こんにちは!TOEIC満点のKyokoです。
トライズとプログリットの両方に行った私が、この2社を様々な角度から比較して、それぞれがどんな人にオススメか考察しました。
- 英語での業務が上手くいかない
- 海外出張や駐在が不安で仕方ない
- 英語を伸ばしてキャリアアップしたい
と感じているみなさん。
週1回通うタイプの英会話スクールではなく、トライズやプログリットのようなコーチングスクールを考えている時点で、かしこい選択をしていると思います!なぜならコーチングスクールには、
- 毎日2~3時間の学習を徹底できる
- トレーナーが二人三脚でサポート
という特徴があるから。本気で頑張れば、個人差はあれど確実に力は伸びるでしょう。
でも「続けられるか不安…」「高いから、しっかり吟味したい」って思いますよね?
実際、同じように「コーチング」と呼ばれるスクールでも、自習の仕方からレッスンの頻度まで、学習内容はそれぞれ大きく異なります。
そこでみなさんが気になる点はもちろん、15年以上英語学習を続けてきた私が大切だと思う点まで、色んな視点からトライズとプログリットを比較しました。
口コミも参考にしつつ、「こういう人にはこっちがオススメ」という結論まで出しているので、参考にしていただけると嬉しいです。
トライズとプログリットの特徴は?
まずはトライズとプログリットの特徴を、できるだけ簡潔に書いていきます。ちなみに基本的に2社とも、
- 個人に合った教材や学習法を提案
- 1日2~3時間の自習
- ほぼ毎日トレーナーとやりとり
という点は共通していて、これはほぼすべてのコーチングスクールにも当てはまります。
トライズは「1年で実践力を伸ばす」
トライズの大きな特徴は、プログラムの長さ。コーチングといえば2~3ヶ月と短期間のイメージがありますが、トライズのプログラムは基本的に1年間です。
みなさんご存知のように、日本語と英語は、文字から語順までなにかと違いが大きい言語。つまり日本語が母語の私たちが英語を身につけるのはとても大変で、最低でも2,400時間はかかると言われているんです。
中学と高校で受けた英語の授業時間をマイナスしても、1,000時間は足りていない。つまりトライズは「1日3時間ほど勉強するとしても、約1年はかかる」と考えているんですね。
そしてスピーキングの機会が多いのも、実践を大切にするトライズの特徴。そのため、ほぼ自習のみというコーチングスクールも多いなか、トライズには英会話レッスンが週3回もあります。
プログリットは「正しい自習を習慣づける」
プログリットのモットーは「効率x学習時間」。コーチングでは平均的な2~3ヶ月という期間で「一人ひとりに合った方法で、確実に学習時間を確保する」ことが目標です。これを実現するための特徴が2つ。
- ビジネス、TOEIC、TOEFLiBTと目的別のコース展開
- 1日毎の徹底的なスケジュール管理
英語って2~3ヶ月でペラペラになるわけじゃありません。トライズの1年という期間だって、ネイティブと対等にミーティングができるようなレベルになるには十分じゃないと思います。
プログリットはそれを踏まえて、生徒さんに「卒業後も自力で、かつ正しい方法で学習を続ける力」を身につけてほしいと考えているんです。
だから一人ひとりに合った学習法の提案を強みにしていて、かつ生徒さんの起床時間や通勤時間まで見たうえで入念に自習のスケジュールを立てるんですね。
トライズとプログリットの大きな違いは?
