こんにちは!TOEIC満点のKyokoです。英語コーチング「プログリット」の無料カウンセリングを、オンラインで受けてきました。
英語コーチングとは、自分に合った方法で1日2~3時間の自習ができるよう、コンサルタントさんがサポートしてくれるサービスです。
- 参考:英語コーチングとは?
今この記事を読んでいるみなさんは「英語が上手になりたい」と思っていらっしゃると思います。でもその中で「3時間x1ヶ月毎日、本気で英語を勉強したことがある」という方、どのくらいいるでしょうか?
「自分はそのくらい本気でしたことがある」「その結果、英語力が伸びた」という方は、コーチングに通う必要はありません。根気があって、さらに自分にとって正しい学習法を知っているということですからね。
でも実際は「英語は上手になりたい。でも日々の忙しさから先延ばしにしてしまっている」という方が大半ではないでしょうか?私もその気持ち、よく分かります。
そんな方には、コーチングは良い選択肢だと思います。
コーチングの相場は月15~20万円と高額。
でも今まで英語学習を先延ばしにすることで失ってきたチャンス、これから英語を伸ばすことで掴めるチャンスを考えると、支払うお金以上の価値があるという考え方もできますよね。
コーチングの中でも知名度が高いプログリット。料金は3ヶ月で544,500円(月あたり181,500円)です。
私がオンラインでカウンセリングを受けて感じた良さは、この3つ。
- 入会後のビジョンを具体的に描ける
- スケジュール管理を徹底してくれる
- オンラインのデメリットがない
「ある程度は人の目があったほうが頑張れる」「自分で納得して始めたことには全力を注げる」という方にオススメだと思いました。
対面で受けたプログリットの無料カウンセリングの様子も、ぜひ読んでみてくださいね!
プログリットの無料カウンセリング(オンライン)
無料カウンセリングから入会後にある週1回の面談まで、オンラインコースの通話はZOOMもしくは生徒さんの希望に応じてGoogle Meetsなどで行われます。
まず無料カウンセリングを予約したら、ZOOMのURLリンクが送られてきました。当日、時間になったらURLをクリックするだけ。Mayuさんが入室を許可してくれると、すぐに通話が始められました。
数年前まではオンライン通話といったらスカイプだったのに、最近はZOOMが身近になりましたよね!
画質や音質もZOOMのほうが良い気がするし、URLを送ってもらうなら登録も不要(パソコンの場合)なので、とても便利です。
この日のカウンセリングは1時間ほどでした。流れはこんな感じです。
- 学習目的のヒアリング(5分)
- レベルチェック(20分)
- 自習カリキュラムの提案(15分)
- システムの説明(15分)
- 質疑応答(5分)
まずは学習目的のヒアリングから
まずは、
- なぜ英語を伸ばしたいか
- どんな状況で英語を使うか
- 具体的にどんなレベルを目指すか
などについて聞かれます。私の目的は、電話に対する恐怖心をなくすこと。電話って相手の口の動きが見えないし、音質が悪いこともあるので、やっぱり聞き取りにくいんですよね。
仕事でも何年も英語を使ってきたのに、いまだに原稿を書いてから電話することも…(笑)そのほうが落ち着いて話せるので、リスニングも少しだけ楽になります。
ということで、目標は「電話でネイティブと対等に話せること」です。
続いてレベルチェック
一人ひとりのレベルや目的に合ったカリキュラムを提案することで、効率を高めるプログリット。そのためまずはレベルチェックで、色んな角度から生徒さんの英語力を分析します。
- 単語
- リスニング
- 瞬間英作文
- 1分間スピーチ
ここは簡単に書いていきますね。
単語
まずは単語力。英語を見て日本語に訳します。かなり易しめなものから、おそらく英検準1級レベルのものまでありました。
思い出すのに時間がかかる単語もありましたが、何とかすべて答えることができました。
リスニング
リスニングは2つ。1つ目は1分間ほどの音声を聞いて内容を日本語で答えるもの、2つ目は空欄を埋めるディクテーションです。
1つ目の内容は難しめでした。スピードも速かったので、100%は聞き取れず…。
2つ目のディクテーションでは、ZOOMの画面共有機能を使います。難しいとは感じませんでしたが、数字がひとつ書き取れませんでした。
(数字を聞き取るのって難しくないですか?汗 10,000に対して日本語には「万」という便利な単位があるのに、英語では「10x千」と表すので、いつもこんがらがってしまいます…。)
瞬間英作文(口頭で日本語→英語の翻訳)
Mayuさん:私が日本語を言うので、できるだけ間髪を入れず英訳してみてくださいね。
問題は5~6問。文法は得意なほうなので、英訳は正しくできました。
とはいえ頭の中で文章を組み立て終わってから一言目を発するクセがあるため、難しい文法になると少し間が空いてしまいました。
スピーチ
最後は1分間のスピーチ。Mayuさんの質問に対して、1分間話し続けます。
よく聞かれるトピックだったのである程度はスムーズに答えられましたが、慣れないトピックなら戸惑っていたと思います。いきなり1分間話し続けるのって、緊張しますね…。
