今回は、イングリッシュカンパニーの上級者向け「ビジネス英会話コース」の体験授業を受けてきました。
TOEICのスコアを700〜800点以上出している人でも、「ビジネスの現場では通用していないな...」「子供っぽい英語になってしまう...」などと感じることってありませんか?
ビジネス英会話力をアップさせようと思った時、よくやるのがビジネス英単語やフレーズを覚えることですが、なかなかそれだけではプレゼンや商談を成功できる気がしませんよね。
というのも、やはりビジネスシーンでは話す内容の質が重視されます。ただ英語を話せばいいのではなく、わかりやすく説得力のある言葉で伝えられるかどうかが肝となります。
そのために重要となってくるのが「言葉の概念化」を鍛えるトレーニング。概念化とは、文章をつくる前に「話す内容を考える」こと。
ここでしっかりと頭の中を整理して、話したいことの骨組みをつくっておくと、格段に伝わりやすい内容にグレードアップして信用される英語に変わります。
イングリッシュカンパニーのビジネス英会話コースは、この「言葉の概念化」にフォーカスしながら「話す・聞く・書く・読む」の全てを鍛えるコース。
最後は英語でプレゼンテーションを実際に発表するというフィナーレまで用意されていて、まさにビジネスの現場で通用する実践的な英語を学ぶ内容です。
このコースの特徴や体験レッスンの様子、よかった点、気になる点などもご紹介していますのでぜひ参考にしてください。
イングリッシュカンパニー「ビジネス英会話コース」とは?
イングリッシュカンパニーは、第二言語習得研究の知見にもとづいたトレーニング法で、短期で英語力をアップさせる実績のある英語コーチングスクール。
パーソナルトレーニングからスタートしましたが、現在はそのメソッドを利用したレベル別のグループトレーニングもあり、リーズナブルにニーズに対応していると評判です。
グループトレーニングには、初級者、中級者、上級者向けのものがありますが、上級者向けのものが「ビジネス英会話コース」です。
まさに名前の通り、ビジネスに特化していて、商談やプレゼンなどで使える英語の習得を目指します。
コース | 対象者 | TOEIC目安 |
---|---|---|
初級 | 中高6年分の英文法を学び直したい | 500点未満 |
中級 | リスニングやリーディングの精度をあげたい | 500〜700点台 |
上級 | ビジネスで通用する英語を身につけたい | 730点以上 |
上級者向けの「ビジネス英会話コース」の大きな特徴としては、
- ビジネスに特化したアウトプット練習
- 3か月 x 週120分の少人数トレーニング
- 話す・聞く・読む・書くの全てを強化
- 3か月後のフィナーレはプレゼン大会
があげられます。ひとつひとつご説明していきますね。
- 参考:初級者向けコースを体験
- 参考:中級者向けコースを体験
ビジネスに特化したアウトプット練習
ビジネスで本当に通用する英会話は、日常英会話とはかなり違います。語彙力はもちろんのこと、論理立てた文章力なども必要ですよね。
このコースで主におこなうのは「言葉の概念化」のトレーニング。話す内容をどう組み立てるかというところからスタートします。
具体的には、
- 説明スキル(わかりやすく)
- 要約スキル(端的に)
- 説得スキル(意見と理由を言う)
- 会話スキル(円滑なコミュニケーション)
を鍛えます。
このコースでは、イングリッシュカンパニーではめずらしく、徹底的にアウトプット練習をおこなっていきますよ。
3か月 x 週120分の少人数トレーニング
トレーニングは全てオンラインで、週1回120分間 x 3か月。グループレッスンとはいえ定員は3名〜4名でペアワークも多いため、英語を実際話す機会はかなり多め。
コーチングスクールならではの日々の学習サポートも充実していて、トレーニングがない日も、学習記録をアプリに記録し、講師もそれを確認しながらアドバイスしてくれます。
入会金 | 55,000円 |
---|---|
受講料 | 242,000円(3か月) |
※全て税込みです
※別途、教材費6,380円と発送事務手数料がかかります
話す・聞く・読む・書くの全てを強化
週1のトレーニングでは「話す」アウトプットがメインですが、英語4技能が全て鍛えられるよう、ほかの6日間のプログラムがうまく組まれています。
自習で主に使用するのは、スマホを利用する専用ウェブサービス「イングリッシュカンパニーモバイル」。
イングリッシュカンパニーの看板トレーニング「速読リーディング」によって、「読む・聞く」を徹底的に訓練します。(くわしく知りたい方はこちらの体験記事へ)
1日30分〜1時間かけて自主トレーニングをおこない、その成果のシャドーイング音源を講師に送ってフィードバックを待ちます。かなり丁寧な指導をもらえますよ。
そして、「書く」課題も毎週あり、ネイティブ講師が添削を担当。スタート時は短めのものからチャレンジしますが、2、3か月目にはエッセイを書くことになるようです。
最後はプレゼンテーション大会
このコースのハイライトは最終月の模擬プレゼンテーションです。一連のトレーニングの集大成としておこなうのですが、2か月目の終わりくらいから準備を進めます。
1人の持ち時間は10分で、仕事、趣味など自由なテーマで各自準備します。構成、スクリプトを作成して、ネイティブチェックも入りますし、英文スライド作りのTIPSなどももらえます。
プレゼンテーションの発表後には、質疑応答も行います。そのような場面でも円滑なコミュニケーションがとれるように、コミュニケーションスキルもしっかり鍛えてもらえるんです。
これはまさにこのコースの最後を飾るイベント。受講生が最もいきいきしている瞬間だといいますよ。
「中級コース」や「全レベル対応コース」との違いは?
