こんにちは!TOEIC満点のKyokoです。低価格のオンライン完結型コーチングスクールとして知名度を上げている「スピークバディ パーソナルコーチング」で、30分の無料カウンセリングを受けました。
日本人コーチと毎日やりとりしながら自習を進める「コーチングスクール」。一人ひとりに合ったカリキュラムに加え、毎日学習しなきゃという強制力があることから、効果は高いとされています。
ただコーチングで気になるのが価格。相場は月15万円超と、簡単に手が出せるサービスではありません。
そんな中で耳にした「スピークバディ パーソナルコーチング」。なんと相場の約2分の1、月9万円台で利用できるサービスなんです。
私が今まで体験したコーチングは、東京や大阪の一等地に立派な校舎を構えているスクールばかりでした。一方でスピークバディ パーソナルコーチングはすべてオンラインベース。コーチも在宅勤務です。
だから価格がこんなに抑えられているんですね。ただここまで安いと「校舎が無い以外に、何か他のコーチングに劣る点があるのかな…?」と心配になってしまうのが正直なところ。
そこでぜひ詳細を知りたいと思い、実際に無料カウンセリングを受けてみました。
結論としては、確かにコーチと通話する機会は他のコーチングより少ないものの、毎日のやりとりやカリキュラム内容は他に負けず充実していると感じました。
とくに地方在住の方、すべてオンラインで完結したい方、通話よりもメッセージ中心が良いという方には、コストパフォーマンスの高いサービスだと思いますよ。
スピークバディ パーソナルコーチングとは?
まずはスピークバディ パーソナルコーチングの特徴を見てみましょう。
- 1日1時間x12週間の学習をこなす
- 12週間で283,800円と相場の2分の1
- コーチはTOEIC900点以上/英検1級
- コーチとはLINEで毎日やりとり
- 市販教材と独自開発のアプリを使用
- テストを受けることで上達を可視化
1日1時間x12週間の学習をこなす
スピークバディ パーソナルコーチングはコーチングスクールのひとつ。コーチングとは、高い英語力を持つ日本人コーチにサポートしてもらいながら、1日2~3時間x2~3ヶ月の自習を進めていくサービスです。
- 参考:コーチングスクールとは?
ただスピークバディ パーソナルコーチングはコーチングの中では1日の学習時間が短く、「1日1時間(週末は1日2時間)」としています。
達成が難しい時間を設定してしまい途中で挫折するよりも、1日1時間とすることで「学習を続ける」ことを最優先に考えています。
12週間で283,800円と相場の2分の1
先ほど書いたように、コーチングの相場は月15万円以上。3ヶ月(12週間)で50万円近いスクールも少なくありません。
ですがスピークバディ パーソナルコーチングの価格は相場の約2分の1。12週間で283,800円、1ヶ月94,600円と格安なんです。
ほとんどのコーチングスクールは、東京や大阪に校舎を構えています。コーチはそこにフルタイム勤務し、生徒さんもコーチに会いに週1~2回足を運びます。
なので家賃やコーチの拘束時間を考えると、料金が高くなってしまうのも納得です。これらのコーチングスクールも完全オンラインで利用できるんですが、料金は校舎に通う場合と同じなんですね。
一方でスピークバディ パーソナルコーチングは、もともと校舎を持たない完全オンラインのサービス。コーチも在宅で仕事をしています。
だからこのように価格を抑えることができているんです。「安さ」はスピークバディ パーソナルコーチングの一番の特徴であり、魅力だとも思います。
コーチはTOEIC900点以上/英検1級
スピークバディ パーソナルコーチングのコーチは全員日本人。帰国子女ではなく、日本にいながら高い英語力を身につけた方たちです。
高いレベルでの発音指導ができることも採用の基準としているそうです。日本語と比較しながら英語の発音の説明ができるのは、日本人コーチのメリットですよね。
そしてコーチは全員TOEIC900点以上もしくは英検1級を取得しています。