2社の特徴を簡単におさえた上で、大きな違いを一言で表すと、
- トライズは1年、プログリットは2~3ヶ月
- トライズは実践型、プログリットは自習型
だと思います。
もちろんトライズにも自習はあるし、プログリットにも実践はあります。
ただどちらを重視しているかといえば、トライズは英会話レッスンが週3回あるため実践の機会が多く、プログリットはトライズを上回る自習サポートがあると言えるでしょう。
トライズとプログリットを細かく比較
ここからはもっと掘り下げて2社を比較していきますが、その前に基本情報を表にまとめてみました。
トライズ | プログリット | |
---|---|---|
校舎 |
【関東】 ・新宿三丁目 ・日本橋 ・品川
【福岡】 ・福岡天神
※完全オンライン可 |
【関東】 ・品川 ・神戸三宮 |
料金 | 1年で約120万円〜 (キャンペーン価格) |
3ヶ月で約60万円 |
コース 期間 |
・スピーキング(1年) ・TOEIC(2ヶ月) |
・ビジネス(2ヶ月/3ヶ月) ・TOEIC(2ヶ月/3ヶ月) ・TOEFL iBT(3ヶ月) ・IELTS(3ヶ月) |
レッスン |
・プライベート 週0〜3回(選択制) ・グループ 週0〜1回(選択制) |
なし (オンライン英会話) |
面談 | 月2回 | 週1回 |
上達度 チェック |
Versant(月1回) | Versant(入会時と修了時) |
自習内容 | ・シャドーイング ・レッスンの予習 ・洋画のスピーキング など |
・シャドーイング ・単語暗記 ・多読 ・瞬間英作文 など |
教材 | 市販教材 | 市販教材 |
オンライン サポート |
毎営業日(週5日) | 毎日(週7日) |
※Versant=仕事で使える語彙、発音、流暢さなどを測るテスト。80点満点。
まず校舎数はほぼ同じ。完全オンラインコースがあるのも共通です。つまり通常なら校舎で行われるレッスンや面談がオンラインでも受けられるということ。
日本中どこでも、さらに海外からでもサービスが受けられるんですね。
自習内容はひとりひとりの目的やレベルによってカスタマイズされるので、あくまで一例なのですが、全体的にこのような違いがあると思います。
- トライズ=スピーキング重視。単語も映画など自然な会話から習得。
- プログリット=語彙、文法、リスニングなどを総合的にカバー。
一方でコースの種類や料金、またレッスンや面談については大きな違いがあります。
これらについて詳しく書くため、下記4つのポイントにおいて、トライズとプログリットを細かく比較していきます。
- 料金や支払いについて
- コースの種類について
- レッスンや面談について
- オンラインサポートについて
月単価はトライズのほうが安め
まずは料金。コーチングスクールは全体的に高いので、お金については最初にしっかり把握しておきたいですよね。
ここでは2社の代表的なプログラムの料金を比べました。
一括払い | ||
---|---|---|
トライズ (1年) |
プログリット (3ヶ月) |
|
入会金 | 55,000円 | 55,000円 |
コンサル費 | 203,500円 | ー |
受講料 |
986,100円 |
544,500円 |
合計 |
1,244,600円 |
599,500円 |
月単価 |
103,717円 |
199,833円 |
分割払い | ||
---|---|---|
トライズ (1年) |
プログリット (3ヶ月) |
|
回数 | 最大48回 | 36回 |
月々の支払い | 24,300円〜 | 13,200円〜 |
金利 | 8.5% | 8.5% (カード会社による) |
※トライズの料金はキャンペーン適用価格です。
どんなサービスでも期間が長いほど単価は下がるもの(ジムでも年間契約のほうが月契約よりお得)なので、単純には比べられないのですが、料金を月あたりに直すとトライズのほうが10万円ほど安め。
また英会話レッスンが週3回あることも考えると、プログリットよりもトライズのほうが若干安いと言えるでしょう。
実はもう少し安く受講する方法が!
トライズは定期的にキャンペーンを行っています。例えば2023年10月現在は「受講料最大39万円割引」というキャンペーン(1年プログラムの場合)。
またプログリットには一般教育訓練給付制度の対象コースがあります。「入会金+受講料の合計の20%もしくは最大10万円」が返ってきます。いくつか条件があるので、こちらのページを見てくださいね。
これらの制度は利用する他ないと思います。
返金制度についても要チェック
これだけ高額なので、途中でやむを得ず解約することになったときのことも考えておきたいですよね。
トライズ(1年) | プログリット |
---|---|
・受講開始後1ヶ月は全額返金 ・2ヶ月目以降は残りの受講料から手数料(※)を引いて返金 |
・受講開始後30日は全額返金 |
(※)5万円もしくは残りの受講料の20%の安いほう
詳しくは無料カウンセリングで確認しましょう。
コースの種類はプログリットが多め
基本的にトライズは「1年で実践的な会話力を伸ばすプログラム」(=メインのスピーキングプログラム)を売りにしてきました。現在はそれに加えて2ヶ月のTOEICプログラムもあります。
その一方でプログリットは、ビジネスマンに需要の高い「ビジネス英語」や「TOEIC」、さらに海外留学や移住に必要な「TOEFLiBT」と「IELTS」にも対応しています。
なので目的が「TOEFLiBTやIELTSのスコアを伸ばすこと」なら、必然的にプログリットを選ぶことになると思います。
アウトプットの機会はトライズが圧倒的
まずは「レッスン」と「面談」の違いをおさえておきましょう。
- レッスン=普通の英会話スクールのレッスンと似たイメージ。英会話を練習する場