上級者向けのコースを考えている人の中には、同じグループレッスンの中級者向けコースやパーソナルトレーニングのコースとで迷っている人もいるかと思います。
どのような違いがあるのか順番に比較していきます。
中級者向けコースとの比較
まずは「中級者向けコース」との比較。
特にTOEICスコアが700点台の人は、どちらも対象に入るので悩むかと思いますが、大きく違うのはトレーニングの主軸がインプットなのか、アウトプットなのかということ。
どちらも英語の4技能を鍛えますが、中級コースの方がインプットトレーニングの分量が多く、「聞く・読む」にまだ自信がない人向き。
上級コースはアウトプット中心なので、「聞く・読む」がある程度できているという前提で「話す・書く」を徹底的に鍛えます。
パーソナルトレーニングコースとの比較
次は、パーソナルトレーニング「全レベル対応コース」と比較していきます。
パーソナルトレーニングは3か月と6か月のコースがありますが、ここでは上級者向けコースと同様に3か月のものとで比べています。
パーソナルトレーニング (全レベル対応コース) |
上級者向けコース (ビジネス英会話コース) |
|
---|---|---|
トレーニング形式 | マンツーマン | グループ (3〜4名) |
トレーニング時間 | 90分 x 週2回 | 120分 x 週1回 |
入会金 | 55,000円 | 55,000円 |
受講料 | 561,000円 (187,000円/月) |
242,000円 (80,667円/月) |
トレーニング の進め方 |
ひとりひとりの課題を発見してプラン作成 | カリキュラムに沿ってすすめる |
メニュー | インプット中心 | アウトプット中心 |
練習相手 | 講師のみ | クラスメイト、講師 |
カウンセリング | トレーニング時に可能 | なし |
※全て税込みです
※別途市販教材費がかかります
受講料は全レベル対応コースの方が2倍以上高いのですが、トレーニング回数も倍でマンツーマン。どこまでトレーナーのサポートが欲しいかで判断するのがいいと思います。
大きく違うのはトレーニングの進め方。パーソナルトレーニングではひとりひとりの課題をみつけて個別メニューを組み立てますが、グループだとそうはいきません。
しかし、グループであることのメリットもあって、クラスメイトがいると自分と違う文章の作り方のアイデアを聞くことができたり、多くの英語表現を学べたりもします。
特にこのコースで力をいれていく「概念化」のトレーニングは、人によって全く違う答えが飛びだすもの。ほかの人の最終プレゼンを聞くのも勉強になりますよね。
ビジネス英会話コースを体験してみました!