スピークバディ パーソナルコーチングより高額なコーチングスクールでも、このようにコーチの英語力を明確に示しているところは少ないです。
スコアがすべてではないですが、このように明確化してくれるのはやはり安心要素だと思います。
ちなみに基本的には、12週間同じコーチが担当してくれますよ。
コーチとはLINEで毎日やりとり
コーチングサービスの一番の特徴とも言えるのが、コーチとの毎日のやりとり。これがあるから毎日の学習がしんどくても「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちになる人が多いようです。
スピークバディ パーソナルコーチングでは、担任コーチとLINEで毎日やりとり(休みの日を除く)。24時間以内に返信してくれます。
具体的には、生徒さんが発音課題や英作文を録音して送り、先生がアドバイスをくれます。質問に答えたり、相談に乗ったりもしてくれますよ。
ちなみに実際にコーチと通話するのは週に45分。前週の振り返り、定着度チェック、翌週のスケジュール調整などを行います。
他のコーチングスクールはこの通話が60分x週1~2回あることが多いので、これに関してはスピークバディ パーソナルコーチングは短めと言えるでしょう。
市販教材と独自開発のアプリを使用
毎日の自習で使うのは、おもに市販のTOEIC対策用教材と、独自開発のアプリ「スピークバディ」。
スピークバディ パーソナルコーチングには、多くの生徒さんが「ビジネスで使えるスピーキング力を伸ばしたい」と入会しています。TOEICスコアを上げることが目的ではありません。
ただTOEIC教材に出てくる文章は日常生活やビジネスに直結するものが多いため、それらを使ってリスニングや発話練習を行うそうです。
また「スピークバディ」は、スピークバディ パーソナルコーチングを運営する株式会社スピークバディが開発した人気アプリ。単語、フレーズ、発音、スピーキングとバランス良く学べる、とてもよくできたアプリです。
スマホに向かって英語を話すと、AIが発音判定もしてくれますよ。
テストを受けることで上達を可視化
スピークバディ パーソナルコーチングでは実力の伸びを客観的に図るために、コース開始前、中間、修了後に「CEFR-J」というテストを取り入れています。
これは、ヨーロッパで広く用いられている語学力の国際的な指標「CEFR」を、日本人向けに作り直したもの。発音、流暢さ、表現、正確さ、一貫性の5つの基準が各12段階で表示されます。
目標はこれを12週間で1段階上げること。テスト自体はAIが判定するようですが、上達を数字で見られるのはモチベーションになりますね。
無料カウンセリングを受けました
まずは申し込み
スピークバディ パーソナルコーチングでは、30分の無料カウンセリングを受け付けています。まずは公式サイトから名前、メールアドレス、電話番号を登録。
すぐに登録したメールアドレスにメールが来ました。(体験当時(2020年7月)は旧名称スパルタバディでした。)
メールにあるURLをクリックして、2つのフォームを記入。1つ目はカウンセリング日時を決定するため、2つ目は現在の英語力や伸ばしたい分野を記入するためのフォームでした。
無料カウンセリング当日
カウンセリングの時間になると、事前に届いていたZOOMミーティングのURLをクリックして入室します。すぐにコーチのMさんが対応してくれました。
無料カウンセリングの流れは大きくこんな感じ。
- レベルや目標のヒアリング(約5分)
- カリキュラムについて説明(約15分)
- 質疑応答(約10分)
すでに記事前半で書いた特徴については省いて紹介していきます。
レベルや目標のヒアリング
事前のアンケートにて、英語レベルなどは記入済みです。
コーチ:それではまず、どのような目標をお持ちですか?
私:完全英語環境でも困らないビジネス英語力を身につけたいと思っています。
コーチ:現在はどんな場面で困ることがありますか?
私:銀行や病院から電話が来ると、聞き取れない単語がよくあります。
コーチ:それは単語を知らないからだと思いますか?それとも音が聞き取れないからですか?