- 面談=自習内容が身についているか口頭でチェックしたり、翌週のスケジュールを立てたりする場
そしてトライズとプログリットでは、この「レッスン」と「面談」に大きな違いがあります。
トライズ | プログリット | |
---|---|---|
レッスン | 週3回 ・マンツーマン25分x週0〜3回(選択制) ・グループ50分x週0〜1回(選択制) フリートーク・グループ英会話受け放題 |
なし (必要に応じてオンライン英会話に各自入会) |
面談 | 月2回 | 週1回 |
※トライズのマンツーマンレッスンはオンラインで行われます。
トライズのレッスンはすべてトライズに所属するネイティブ講師が担当。ディスカッションが中心で、人前で自分の意見を伝える力を身につけることが目標です。
レッスン担当のネイティブ講師と面談担当の日本人トレーナーが、チーム体制で生徒さんをサポートします。
一方でプログリットには、いわゆる英会話レッスンはありません。スピーキング練習が必要だと判断した場合は、トレーナーがオンライン英会話への入会を勧めます(料金は別途)。
もちろんスケジュール管理を徹底するプログリットらしく、オンライン英会話のレッスンもしっかりスケジュールに組み込み、どんなレッスンをどのくらいの頻度で受ければいいかまでアドバイスしてくれます。
日本人トレーナーによる面談については、プログリットのほうが多いです。頻度はトライズの2倍。1日3時間も自習をするわけなので、定期的に内容を見直したほうがいいのは、言うまでもないですよね。
ただ個人的には、スピーキングを伸ばしたいなら、やはりトライズがオススメ。
プログリットでは面談でシャドーイングの口頭チェックもするし、生徒さんはオンライン英会話でアウトプットもできます。
ただ自習内容を決める肝心のトレーナーが、生徒さんのスピーキングレベルを対面で把握する機会がないのは、やっぱりどうかと思うんです。
毎日のサポートはプログリットが優勢
次はコーチングスクールの特徴である、毎日のサポートについてです。
普通の英会話スクールだと、レッスンに足を運んだらそれで終わり。宿題が出ることはありますが、翌週のレッスンまでスクール側と連絡を取ることってほとんどないですよね。
でもコーチングスクールのサービスには「ほぼ毎日のトレーナーとのやりとり」が含まれています。生徒さんとトレーナーは、メールやLINEなどオンラインソフトを使って連絡を取り合うんですね。
- きちんと自習が進められているか確認
- 生徒さんの英語に対する質問に回答
- 生徒さんを激励
トライズでもプログリットでも生徒さんは1日3時間ほど学習することになるので、このサポートがどれくらい徹底しているかは気になるポイントですよね?
トライズとプログリットは公式サイトで、サポートについてこのように書いています。
トライズ | プログリット | |
---|---|---|
サポート頻度 | 営業日は毎日(週5日) | 毎日(おそらく週7日) |
サポート内容 | ・学習内容の報告 ・それに対するアドバイス ・質問に回答 |
・学習の開始と終了の報告 ・シャドーイングの添削 ・質問に回答 |
手段 | 独自のアプリ(学習報告) メール(やりとり) |
LINE |
営業時間 | 火~金13:00~21:15 土10:00~17:30 (日月は休み) |
平日12:30~21:00 土日9:30~18:00 |
まずトライズは営業時間が週5日。日月はお休みです。
一方でプログリットは毎日営業しており、さらに「質問には24時間以内に必ず返信します」と書いています。曜日を限定するような記載はありません。
もちろん「やりとりが多い=サポートが手厚い」わけではないんですが、スケジュールの組み方からシャドーイングの添削まで、ネットでの口コミを含めてプログリットのほうが徹底している印象は受けました。
ただ「質問に的確に答えてくれるか」「アドバイスが的を得ているか」などは別問題です。やりとりの質については、どのコーチングスクールでも、トレーナーのスキルによるとしか言えないと思います。
口コミを比較しました
当サイトは英会話スクールの口コミNo.1です。トライズとプログリットの口コミを見てみましょう。
トライズ
良かった点
「ネイティブ講師の丁寧な指導がよかった」
「トレーナーのサポートのおかげで継続できた」
「グループレッスンのメンバーが支えになった」
気になった点
「レッスンの振替ができないのが難点」
「マニュアルに沿った返事という感じがした」
「料金が高すぎる」
日本人トレーナーのサポートの丁寧さに対しては満足という声が多いですが、指摘や回答については「的を得ていない」という口コミも。
レッスンについても、講師を高く評価する声もあれば、一貫性がないという声もありました。
やはりこのあたりは担当者によるとしか言えませんね。ただ全体的には1年間頑張れたのはトレーナーさんのおかげという声が多かったです。
ちなみにレッスンの振替は基本的にはできないんですが、月1回ペースなら可能とのこと。1年間は英語を最優先にするというやる気が必要ですね。
トライズのすべての口コミはこちらを確認してくださいね。
プログリット
良かった点
「使える教材やオンライン英会話を教えてもらえた」
「シャドーイングの添削は満足。音声変化も学べた」
「スケジュールも課題も細かく設定してもらえる」
気になった点
「指摘がマンネリ化し、表面的な感じがした」
「トレーナーの英語レベルが高くないと感じた」
「料金が高すぎる」
効果の高いと言われるシャドーイングを毎日添削してもらえるのは、プログリットの強みだと思います。
ただトライズと同じく、トレーナーや毎日のサポートについては賛否両論のようです。人によっても合う合わないがあると思うので、気になれば正直に相談するのがいいと思いますよ。
プログリットのすべての口コミはこちらを確認してくださいね。
結局どっちがオススメなの?