それではいよいよ、体験レッスンをご紹介をします。
担当してくださったのは北原菜月トレーナー。今日は2名で体験しました。
- スクール紹介と学習メソッド(12分)
- 体験1:説明スキルを鍛えるトレーニング(15分)
- 体験2:意見と理由を言うトレーニング(15分)
- ビジネス英会話コースの紹介(8分)
- Q&Aタイム+学習アドバイス
という流れで進みました。
50分ほどコース紹介やトレーニング体験があり、残りの時間で質問したり今後の学習のアドバイスをもらったりできます。
それでは順番にご紹介していきます。
スクール紹介と学習メソッド
まずは、ビジネス英会話コースの趣旨を説明。
第二言語習得研究の知見に基づいていて、「ビジネスで相手を説得できる英語力を身につける」ことを目標としてトレーニングをしていくとのこと。
そして、このコースで特に力を入れている「概念化」のトレーニングの必要性について詳しく説明してくれました。
そもそも英語を話す際、私たちは、「概念化→言語化→調音・文字化」というプロセスを経ているとのこと。
その中で最も大事なのは最初の「概念化」なのですが、多くのスクールでは言語化と調音しか練習しないといいます。
トレーナー:概念化、つまりネタ作りがすっきりしていないまま言語化すると、わかりにくい英語になってしまうんですよね。
特に英語圏では、話のロジックはとても重視されます。私も少しややこしそうな話をする時は、必ず文章構成のネタ帳をつくってから挑んでいます。
それも話したいことが論理的にまとまっていると、丁寧に言葉を選ぶ余裕がでてくるので、よりわかりやすい英文になるといつも感じます。
概念化には一定の「型」が存在するようで、このコースではまずは型を使って練習するところからスタートするそうですよ。
体験1:説明スキルを鍛えるトレーニング
今回は2つのトレーニングを実際体験しました。1つ目は「説明するスキル」を鍛えるトレーニング。
トレーナー:では早速ですが、英語でこのグラフを説明してみてください。まずは、20、30秒ミュートにして考えてみましょう。
これはいきなり難しい。どこからスタートしたらいいかわからないし、それも英語だと余計頭が混乱します...。
すると、北原トレーナーから助け舟が。
トレーナー:いきなり英語でとなるとなかなか難しいですよね。では順を追ってやっていきましょう。最初は日本語で自由に描写をしてみましょう。
とはいえどこから説明したらいいのか迷っていたら、例文を紹介してくれました。
- このグラフは〜を示しています。
- 横軸には〜が見えます。
- 縦軸には〜が見えます。
- 3つの特徴があります。1つ目は〜です...
このようなものが、いわゆる説明するための「型」とのこと。いきなり説明ハードルが下がりました。
トレーナー:大きなカテゴリーなどから入っていって、それから詳細を説明していくと、わかりやすくなるんです。
これは大きいところから始めてじわじわと特定していくイメージですね。相手にも伝わりやすいだけでなく、自分の頭の中も整理されます。
トレーナー:それでは、2分ほどそれぞれミュートにして、今度は先ほどの内容を英語で言ってみましょう。
トレーナーは必要に応じてミュートで練習する時間をくれますので、自分で考えて声にだす練習ができます。オンラインレッスンの強みをうまく生かしていると思いました。
その後、順番にそれぞれの英文を発表し、模範解答でチェック。ポイントとなる「横軸=horizontal axis」などの単語を確認していきました。
トレーナー:実は全てのトレーニングでやりっぱなしにならないように、目標を設定しています。
具体的には、それぞれ「概念化の目標」と「言語化の目標」があり、たとえばこのトレーニングでは、
- 概念化の目標:General → Specific の順序で説明を組み立てる
- 言語化の目標:名詞句・名詞節を効果的に使う
ということを目指します。
たとえば、グラフの横軸を説明するのに、「You can see the top 11 countries on the horizontal axis.」というように「上位11か国」を名詞句にする練習なども行いますよ。
このひとつの練習問題でも、知らないうちに、概念化、単語、フレーズ、文法、瞬間英作文づくりなど、様々なスキルを一気に鍛えられているな、と感じました。
体験2:意見と理由をいうトレーニング
次は、意見と理由をいうトレーニングを試しました。
トレーナー:Which is better, working from home or working at the office? (在宅勤務とオフィス勤務、どちらのほうがいいですか。)まずは、理由をすばやくたくさん日本語で言ってください。
私は「オフィス勤務の方がいい」という側になり、指定された型に合わせて、
- オフィス勤務の方がいいです。なぜなら、同僚と会話ができるから
- オフィス勤務の方がいいです。なぜなら光熱費がかからないから
などとメリットをどんどん挙げていきました。
トレーナー:それでは、それらの文を英語で言ってみましょう。
私:Working at the office is better because I can talk with my colleagues. Working at the office is better because we can save...(光熱費って英語でなんだろう?)