自習カリキュラムの提案をしてもらえました
レベルチェックの結果をもとに、私の目的とレベルに合ったカリキュラムをその場で組んでくれます。
今まで色んなコーチングの無料体験を受けたことがありますが、この時点では抽象的なカリキュラムしか教えてくれないところもありました。
でもプログリットはこの時点で具体的に「この学習を1日何分やりましょう」というところまで教えてくれるんです。
私は白黒つけないと不安になってしまうタイプなので、こうやって何も隠さず教えてくれるコーチングには好感が持てます。
まずカリキュラムの提案の前に、私たちがリスニングとスピーキングをするときに無意識に辿っているプロセスを教えてもらいました。
リスニング
- 音声知覚:音声信号を耳で受信する
- 意味理解:イメージが湧く/日本語訳できる
スピーキング
- 概念化:話したいことをイメージする
- 文章化:正しく文章を組み立てる
- 音声化:声に出して発音する
この中でスピーキングの「概念化」は、頭の中で日本語もしくはイメージのみで行われることもあります。
でもその他のステップはすべて、私たちが中学や高校などで得てきた「知識」を介して行われています。例えば単語、単語の発音、文法、構文、コロケーションなど。
だからレベルチェックでは、ちゃんと知識があるか、またその知識が素早く引き出せているかを見ていたんですね。
それを踏まえて提案してもらったカリキュラムがこちらです。
- シャドーイング
- 瞬間英作文
- 単語の英訳トレーニング
- 多読
- オンライン英会話
これを1日計3時間x3ヶ月続けます。
シャドーイング
日本人の多くはリスニングの中でも「音声知覚」が苦手とのこと。例えばネイティブが話すときに起こる音声変化に慣れていないことなどが理由です。
私もレベルチェックのときリスニングで聞き取れない部分があったり、ディクテーションで数字が書き取れなかったりしました。
シャドーイングをして、ネイティブの発音やスピードに慣れ、ネイティブと自分の発音の差を埋めることで、音声知覚に使うエネルギーを減らすことができます。
そうすると「意味理解」に集中できる、つまりリスニングに効果があるということだそうです。
シャドーイングに使うのはTED Talks。
TOEICスコアを伸ばすのが目的の人ならTOEICのリスニング音声をシャドーイングしたり、同じTED TalksでもレベルによってWPM(=Words Per Minute/1分間の単語数)が違う音声を提案したりするそうですよ。
瞬間英作文
スピーキングの「文章化」のスピードを上げるために瞬間英作文を行います。
私の場合は、文法や単語の知識はあるけど、そこから取り出してくるスピードをもっと上げられるとのこと。
例えば「What's your name?」という使い慣れたフレーズなら、文法だとか語順だとかを考えなくてもパッと出てきますよね。複雑な文章であっても、このフレーズ並みに瞬時に出てくるレベルを目指します。
筋トレのようにトレーニングすればするほど、瞬発力は上がっていくそうですよ。
単語の英訳トレーニング
私たちはリーディングやリスニングで理解できる「受容知識」よりも、スピーキングやライティングなどアウトプットで使える「産出知識」のほうが格段に少ないそうです。
これって読めても書けと言われたら絶対ムリな漢字が多いのと、少し似ていると思います(…違いますかね?笑)。
私も、この「産出知識」を増やすことが大切とのこと。
たしかに普段から似たようなフレーズばっかり使ってしまうんです。知っている単語のレベルと、1分間のスピーチで使える単語のレベルの差が大きかったんだと思います。
これを短時間で分析してくれるコンサルタントさんは、さすがです。
ということで英→日なら簡単に訳せるレベルの教材を使って、瞬発的に日→英に訳すトレーニングをしていきます。
多読
多読の目的はリスニングの「意味理解」のスピードを速めるため。私たちは英語を聞いても無意識に日本語に直してから理解しようとしたり、日本語の語順を基準に考えようとしたりするクセがあります。
でもそれだと音声はどんどん進んでしまいますよね。
多読で気をつけるポイントはリスニングを巻き戻せないのと同じように「前に戻らず読み進めること」「速めのテンポを意識すること」「分からない単語も文脈から推測できる易しいレベルの教材を使うこと」。
多読で100万語を読めば、英語脳になると言われているそうです。
オンライン英会話
オンライン英会話は外部のサービスを使うので別料金。ディスカッションメインで進めます。
学習の成果を試す実践の場であり、またスピーキングの「概念化」にも役立つそうです。
英語には「結論を言ってから理由を言う」などという、日本語とは異なるルールがあります。これに慣れるためにもディスカッションを行うんですね。
ちなみにオンライン英会話は録音します。「なぜ上手く聞き取れなかったか」「なぜ言葉が出てこなかったのか」などを分析して復習するためです。
システムについての詳しい説明
最後はサポートシステムや料金、期間についての説明。料金や期間については公式サイトにあるので、ここではポイントを絞って書いていきますね。
- スケジュールシートを作成
- チャットサポートは毎日
- 週1回の面談あり
