海外就職の際にエージェントとの英語面接で聞かれたこと

こちらは「海外就職 in 東南アジア、そして「英語」」の続編です。シンガポールのあるエージェントでは、ローカルのシンガポーリアンと英語での面接をしました。内容はキャリアや仕事の背景に関する質問が多かったです。

面接での質問内容と返答

1)なぜ今シンガポールにいるのか

解答)就活のため

2)なぜシンガポールで仕事をしたいのか

解答)生活インフラが良い、多文化な生活・職場環境がある、前職経験を活かせる環境がありそう

3)前職のインドで通訳翻訳は、どうやって探したか

解答)グーグルで 「翻訳 募集 インド」 のキーワード検索

4)なぜインドだったのか

解答)当時は実務経験が無いので日本で仕事がなく、海外の方が仕事があると思ったので

5)インドではどんな仕事をしたか

解答)仕様書・単体テスト・マニュアル・QA・見積もり 等の日⇔英翻訳
また、クライアント訪問時のアテンド、ビジネス会議での逐次通訳など

6)シンガポールではどんな仕事をしたいか

解答)前職の通訳翻訳スキルを生かせる仕事、または英語力が活かせそうな仕事

7)シンガポールの滞在はどのくらいか

解答)基本決まるまで。マレーシアで面接が入る可能性もあるので、その場合は出国も。

8)シンガポールでの就業はどのくらいのスパンで考えているか

解答)とりあえず2-3年。そのあとは分からない。

9)他社での内定・エントリーなどはあるか?

解答)先週一社内定を以前もらったが、キャンセルされてしまった。面接日程が決まったこともあったが担当者が出張の為延期になった。現時点では書類を数社に送った状態なので、返事待ち。

10)趣味はなにか

解答)バスケットボール。きっかけは学校でのクラブ活動の顧問になったこと

こんな感じの内容を英語でさくっと話しました。最初の1〜2問位はまだエージェントが話すシングリッシュに若干慣れていなかったので質問を聞き返してしまいましたが、すぐになれました。

【課題】英語メールを書いてください

エージェントの中で一社だけ、面接時に英語でのメールが書けるかをテストされました。

問題:あなたの会社が、社外の人も呼ぶ大きなカンファレンスを持つことにしました。オフィシャルな招待のメールを書いてください。(時間10分)

盛り込む内容:(用紙に書いてある)日時、場所、内容、申し込み期限

という感じでした。手書きが汚いので担当の人が読めるか若干不安なのと「オフィシャルなメール」といった感じの表現が若干気になりましたが、一応書きました。

担当の方がパッとみて「まぁOKそうですね、というか、早いですね」との回答をいただきました。

一応、今までの経験から、社内メールは全部英語だったのでなんとかまとめて、内容は確実に伝わるものを書きました。

実務なら、「去年の招待メール、または類似メールありますか?」で昨年のメールをベースに詳細を変えて送ると思います。面倒ですので...

感想

日本人にとってはやはりハードルが高いと思いがちな英語面接ですが、極めて普通な質問が多いです。ただし、こういった質問に英語で明確に答えられないと、英語で仕事も難しいかもしれません。

あとはアジアでの就活ならその国の人が話す英語に、カウチサーフィンなどで知り合いを作って、慣れておくほうがいいかもしれません。

自分の仕事や専門分野ならその内容は英語で話せる必要があるので、日常の業務で「これ英語で何ていうんだっけ?」と意識をしておくといいのではないでしょうか。次回は電話での英語面接の内容をご紹介します。