コーチングスクールの中でも知名度が高いプログリット(PROGRIT)。
「リスニング力が格段に伸びた」「今までで一番効率良く学習できた」などその効果を評価する声がある一方で、「料金が高い」「上達を感じられなかった」などの口コミも見かけます。
そこで、プログリットを含めて多数の英会話サービスを利用してきた私が、プログリットの事業部長さんに「気になる口コミ」について直撃インタビューをしてきました。
プログリットへの入会を検討していても、気になる口コミを目にしてしまうと、やっぱり気がかりですよね。
今回は突っ込んだ質問にも赤裸々に答えてもらったので、ぜひプログリットが自分に合ったサービスかどうか見極めるための参考にしてください。
プログリットってどんなサービス?
通常の英会話スクールでは、週1回、他の生徒さんと一緒にネイティブ講師を囲んでレッスンを受けますよね。
ただこれだと、生徒さん同士にレベルの差があるし、なにより週1時間しか英語に触れていません。これで英語力を劇的に伸ばすというのは、無理があります。
一方でプログリットは、「学習の生産性(=効率的な学習法の提示)」と「学習時間の最大化(=目標達成に必要な時間の捻出と習慣化のサポート)」に特化しています。
そのため生徒さんの、
- 英語を伸ばす目的
- 現在の英語レベル
- 日々のスケジュール
などを考慮して、一人ひとりに合ったカリキュラムを作成。1日2~3時間の自習をサポートするために日本人コンサルタントを付けています。
詳しくはこちらの記事を読んでくださいね。
「気になる口コミ」について、中の人に直接聞いてみました
口コミ数No.1の当サイトには、プログリットを利用した方から80件以上の口コミが届いています。その中には、良い口コミもあれば、気になる口コミも。
今回は気になる口コミの中から、声が多かったもの、また私も個人的に疑問に思っていたものを5つピックアップしました。
- 料金が高すぎる
- 思うような効果が出なかった
- コンサルティングが期待と違った
- 英会話レッスンが無いのが不満!
- 本当に「個別」カリキュラムなの?
「実際どうなの?」という質問に始まり、「どうやったら解決するの?」という部分まで詳しく話を聞いてきましたよ。
「料金が高すぎる」という声
これについてはまず柴田さんのお話の前に、2つのポイントを押さえましょう。
- 相場と比較してプログリットは高いのか
- 英語学習を「投資」と考えられるか
相場と比較してプログリットは高いのか
3ヶ月の 受講料 |
面談 | 英会話 レッスン |
|
---|---|---|---|
プログリット | 577,500円 | 60分x週1 | 外部サービス (別料金) |
A社 | 544,500円 | 90分x週2 | ー |
B社 | 580,800円 | 50分x週2 | 外部サービス (受講料に含む) |
C社 | 539,000円 | 60分x月2 | 50分x週2 |
※すべて税込です。
※全社、別途入会金が55,000円かかります。
結論として、プログリットはコーチングの相場と比べて「平均的な価格」と言えます。
受講料は一番安いですが、面談が短めで、英会話レッスンが別途での支払いとなるからです。
英語学習を「投資」と考えられるか
私は個人的に「英語力が本当に伸びるのであれば、50万円は安い」と考えます。
英語が上達すると、お給料が増えたり、より良い条件の会社に転職できたりしますよね。そうすると、50万円は長くても2~3年で取り戻せる数字です。
ここまで、
- 相場に対してプログリットは平均的
- 英語を投資と考えるなら50万は高くない
という話をしました。
ここからは柴田さんが答えてくださった「プログリットの価値」です。
- 3人の役割を担うコンサルタントの存在
- 卒業後に自走できるようサポート
一人で三役を担うコンサルタントの存在
柴田さん:英語に悩みを持つ生徒さんに対して、プログリットのコンサルタントは一人で三役を担っていると考えています。
- 医者:英語が苦手な原因を分析、課題解決のための教材と進め方を提案する
- 秘書:24時間の使い方を見直し、タイムマネジメントを行う
- 伴走者:時に励まし時に厳しくしながら、完走までのモチベーション維持を手伝う
各生徒さんに合った学習法を提示。それを達成できるようにスケジュール管理やモチベーション維持までサポートしてくれるとなると、ある程度の金額がかかるのも納得です。
1日2~3時間の学習を目指すプログリット。特に「秘書」と「伴走者」の役割は、他サービスと比べても徹底していると感じます。