私:知らない単語が多いんだと思います。
具体的な目標や、今の英語力で困っていることなどを具体的にヒアリングしてくださいました。
カリキュラムについて説明
次にコーチのMさんが、カリキュラムの特徴について詳しく説明してくださいました。
- 単語、リスニング、スピーキングとバランス良く学習
- 発話量の多いカリキュラム。発音についてもアドバイス
- 週1回はZOOM通話。定着度チェックや学習相談を行う
まず色んな角度からバランス良く学習できるカリキュラム。
例えば「単語学習」は1週間のうち2日あるのですが、1日目で計100単語をインプットし、2日目でその単語が使われるフレーズを覚えます。流れは、
①100単語インプット
②音読してLINEで送信→コーチが発音についてアドバイス
③その単語が使われるフレーズを学習
④音読してLINEで送信→コーチが発音についてアドバイス
また「リスニング」の日は、
①長文のリスニング
③音読してLINEで送信→コーチが発音についてアドバイス
さらに「日本の良いところは?」などの質問に対し英作文を行う日もあるのですが、その場合は、
①英文を考える
②音読してLINEで送信→コーチが内容や文法、発音についてアドバイス
という感じです。他にもオリジナル教材を使った、発音そのもののトレーニングもあります。
このように「色んな角度から学習できる」だけでなく、どの学習においても「声に出して読む」「それをコーチに送信してアドバイスをもらう」ということを欠かさず行うんです。
コーチに添削してもらわなければ「音読がめんどくさいから黙読だけしよう」なんてことになってしまいがち。
こうやってすべての学習をチェックしてもらえるのは、スピークバディ パーソナルコーチングの大きな特徴であり、低価格ながら充実のサービスだと感じました。
ちなみに週1回30分はコーチとの通話時間。
ZOOMを使って、1週間の振り返り、LINEでアドバイスした苦手な発音などを中心とした定着度チェック、リスニングの抜き打ちチェック、翌週のスケジュール調整などを行います。
公式サイトに書かれた特徴やカリキュラムを、より詳しく教えてもらえた無料カウンセリングでした。入会した場合の学習の進め方が、具体的にイメージできるようになりましたよ。
独自アプリ「スピークバディ」を使ってみた
スピークバディ パーソナルコーチングではTOEIC教材のほか、オリジナルの発音教材、そして独自開発の「スピークバディ」を使って学習を進めます。
スピークバディの利用は、最初の1週間だけ無料。その後は通常月2,000円ほどするんですが、スピークバディ パーソナルコーチングに入会すると無料で利用することができます。
まずはアプリをダウンロードして、現在のレベルや学習目的を選びます。
簡単なレベルチェック
次におすすめのカリキュラムを決めてもらうため、AIによる簡単なテストを受けます。
内容は「英文を音読」「日本語から英訳」「自由英作文」がありました。文章自体は難易度高めです。
語尾の「s」や「ing」をつけ忘れると、ちゃんと判別してくれました。思ったより正確に聞き取ってくれるようです。
ひと通りテストが終わると、現在のレベルとおすすめカリキュラムが表示されました。
これでテストは終了。
次に学習したい頻度などを入力すると、その日から毎日どのくらいの量をどんなペースで行えば良いか表示されます。
カリキュラム1日目
さっそく1日目分のカリキュラムを試してみました。「ビジネス商談:買収額の決定」というテーマに沿って、
- 単語
- リスニング
- スピーキング
にチャレンジするという内容でした。
ちなみに自分の名前を入力すると、ビジネス商談の場面で相手が自分の名前を呼んでくれるので、リアル感が増しますよ。
まずは単語
10個ぐらいの単語を暗記。日本語訳と発音が付いています。
次に進むと、日本語訳を選ぶクイズが出ます。ゲーム感覚で進めていけます。
リスニング
書かれている英文を見ながらリスニング。その後に意味理解の問題が出ます。
スピーキング
ダイアログを自分で読んでいきます。すると先ほどと同じようにAIが発音を聞き取って、正しく英語が話せているか判定してくれます。
これにて1日分のカリキュラム終了。かかった時間は10分ほどでした。これを4日続けると、5日目は総復習としてテストが出るようです。
もちろんAIは発音を100%正しく聞き取ってくれるわけではないし、具体的なアドバイスがもらえるわけではありません。
ただ全体的に、単語、リスニング、スピーキングとバランス良く学べ、さらに忘れそうな頃にテストをしてくれたりと、とてもよくできたアプリだと感じました。
普段の学習に加えて、通勤時間などを使って英語に触れる時間を増やせそうですよね!