途中で、単語でつまずいてしまいましたが、口からでまかせでOKとのフォローが(笑)。このトレーニングでは、機械的に意見と理由を瞬発的に言うことが大事とのこと。
とはいえ、言えなかった単語が気になっていたところ、模範解答例の中から、
トレーナー:光熱費は utility bills 。この場合は、Working at the office is better because we can save utility bills. となりますね。
と教えてくださり、すっきり!こうやって自分が言えなくて困った単語をすぐに教えてもらえると頭に定着しやすいですよね。
その後、繰り返し「意見+理由」を練習しましたが、いつの間にか理由が口から流れ出るようになるのを感じました。「型」が身についてくるとはこのようなことなのですね。
トレーナー:次は論理的で説得力のある文章とは何か、ということを考えていきます。ライティングスキルの向上にも役立ちます。どちらの文章の方が説得力があると感じますか。
これは、先ほどのリモート勤務の良いところを伝える文章。
最初の文章は、理由を羅列しただけのものでちょっと子供っぽい。しかし、下の文章になると、具体例などが入っていてわかりやすく感じますよね。
トレーナー:因果関係のない理由がばらばらと並んでいるより、具体例などを入れて因果関係がある理由がある文章の方が説得力が増します。話を「垂直に掘り下げていく」のがポイントです。
先ほどの文章が英語になると、次のようになるとのこと。
「意見と理由→具体例→得られるメリット→再度結論」と、流れがとても論理的。やはり構成がわかりやすいと、一気に説得力が増しますね。
さらに黄色の部分 will improve にも大事なTIPSが入っているとのこと。
トレーナー:助動詞 will によって100%の断定を避けて自分の意見を伝えられます。さらに、因果関係を明確に表す他動詞 improve はビジネスシーンでは効果的に働きます。
こういうちょっとした気の利いた言い回しなどで、英語の印象はガラッと変わります。このようなTIPSは自分ではなかなか習得できないので、とても貴重だと思いました。
最初はまるでなぞ解きゲームのような始まりでしたが、最終的にはしっかりとスピーキングとライティングの要素のつまった高度なトレーニングに変わっていき驚きました。
ビジネス英会話コースの紹介
次にコースのスケジュールやサービス内容、料金などの説明がありました。
3か月のトレーニングメニューは鍛えるスキルごとに丁寧に組まれているとのこと。
最初の月は説明するスキル、2か月目は要点をまとめるスキル、3か月目は意見と理由を言うスキルを重点的に学びます。会話をスムーズに進めるスキルのトレーニングは全体を通しておこなうとのこと。
そして、最終月はプレゼンテーションの準備にとりかかり、最後にひとりひとり発表をおこなうというのが大きな流れです。
Q&Aタイム
最後に質疑応答タイム。いろいろな質問に答えていただきました。
Q:1日の自習時間はどのくらい必要ですか
だいたい1日1〜1.5時間くらいで終わる量です。
まずはレッスン内でおこなったトレーニングを新しいトピックスで練習してくるという課題がでますので、それを練習してきてもらいます。
また、ライティング添削が毎週2本あり、ネイティブ講師が添削をおこないます。これはトレーニング内で一部をおこない、残りを書いてきてもらうという仕組みです。
そのほか、イングリッシュカンパニーモバイルを使うトレーニングをおこなっていただきます。だいたいみなさん1日1本の教材を30分から1時間くらいかけてやっているようです。
Q:レッスンを欠席した場合は?
振替はできませんが、レッスンの録画を視聴しながら各自練習することが可能です。
Q:グループレッスンだと自分の課題をみつけにくいのでは?
パーソナルトレーニングのように、ひとりひとりの課題を講師が丁寧にみつけていくことはできませんが、自分で課題を見つけられる仕組みをつくっています。
全てのトレーニングで「他動詞を効果的に使う」のような具体的な目標が設定されているのですが、毎回レッスン後にその日におこなったトレーニングの目標リストが配られます。
そのリストを見ながらクリアできたかどうかを自己評価してもらうのですが、スプレッドシートで管理しているため更新も可能ですし、講師も確認しつつ指導に生かしています。
Q:レッスン外でのサポート体制は?
