。
ここまでは渡辺さんのアシストがありましたが、最終的には自分で「結論>理由>その理由」という具合に話を繋げていきました。
これは本当にシンプルな会話例でしたが、「相手が納得できる主張」をするって大切ですよね。
海外では小さい頃からディベートのような授業も多いけど、日本ではみんなが賛成したら自分も賛成する、出る杭は打たれる、的な考え方が多いのも事実ですよね。
でも外国人相手にビジネスで英語を使うなら、自分の主張をしっかり伝えて相手に納得してもらうことが、より良い成果に繋がると思います。
ただ英語の知識を増やすだけでなく、このように英語という言語を使う人たちの話し方を学ぶのも、ビジネスにとても役立つと感じました!
イングリッシュカンパニーの口コミや評判は?
当サイトには、イングリッシュカンパニーの生徒さんから口コミが届いています。いくつか見てみましょう。
「学習の悩みにいつも具体的に答えてくれた」
「料金は高いけど、無駄にしたくないという思いも生まれたからよかった」
「戻り読みのクセがなくなり、前から意味を捉えていくクセがついた」
「言語学の研究をしていたトレーナーに、的確なアドバイスがもらえた」
トレーナーのスキル、サポート体制、カリキュラムについては良い口コミが非常に多かったです。料金については高いものの、効果には満足という声が大半でした。
一方で「やりとりのメッセージがいつも同じ」「トレーナーによって言っていることが異なり混乱した」などの意見も、少数ではありますが見受けられました。
トレーナーは多数在籍しています。良い口コミが大半なのですが、万が一合わないと感じたらスクール側に相談してみるのも良いと思いますよ。
イングリッシュカンパニーをオンラインで体験した感想
良かった点
- 専門性が高いトレーナーに学べる
- 自分に合ったカリキュラムだから効率が良い
- 資料も分かりやすく、対面と同等のサービス
イングリッシュカンパニーの強みは専門性の高いトレーナー。高い英語力を持っているのはもちろんなんですが、そのうえで「言語」という学問そのものに精通している人ばかりです。
英語学を専門とする渡辺さんも「言語習得の過程に興味があるんです」と言われていました。ここまで専門的な知識を持つトレーナーが集まっているコーチングスクールは他にありません。
トレーナーたちの専門性と、イングリッシュカンパニーの理念が相まって、一人ひとりが時間もお金も効率的に使えるカリキュラムが実現しているんだと思います。
私の場合も3ヶ月みっちりのトレー二ングは必要ないという判断をしてもらい、より低価格もしくは短期間で学べるコースを提案してもらいました。
また速読リーディングに加え、アウトプットに力を入れる上級者用のカリキュラムも取り入れるようカスタマイズしてくれましたよ。
またイングリッシュカンパニーは東京、大阪、京都、兵庫にスタジオを構えていますが、オンラインでもほぼ同じサービスが受けられることを再確認しました。
声がはっきりと聞こえますし、通話ソフトは画面共有や録画機能があるので対面より良い点もありますよ。
地方在住の方でも、東京にいるのと同じサービスが受けられる。本当に良い時代になったなと感じましたね。
気になった点
- 料金は安くない
コーチングスクールというサービスを選ぶ時点で、格安なことはあり得ません。なのでどのスクールにも言えることですが「ラクに英語を身につけたい」という方には向いていません。
短期間で英語を伸ばすことにはメリットがたくさんありますが、ただ会話を楽しみたい、外国人と交流したいという人は、オンライン英会話や通常の英会話スクールのほうが向いているでしょう。
体験に行ってみよう
オンラインでの通話システムがこれだけ発展している現在。
オンライン授業をする学校やテレワークを行う会社も増え、必ずしも人と対面で会わなくても、ほとんどのことができてしまいます。
トレーナーの専門的な知見、一人ひとりに合ったカリキュラムやアドバイス。だからこそイングリッシュカンパニーでは、効率的に英語を伸ばすことができるんですね。
イングリッシュカンパニーは安くはありません。でも最初に書いたように、短期間で効率的に英語を学べば、より早く多くのリターンを得ることができます。
「キャリアに活かしたい」などの強い動機があり、自分にウソをつかず頑張れる人なら、きっと料金以上のメリットが得られると思います。
ぜひみなさんもオンラインで体験を受けてみてくださいね。