柴田さん:「時間が取れない」と言う生徒さんについては、時間の捻出が不可能なのか、精神的な理由なのかを見極めます。その上で1日のスケジュールを洗い出し、どこにスキマ時間があるか一緒に見つけます。
LINEでは、生徒さんのことを本気で思うからこそ、時に厳しいことも伝えるとのこと。
コンサルタント同士、どうしたら生徒さんが前向きに学習と向き合えるのか議論することもあるそうです。
卒業後に自走できるようサポート
柴田さん:目標達成のためには長期間での学習が不可欠です。プログリットでは、生徒さんが卒業後も自走できるようサポートをしています。
英語学習に魔法はありません。いくら効率良く学んでも、初心者が3ヶ月でペラペラにはなりません。
でも学習習慣が身に付けば、プログリット卒業後も自分で学習を続けてさらにレベルアップできますよね。
「3つの役割を担うコンサルタントのもと、卒業後も役立つ習慣を身につける」
これを価値ある投資と考えられない方は、プログリットのみならずコーチングが向いていないかもしれません。
英語が話せれば、人生が変わります。私としては、プログリットは価値のある投資だと思います。
「思うような結果が出なかった」という声
「TOEICスコアが伸びなかった」「期待していた効果を感じなかった」との声もありました。
もちろん100人の生徒さんがいれば、効果も様々。ここでは、
- 結果が出やすい人と出にくい人
- より高い効果を感じるには
という点に絞って質問しました。
結果が出やすいのは「信じる人」
柴田さん:結果が出る人は、まず納得して学習されています。コンサルタントがお伝えすること、頑張れば結果は付いてくることを、信じてくださっています。
私が体験を受けて感じたのは、プログリットは他サービスに比べて無料カウンセリング(レベルチェック)の時点で具体的にカリキュラムを教えてくれるということです。
例えば「シャドーイングは1時間、語彙は30分。この教材のこのレベルを使って、このように進めてください」という具合に。
これも「入会後のイメージを描いて、納得して始めてほしい」との思いから来ているのだと思います。
プログリットのカリキュラムは上智大学の吉田研作氏が監修。科学的に効果があると証明されたものばかりです。
でもこの時点で「その学習法は続けられなさそう」とか「前にやったけど効果が無かった」と感じてしまう人は、入会しないという選択もできます。
柴田さんが言われるように、自分で納得して学習を進めないと、一生懸命取り組むことすら難しくなりますからね。
目標を明確にして、周りに宣言する
入会を決めた生徒さんが、より高い効果を感じるために気を付けることはあるのでしょうか。
柴田さん:入会前に目標を明確にすること、周りのみんなに「今プログリットに通っていて、3ヶ月で結果を出すんだ」と宣言すること。これらを実行すると効果を感じやすいです。
「コンサルティングが微妙だった」という声
「LINEのフィードバックがマンネリ化していた」「コンサルタントの英語レベルやコンサルティングスキルに疑問を感じた」などの声です。
これについては率直に、
- 実際どんなLINEサポートがあるのか
- コンサルタントの採用基準や研修制度
を聞きました。
柴田さん:LINEのやりとりでは、シャドーイングの添削、質問への回答、悩みへの激励などを行います。
また生徒さんは1日に割り当てられた学習すべてに対して、「今からシャドーイングを始めます」「終わりました」という連絡を入れるとのこと。
これはやりとりと言うよりも、自分自身に適度なプレッシャーをかけられるからです。
柴田さん:コンサルタント同士、生徒さんの悩みにどう寄り添えば良いか、どう返信したらベストかなど、相談し合います。
次にコンサルタントさんの英語レベルや研修制度について。
プログリットでは、採用の時点では英語力よりも人間性を重視しているそう。そのうえで、
柴田さん:コンサルタントは全員、半年に1回TOEICを受験します。950点以上取れるまで受験を続け、常に英語力を評価される立場にあります。
さらに採用後の研修ではコンサルティングについて徹底的に学び、その後も1年に何度も研修を受けるそうです。
英会話スクールが英語を教えてもらう場なのに対して、コーチングは個々に合った学習法を提案してもらい、自習をサポートしてもらうのがサービスの本質です。
コンサルタントの英語力は、もちろん大切。でも人間性や寄り添う力を重視しているというのも納得できますよね。
ただどうしても人間同士なので、合う合わないがあるのは仕方の無いことです。