ここまで見てきたトライズとプログリットの特徴や違いを踏まえて、それぞれがどんな方に向いているのか考察しました。
トライズが向いているのは…
- 1年間続けられる人
- スピーキング力や実践力を伸ばしたい人
- 他のメンバーと関わったほうが頑張れる人
実践を重視するため、ネイティブレッスンを週3回行い、自習にも映画など生の英語を取り入れているトライズ。スピーキング力や自分の考えを伝える力を伸ばしたい方には、トライズをオススメします。
週1回のグループレッスンで会うクラスメイトの存在も励みになると思いますし、オシャレな自習スペースもあるので仲間と切磋琢磨できると思います。
英語のレベルやニーズに応じてカスタマイズされたプログラムも提供されています。
初心者には日本人講師による文法指導も実施、初心者のVersantスコアを2ヶ月で22〜42点まで上昇させた実績もあります。
最短2ヶ月で実用的な基礎力を習得する初心者用コースも開講されています。
プログリットが向いているのは…
- 短期間で力を伸ばしたい人
- TOEFLiBTやIELTSを伸ばしたい人
- 徹底的に管理されたほうが頑張れる人
- 超初心者でまずは知識を入れたい人
プログリットの強みは、一人ひとりの生活スタイルを見たうえでの徹底的なスケジュール管理と毎日のオンラインサポートです。
単語、文法、リスニングと基本を固められるカリキュラムになっているので「まずは知識を増やして初心者から脱したい」という方に向いていると思います。
また効率を最優先したい方にもオススメ。自分のレベルと100%一致するわけではないグループレッスンを排除し、関わるのはトレーナーさんのみという環境に身を置けるからです。
ただし「いきなり意見を求められた場合の対応」など、生の会話に触れる機会は少ないです。オンライン英会話を使うことも多いですが、そこでの会話をトレーナーさんがチェックできるわけではないですからね。
TOEIC対策なら?
「会社に提出するためにTOEICスコアを上げたい」というのが目的の方もいらっしゃいますよね。
プログリットには初期からTOEIC対策コースがあって、そのノウハウはトライズよりも上だと思います。
ただトライズのTOEICコース(2ヶ月)には週2回のプライベートレッスン(オンライン/日本人講師)と週1回の面談があって、プログリットよりも講師と話す機会が断然多いんですね。
なのでTOEIC対策には個人的にトライズをオススメしたいです。
どちらも無料カウンセリング実施中
トライズとプログリットを色んな面から比較してみました。いかがでしたか?
コーチングスクールって、本当に高いですよね。だからこそ簡単に決められるものではないと思います。
ただこれからの時代、英語がどれだけ大切になってくるかも、みなさん痛感していらっしゃると思います。
週1回英会話レッスンに通うだけでは、なかなか英語は伸びません。いくら宿題や自習をすると言っても、誰のサポートもなしに1日3時間も学習できる人は少数派なのではないでしょうか?
しかも1日3時間費やしても、それが自分に合った方法なのかは分からないし、いざ疑問が出てきたときに相談できる相手が欲しいですよね。
なので高くても確実に力が伸びるなら、コーチングスクールは将来のための正しい投資だと思います。
トライズとプログリットは両社とも、無料カウンセリングを行っています。勧誘はほとんどないとの口コミが多いので、まずは実際に足を運んでみてはいかがですか?
みなさんの英語力をチェックしたうえで、どんなカリキュラムで進めていけばいいか提案してもらえますよ。