今ではスマホを持っていれば、どこでも英語学習できるようになりました。様々な学習アプリが出ていますが、今回は学習継続や学習効率アップに効果的なアプリをご紹介します。
どれも私が今まで色々試してきた中でおすすめできるものばかりで、現在も利用中のものがほとんどです。
Flashcards deluxe
単語カード(Flash Card)アプリです。受験で紙の単語カードを使ったことがある方は多いと思います。これはそのアプリ版です。
CSVファイルで単語と日本語のペアを用意しておき、スマホをPCに接続するか、dropbox経由で転送します。
私は以下の画像のように、英単語をコロケーションで覚える際によく使っています。
使い方は紙の単語カードと一緒ですが、アプリでは正解、不正解を記録して不正解の単語だけ繰り返したり、記憶に定着し易いようにシャッフルする機能があり、紙より断然便利です。
これで電車に乗っている時などスキマ時間に単語学習ができるようになりました。
アプリの料金は600円ですが、制限のあるLite版は無料です。試してみて使えそうと思ったら有料版を買ってみましょう。
ちなみに、本のデータをCSVに入力するのは結構大変なので、LancersなどクラウドソーシングでCSVに依頼するのもいいと思います。分量によりますが、1冊5,000〜10,000円で入力してもらえます。
似たアプリで「Anki」というアプリがあり、こちらも多くの方に使われているようです。こちらはスマホアプリだけでなく、Mac、Windows、Linux/BSDにも対応しています。
iPhone用「Flashcards deluxe」のダウンロードはこちら
SpeedUp Player
高性能音声プレイヤーです。音声ファイルの巻き戻しや早送りがし易いインターフェースになっており、リピーティングやシャドーイングをする際に便利なアプリです。
私は以下の画像のように、8秒戻し、5秒戻し、3秒戻し、3秒早送りを設定しています。
インターフェースが良く出来ており、片手で再生=>停止=>巻き戻しができますので電車の中でもシャドーイングをすることができます(もちろん声を出すわけにはいきませんが...)。
iPhoneの場合、iPhone内のitunesのライブラリから音声を直接インポートできます。
Lite版(無料)とPro版(400円)がありますが、最初に一度払うだけなので、Pro版がおすすめです。
30/30
こちらは、時間管理アプリです。高性能なタイマーという感じでしょうか。
柔軟に設定出来るので用途は様々だと思いますが、私の場合は、集中学習時間25分、休憩時間10分というような組み合わせを作って学習時間の管理に使っています。
それを毎日2〜4サイクルこなすようにしています。毎日1サイクルをリピーティングとシャドーイング、もう1サイクルを瞬間英作文という感じです。
英語学習する際はいつもこのアプリを使うことで安定して日々コツコツと学習を続けることができます。
この方法自体は、ポモドーロ・テクニックという、25分単位で集中する時間管理術とほぼ同様のやり方でして、「ポモドーロ・テクニック」で検索すると沢山記事が出てきますので興味ある方はそちらをご覧ください。
focus@will
作業用BGMを流してくれる、ストリーミング音楽サービスです。カフェなど周りの音が気になる場所で問題集を解く場合に役立ちます。
BGMは歌詞のない、作業に集中するのに適したものが用意されており、さらにClassicalやUp TempoなどからBGMの種類を選択することができます。
似たサービスはいくつかあるようですが、私は仕事用にも使っているので、月額3.99ドル払ってこちらを利用しています。無料でも利用できますが、無料版は連続で1時間までしか利用することができません。
iPhone用「focus@will」のダウンロードはこちら
Studyplus
学習記録サービスです。日々の学習時間を、教材毎に記録することができます。過去の記録は直感的でわかりやすいグラフで表示されます。英語学習は日々の継続が上達の王道ですからこのようなアプリを活用して記録しておきましょう。
いかがでしょうか。今回紹介したようなアプリを使うと学習継続や学習効率に好影響があるかもしれません。スマホを持っている方は一度試してみていただければと思います。