スケジュールシートを作成
プログリットでは、目標を明確にして、ちゃんと達成できているか数値化することを大切にしています。
これって英語に限らず、ビジネスやスポーツでも大切なことですよね。
毎日のチャットサポート
スケジュール管理を徹底しているのも、プログリットの大きな特徴。コンサルタントさんとの毎日のやりとりには、LINEを使います。
生徒さんは予定していた学習を始める前と終わった後にメッセージを送ります。逆に学習が滞っている方には「どうなっていますかー?」と進歩を伺うメッセージがコンサルタントから届いたりも。
スケジュール通りに学習が進んでいると、賞賛や激励の言葉も送ってくれます。
私がいくつか見てきた英語コーチングの中でも、プログリットは連絡がかなりマメなイメージです。
またLINEでは毎日のシャドーイングも添削してくれます。シャドーイングを録音して送ると「ここはこう発音すると良いですよ」などとアドバイスをくれますよ。
週1回の面談あり
コンサルタントによる週1回の面談。1週間の振り返りをして、翌週の詳しいスケジュールを立てます。
ここでは1週間の成果を見るために、単語の英訳や瞬間英作文をその場でやったり、シャドーイングの抜き打ちテストをしたりするとのこと。
瞬間英作文のスピードを過去のものと比較したりと、ここでも数値化をして上達をチェックします。
オンラインでプログリットを体験した感想
良かった点
- カリキュラムを具体的に教えてくれる
- オンラインサポートが徹底している
- ZOOM面談のデメリットを感じない
無料カウンセリングの時点で、入会したら具体的にどんな学習を何分やるのかクリアになるのは嬉しいポイント。「この学習はリスニングのこのプロセスを強化するため」と言語化してくれるので、納得感が強いんです。
何のためにやっているのか分からないトレーニングほど苦痛なものはないし、なにより効果があると自分自身が信じて進めないと身にならないですからね。
またシャドーイング添削を含めて、オンラインでのやりとりが多いこと。ある程度は監視の目があるほうが良いプレッシャーになると思います。
あとはZOOMで面談を受けることについて、デメリットは見つかりませんでした。音質も画質も良かったし、教材も見やすかったです。時間も節約できるし、なにより校舎がない地域でも利用できるのがいいですよね。
気になった点
- オンライン英会話が外部サービス
オンライン英会話は月6,500円ほどなので、カリキュラムのひとつに取り入れるのは良いと思います。
ただ外部のサービスを使う以上、コンサルタントと振り返りはするものの、実際の会話を聞いてもらえるわけではありません。
プログリットのコンサルタントさんと実践的な会話をしてアドバイスをもらう場が週1回ほどあると、さらに良いなと思いました。
プログリットはどんな人に向いている?
- 人の目があったほうが頑張れる人
- 白黒つけたいタイプの人
- 知識はあるけど実践が足りていない人
まずプログリットは連絡をマメにとって、ちゃんと管理してもらうことで頑張れるという人に向いています。
またプログリットはとてもフェアで、カウンセリングの時点ですべての判断材料をくれるんですね。
英語のプロによるカリキュラムなので効果はあるはずですが、それでも人によって、好みや、合う合わないもあると思います。なので自分が納得したことならしっかり頑張れるという人にオススメです。
レベルについては初~中級の方に向いていると思います。初心者なら基礎のインプットは自分でしたほうが効率的だし、上級の方ならネイティブと話す機会があったほうがいいと思うからです。
オンラインで無料カウンセリングを受けてみよう
急に話が飛びますが、私は最近ジョギングを頑張っています。目標は10㎞55分。2ヶ月前は65分を切れなかったんですが、今は60分を切れるようになりました。
本当はジョギングなんて、しんどいからキライです。でも続ければダイエットに効果があることを自分自身が信じているからこそ、頑張れるんです。
また1㎞5分30秒を目安に計算しながら走っているので、少しでもタイムが上がると励みになります。さらに自分より速い人に伴走してもらうと、良いところを見せたいからか、タイムが必ず上がるんですよね。
何を伝えたいかというと、英語も同じだと思うんです。
「この学習にはこういう効果がある」と自身が納得していること、ゴールと進歩を数値化すること、プロのコンサルタントに伴走してもらうこと、これらは時にしんどいと感じる学習を続けていく上で大切だと思います。
そして正しい方法で学習を続ければ、効果は必ず出てきます。
実際にプログリットでは、生徒さんのTOEICスコアを受講前と受講後に比較しています。
なかには400点台と初心者レベルで始めた生徒さんが3ヶ月で800点台に、600点台で始めた生徒さんが2ヶ月で900点台になったというケースも。
上記はTOEICコース受講者のデータを約1年にわたり集計したもの。TOEICコースとはいえTOEICのためだけの対策をするわけではないですが、学習の成果はスコアにも確実に表れていますよね。
みなさんもぜひプログリットの無料カウンセリングを受けてみてください。自分に合っているか、しっかり判断できる1時間になると思います!