バックパッカー流英語術

皆様はじめまして。バックパッカー兼、居候起業家をしております、はやし英語教祖しんじと申します。

元々は工業高校で先生をしていたのですが、自由な生活がしたくなりバックパッカーとなりました。たまに働いては海外を放浪を繰り返しているうちに、8、9年ほど経過してまいました。

そのため旅行に不自由しない程度の英語はできるようになりましたが、所詮は付け焼き刃。あるとき英語をちゃんと身につけようと決意し、自分なりに工夫してTOEIC350点から3ヶ月弱で倍の700点まで上げました。

これはTOEICの試験対策せずのスコアアップなので、なかなか有効な勉強法だったのではないか、と考えています。この連載では、この勉強法を「バックパッカー流 英語初心者脱出術」として皆様にご紹介したいと思います。

まずは、「そこそこ」英語が出来る人になろう!

私は今、英語を使って輸入販売業をしています。毎日のように英語でメールを書き、たまに英語で電話の応対もしています。

こう書くとまるで凄く英語が出来る人のようですが、自分の仕事でやる分には「そこそこ」の英語能力で大丈夫なのです。世の中には、翻訳や通訳など英語のプロフェッショナルでないと就けない仕事が存在しています。

「英語を使って仕事をする」と言うと、そんな英語のプロの仕事を思い浮かべますが、その遥か手前の「そこそこ」でも、できることの可能性は大きく広がります。

あなたがもし「英語初心者」なのならば、まずは「そこそこ英語ができる人」を目指してみてはいかがでしょうか?

英語初心者を脱出! でもあなた、本当に英語初心者?

「英語は受験英語で充分。」なんて、よく聞きますよね。確かに「そこそこレベル」に達するには、大学受験の英文法や語彙で充分でしょう。しかし、それは大学受験の勉強をしっかりやった人たちの話。

例えば私は、工業高校から指定校推薦で大学に行ったので、全く受験勉強をしていません。また、多くの中卒・高卒の人たちは、どうすればいいのでしょう?

大学全入時代と言われる今、大学生でも基本文法がわからない、なんて人もいるかもしれません。

そんな「英語を真面目に勉強してこなかった」あなたを対象にしたのが、「バックパッカー流 英語初心者脱出術」です。

バックパッカー流は、普通の英語学習法とどう違うの?

パックパッカー流と言うからには、バックパッカーがどんな人たちなのか説明しなくてはいけませんね。バックパッカーとは、既存のレールを外れて世界中をリュック1つで放浪する人たち。つまり、基本的にはバカです。

一流の大学を出て真面目に働いている人たちは何ヶ月も放浪しませんし、できません。良い大学に入学し、良い企業に就職するという既存のキャリアを降りた人たちだから、可能なライフスタイルなのです。

というわけで、バックパッカーは真面目に学校の勉強をしてこなかった人が多いんですね。そして、バックパッカーは貧乏な人たちです。別に貧乏だからバックパッカーをしているわけではありません。

本当にお金がなかったら、海外には来られませんから。でも彼らは、ちょっとお金を稼いだらすぐ海外に来てしまうので、余分なお金はないのです。

少しでも長く旅をするため、途上国で数百円のボロ宿に泊まり、屋台のご飯を食べてはお腹を壊します(私のことです)。そして彼らは、驚くべき芸を持っている人がとっても多いです。

綺麗なアクセサリーを作ったり、火の玉と共にダンスしたり、道端でインドカレーの修行をしたりしています。つまりは、暇人なのです。

そんな人たちにピッタリなのが、「バックパッカー流 英語初心者脱出術」。この連載は、そんなレールから漏れた人たちのために書きました。もしあなたがバカか、貧乏か、暇人であれば、少しは参考になるはずです。

牛

バックパッカー流 英語初心者脱出術の概要

バックパッカー流英語初心者脱出術は、基礎の反復と実践とをこれでもかと詰め込み、さらにコストパフォーマンスを最大化する目的で作られています。

つまりタダで利用できるものは利用し、お金がかかるものも物価の安い国ですませることで、コストパフォーマンスの最大化を図っています。

今回は私が6年前に行った英語旅行をモデルケースとして紹介しますが、あなたのお好みで自由に改変してください。ではその流れを、ざっと紹介しましょう。

  • バンコクでTOEICテストを受験し、現在の立ち位置を知ろう。
  • 南の島で、英語教徒として修行の日々を送ろう。
  • 天国(フィリピン)で神々に出会い、全身全霊で喜びを受けよう。
  • 神の御言を思い出しつつ、再度信徒として慎ましく、そして充実して暮らそう。
  • 再度TOEICスコアを測り、実力アップを実感し、内なる神に感謝を捧げよう。

どうですか?引き返すなら、今です。

まずはバンコクで、TOEICテストを受けよう!

タイ

よく、TOEICなんて日本人や韓国人しか受けないようなテストだ、国際標準のTOEFLやIELTSに移行すべきだ、なんて意見が聞かれます。

言っていることは分かりますが、まだまだ日本ではTOEICが主流。そしてTOEFLやIELTSは、TOEICより遥かに難易度は高いのです。

自分が英語の初心者だという自覚があるなら、まずはTOEICを受けるのをお勧めします。しかし実際にTOEICで英語力を測ろうとしても、すぐに受験をして結果を受け取ることはできません。

なぜなら受験日は、大体月に1度か2ヶ月に1度しかないのです。そしてその結果が貰えるのは、更に1ヶ月後。これでは、ちょっと腕試しというわけには行きませんね。

でもこれ、日本国内で受験した場合の話なんです。実はTOEICは、日本国外でも簡単に受験できます。例えばタイの首都バンコクだと、毎週水曜日に受験できるのです。

しかも、前日の申し込みが可能。結果はなんと、受験の翌日に受け取ることが出来ます。つまり毎週受験でき、最短3日で TOEICスコアがわかるのです。

更に嬉しいことに、日本で受験するよりも1,000円安い(1,500Baht)です(2014年1月現在)。

受験地は、バンコク中心のアソークという、日本で言う新宿のような場所ですので、アクセスも簡単(BB Building 19F, 54 Asoke Road, Bangkok 10110)。

東南アジアの中継地であるバンコクに立ち寄った際には、気軽に受験することができます。さて次回からは、いよいよ具体的にバックパッカー流を解説していきますよ!