「さぼってしまった時、前向きに励ましてほしい」という人もいれば、「常に厳しくしてもらったほうがモチベーションになる」という人もいるでしょう。
柴田さん:コンサルタントと合わないと感じた場合、まずはどう合わないかをヒアリングします。その上で、主にその部分を解決できるコンサルタントをアサインします。
コンサルタントと合わないと感じた場合は、すぐにスタッフの方に相談しましょう。
「英会話レッスンが無いのが不満」という声
「オンライン英会話は自分で受講するため、どこまで効果があるか分からない」「別料金なのが不満」といった声もありました。
プログリットは公式サイトで、英会話レッスンは行いませんと明言しています。これは英語力向上に大切なのは、アウトプットよりもインプットだと考えているから。
なのでこのあたりは始めから、プログリットの本質は英会話レッスンでないという認識を持つことが必要です。
アウトプットには外部サービスのオンライン英会話を利用しますが、どのように利用すれば良いかというアドバイスは行っているとのこと。
柴田さん:目的やレベルによって、講師の国籍や使う教材についてアドバイスします。また「新しく学んだフレーズを使ってみましょう」などの助言も行いますよ。
私は、低価格の外部サービスで外国人講師によるレッスンを取り入れるのは、効率的で理に適っていると思います。
そもそもコンサルタントは英会話講師ではないし、週1回程度の英会話レッスンでは意味が無いですからね。オンライン英会話なら、毎日レッスンを受けても月1万円弱と格安です。
ただいくつか口コミにもあったように、オンライン英会話の費用も受講料に含まれていると、なお良いなとは思いました。これについては、今後に期待しましょう!
「本当に個別カリキュラム?」という声
「個人に合わせたカリキュラムと言いつつ、自習内容はみんな同じ」という声もあります。
これ、実は私も気になっていたところ。シャドーイング、語彙、口頭英作文、オンライン英会話と、やることはみんな同じというイメージがありました。
柴田さん:確かに、ある程度の型はあります。ただ各トレーニングにかける時間、使う教材の内容やレベル、これらを組み合わせると無数の型があります。
無料カウンセリングでは、リスニングスキルとスピーキングスキルを、それぞれ下の図のようなステップに分けてチェックします。
この結果によって、単語帳のレベル、シャドーイングに使う教材、それぞれの学習にかける時間の比率など、すべてカスタマイズしているとのこと。
シャドーイングの教材については、リスニングの理解度によってWPM(Words Per Minute=1分間に話される語数)まで考えて選ぶそうですよ。
確かに「他の人と同じカリキュラムだった=個別カリキュラムじゃない」というのは、違いますよね。
シャドーイングも口頭英作文も語彙学習も、すべて効果が立証されたトレーニングです。私もTOEIC満点を取るレベルになるまで、実際これらの学習をコツコツ行いました。
科学的に効果が立証された基本の型をもとに、各生徒さんのレベルや目的に合った学習法を提案しているということですね。
プログリットはどんな人に向いている?
どんなサービスにも、向き不向きはあります。プログリットはどんな人に向いているのでしょうか?
- 英語学習を投資だと思える人
- 目標がしっかりしている人
- 納得したことは頑張れる人
プログリットは相場と比べても平均的な価格。なので英語が伸びるのであればお金は惜しくない、と思える人であることは大前提です。
その上で柴田さんが言われたように「いつまでにどんな目標を達成するか」というイメージを持っている人。生活に起こる変化がイメージできれば、モチベーションになりますよね。
またプログリットは無料カウンセリングの時点で、入会後にどんな学習を進めるか具体的に示してくれます。
それを聞いた上で、自分が納得して入会を決めたのなら最後までやり遂げること。
もちろん途中で挫けそうになることもあると思いますが、その時はプログリットの強みであるオンラインサポートを頼りましょう。
無料カウンセリング受付中
プログリットの気になる口コミを見て「実際どうなんだろう?」と思っていた方にとって、少しでも疑問が解決されていたら嬉しいです。
プログリットには、もちろん良い口コミもたくさんあります。
「卒業後も自分で学習できるので、トータルでは安いと感じた」
「シャドーイング添削が素晴らしく、発音も伸びた」
「コンサルタントのおかげで完走できた」
無料カウンセリングは、対面でもオンラインでも可能。興味がある方はぜひ受けてみて「自分は納得して始められそうかどうか」見極めてくださいね。