※スピークバディの月額は1週間後に自動で引き落とされます(iPhoneの場合はAppleStoreに登録したクレジットカードから)。なので継続しない場合は忘れずにキャンセルしましょう。
スピークバディ パーソナルコーチングを体験した感想は?良かった点
- 3ヶ月で283,800円と破格のサービス
- 英語を声に出す練習が多いカリキュラム
- 低価格ながら英語力の高いコーチ陣
- 独自の学習アプリが無料で使える
相場が月15万円以上というコーチングサービスのなかで、スピークバディ パーソナルコーチングはその2分の1である月94,600円。これは完全オンラインベースのコーチングだからこそ可能な価格です。
コーチと通話できるのは週1回45分と他のコーチングより短めですが、毎日のLINEサポートの充実度は他に負けていません。
生徒さんは、単語、発音、リスニング、英作文とバランス良いカリキュラムを進めていきながら、すべての学習においてLINEで音声を録音してコーチに提出。
そしてコーチが発音やリズムについて毎日LINEでアドバイスしてくれます。毎日のように添削してもらえると、励みになるし、上達もしやすいですよね。
コーチングは自習がメインのサービスですが、英語はコミュニケーションのためのものなので、自宅にいながらでも声に出すトレーニングというのはとても大切だと思います。
またTOEIC900点以上もしくは英検1級と明記されているコーチがそろっているのもスピークバディ パーソナルコーチングの強み。コーチの英語力においても信頼して良いと思います。
気になった点
- 通話でのコーチングは週45分のみ
- レベルチェックがAIで行われる
気になる点というほどではないですが、コーチとの通話は週1回45分のみ。1週間の振り返りから定着度チェック、翌週のスケジュール調整まで行うには、少し時間が足りないかなと感じました。
またレベルチェックに関しては、実際にコーチと話すことで行うスクールが多いんですが、スピークバディ パーソナルコーチングではAIが行います。
進度に合わせてコーチがカリキュラムを調整してくれるのですが、より一人ひとりに合ったカリキュラムを作成するには、やはり人間がレベルをチェックしてくれたほうが良いなと感じました。
無料カウンセリングを受けてみよう
コーチングのなかでもダントツで低価格なスピークバディ パーソナルコーチング。TOEIC教材を中心に、オリジナルの発音教材、無料で使えるスピークバディに沿って学習を進めていきます。
ひとりで行う自習というのは、退屈になりがちですよね。
ただ「音読をしてください」と指示されていても、コーチが添削してくれなければ、小さな声で適当に読んだりとさぼってしまうこともあると思います。
ですがスピークバディ パーソナルコーチングでは、毎日の学習を必ず録音してコーチに送るというルールがあります。すべての学習を声に出すというトレーニングは、発音やリスニング力の向上に必ず役立つと思います。
これらの特徴を踏まえて、スピークバディ パーソナルコーチングは、
- とにかく低価格のコーチングが良い
- 1日3時間は難しいけど1時間ならできそう
- すべてオンラインで完結させたい
- 正しい発音を身につけたい
という方におすすめだと感じました。ぜひみなさんも、無料カウンセリングを受けてみてはいかがですか?