毎日、専用アプリのスタディプラスに学習記録をつけてもらっていて、講師もチェックしています。また、このアプリにはメッセージ機能があり、講師に質問も可能です。
ほかにも受講生専用サイトがあり、アプリの使い方の動画や自習用の動画のコンテンツなども自由に見ることができます。
体験して感じたこと
良かった点
- 思ったよりアウトプットの機会が多い
- 最終プレゼンを目標にがんばれそう
- 自習コンテンツが豊富で質が高い
- 講師の説明がわかりやすい
- 実践的な内容でビジネスに特化している
インプット重視のイングリッシュカンパニーで、意外にもアウトプット練習量が多かったので驚きました。2時間のトレーニングで相当スピーキング力を鍛えられそうです。
1か月ごとに取り組むトレーニングが変わり、最後にプレゼンを自分たちでおこなう、という3か月のプログラムの流れがいいと思いました。
対面トレーニングが週1回なのを心配していましたが、自習コンテンツがしっかりしているので、そこは心配がなさそうです。
気になった点
- 振替ができないので休めない
- 個別カウンセリングがない
このコースは振替がききません。毎月、平日夜と週末開講のクラスがあるので、しっかりと選ぶことが大事だと思いました。欠席した場合は、録画で視聴してどんどん質問しちゃいましょう。
また、個別カウンセリング時間がないので、じっくりと相談しながら学習を進めたい人はパーソナルトレーニングの方が向いているかもしれません。
「ビジネス英会話コース」に向いている人は?
- 実践的なビジネス英語力を磨きたい人
- 1ランクアップの英語力を身につけたい人
- アウトプットをとことん鍛えたい人
- TOEICスコアは良くても話せない人
- 第二言語習得研究の知見に興味がある人
ある程度の英語基礎力がある人で、話すのが苦手な人や、ビジネスで一目置かれる英会話を身につけたいと思っている人にぴったりのコースです。
第二言語習得研究に基づいた科学的根拠のある学習法で、ただ話すだけの英語から、信頼を勝ち取る英語力を身につけることができると思いました。
他のコーチングスクールとの比較
他社とはどのような違いがあるのでしょうか。
同じようにビジネス英語に特化したコースのある、他のコーチングスクールと比較しました。
イングリッシュカンパニー | プログリット | レアジョブ | トライズ | |
---|---|---|---|---|
代表的なコース | ビジネス英会話コース 242,000円 (入学金 55,000円) |
ビジネス英会話コース 544,500円 (入学金 55,000円) |
スマートメソッド 594,000円 |
ビジネス英会話コース 577,500円 (入学金 55,000円) |
期間 | 3か月 | 3か月 | 4か月 | 3か月 |
1か月あたりの料金イメージ | 80,300円 | 181,500円 | 148,500円 | 192,500円 |
トレーニング形式 | グループ (3〜4名) |
マンツーマン | マンツーマン | マンツーマン |
レッスン | 120分 x 週1回 (3か月) |
なし | 50分 x 週5回 | 25分 x 週3回 (プライベート)+ グループレッスン受け放題 |
面談 | 60分 x 週1回 (面談) |
期間中5回 | 月2回 |
※トライズはキャンペーン料金です。
料金は、イングリッシュカンパニーが他社の半額ほどと圧勝です。というのも、他社は全てマンツーマンでのトレーニング形式だから。
マンツーマンは手取り足取りひとりひとりの課題をみつけて、個別プログラムを組んで教えてもらえますし、学習の悩み相談などもしやすいです。
しかし、そのような個別カウンセリングの必要性をそこまで感じないのであれば、イングリッシュカンパニーのビジネスコースはおすすめです。
対面トレーニング時間が少ないということも安い理由のひとつだと思います。
とはいえ、自習プログラムは豊富に用意されているので、自学習をこなしていけるのであれば問題はないと思います。
まとめ
ビジネス英語を学ぶことのできるスクールは数多くありますが、しっかりと話す内容の骨組みからトレーニングをおこなっているところはあまり多くありません。
しかし、実はビジネスシーンではそこが一番といってもいいくらい大事なことで、内容が論理的でないと信用を勝ち取ることができずに話が進まない、なんてことも多いんですよね。
イングリッシュカンパニーは第二言語習得研究の知見を用いた科学的トレーニングをおこなっているスクール。
学習を習慣づけるために、人の行動を科学的に研究する学問「行動科学」を用いて指導したりしています。このプログラムはそれだからこそ生まれたものなのかもしれませんね。
今までほかのビジネス英会話コースなどで効果が見られなかった人にもおすすめのコースです。気になった方はまずは体験レッスンを受講することをおすすめします。
- 参考:中級者向けコースを体験
- 参考:パーソナルトレーニングを体験