東京・田町にて、TOEICスクールとして生徒さんの「200点+ アップ」をサポートし続けているEnglish School +200で体験レッスンを受講してきました。
マンツーマン専門のTOEICスクールで、講師のTOEIC点数はみな満点。多くのTOEICスクールがしのぎを削っている中、English School +200が支持される理由についてお伝えしたいと思います。
校長である越智先生の体験レッスンを受講し、その後お話を伺って感じたこと。
それは「1問1問、生徒さんの思考の過程を明らかにすることで『なぜ合っていたか』『なぜ間違っていたか』に真剣に向き合い、知識の定着を図る」丁寧なアプローチが支持されているということです。
- 思考過程に丁寧に寄り添うマンツーマン型の教授法
- TOEIC専門ならでは。オリジナルテキストを利用した学習
- 優しく、時には厳しく生徒さんの目標・モチベーションを管理
以下では、English School +200の特徴を紹介します。
English School +200の特徴
English School +200は、JR山手線などが通る田町駅、また都営地下鉄各線が通る三田駅から徒歩1分という好立地にあります。会社の帰りや、学校の帰りに立ち寄るのには非常に便利な場所です。
English School +200では、大きく分けて「レッスン+LINEサポートを含めたコース」と「レッスンのみ」のコースがあります。
「レッスン+LINE」のコースは短期間でTOEIC点数の目標を達成したい方向けのコースで、「結果重視コース」と呼ばれていて、レッスンは週2回 (各40分) のマンツーマンレッスンです。
レッスン回数 | 16回 | 32回 |
---|---|---|
LINEサポート | 無制限 | 無制限 |
金額 | 217,800円 | 435,600円 |
※全て税込です。
次に「レッスンのみ」のコースには「文法マスターコース」「TOEIC600コース」など複数ありますが、最も多い料金体系は以下のとおりです。
下記は1~4名で受ける少人数レッスン。レッスン時間はこちらも同じく40分です。
期間 | 1ヶ月 |
---|---|
レッスン回数 | 週2回 |
金額 | 47,300円 |
思考過程に丁寧に寄り添う教授法
「テキストの問題を解いて、答え合わせをしながら学ぶ」というのは、TOEICに特化したスクールにはよくある学習方法です。
English School +200が違うのは「どれだけ丁寧に生徒さんの思考過程を明らかにするか」という点です。
生徒さんが正解したか、間違っていたかを確認するだけではありません。「なぜこの問題でこの回答を選んだのか」「なぜ他の選択肢を選ばなかったのか」をしっかり確認していきます。
この過程をいかにしっかり行うかが、次に同じような問題が出たときに正解するか、間違えるかに直結するからです。このポイントは、体験レッスンの項目で詳しくお伝えします。
TOEIC専門ならでは。オリジナルテキストを利用した学習
English School +200には3種類のオリジナルテキストがあります。「教本(文法などの解説集)、オリジナル問題集、オリジナル問題集の解答解説集 兼 単語帳」の3つがセットです。
既存のテキストをそのまま使っているTOEICスクールが多い中で、時間と労力がかかるテキスト作成を行っているのは、自分たちが最も良いと考えるレッスンを提供したいというこだわりから来ていると感じました。
優しく、時には厳しく生徒さんの目標・モチベーションを管理
達成したい点数があるからといって、常に高い集中力を出せるという方は少ないはず。やる気がある時もあれば、どう頑張ってもやる気がでないこともあるはずです。
English School +200では、学習に割ける時間でギリギリできる量、プラスアルファの量を宿題として出しているので、食らいついていくのはそれなりに大変です。
生徒さんには学習計画表とチェックシートを渡して、どれだけ宿題をやってきたかをチェックします。
同時に、学習に割ける時間が変わってきた場合には計画を柔軟に変更し、それでもできない人は校舎に居残って学習してもらうこともあるそうです。
厳しいように見えますが「家に帰ってしまうとどうしても勉強できない」人にとっては、居残って学習したほうが効果が高いので、これは先生の優しさでもあるなと、筆者は思いました。
English School +200に行ってきました
English School +200は、JR田町駅から徒歩1分、都営三田線の最寄出口からは徒歩10秒という駅近のロケーションです。路線も、山手線や京浜東北線、都営地下鉄各線が利用できるので、とても便利です。
1Fに日高屋が入っているビルです。
エレベーターで5Fに上がると、校舎があります。English School +200のロゴがお出迎えしてくれます。
教室は、Room A、Room Bといったアルファベット順の名前がつけられています。
本棚にはTOEIC関連の本がぎっしり詰まっています。また、村上春樹の「1Q84」の英訳版や、ハリウッド映画のDVDもあります。
教室の中は、先生と先生が向き合える形になっており、大きなホワイトボードもあります。
自習用の席が廊下にあります。早く着いたときの予習用として、また学習の進捗が遅い方の居残り学習用として活用されています。
体験レッスンを受けました
今回は、通常の体験レッスンの短縮版です。先生は、English School +200の創業者でもある越智先生です。
TOEIC上級者向けの問題集を用意してもらい、早速問題を解きました。初めの問題はこちらの「3.」の問題です。
筆者は勘で(B)contactを選んだところ「Bを選んだ理由を教えてください」と先生から質問されました。
しどろもどろになりながら(B)を選んだ理由を説明したところ、「説明があっている部分と間違っている部分がある」とのことで、先生が回答への筋道を教えてくれます。
まず、残念ながら筆者が選んだ(B)は間違い。他動詞である「contact」のあとに「with」を使うのは正しくないというのが理由です。
しかし「have contact with」だったら正しい表現なので「惜しいですね」と励ましてもらいました。ここで正しいのは(C)の「speak」でした。
次の問題は「23.」です。
語形の問題です。筆者はまたもや勘で(A)を選択しましたが、越智先生から「(A)を選んだ理由を説明してください」と質問されました。
(B)と(D)は違うという理由を説明した後で、(A)と(C)については、勘で選びましたと説明したところ、正解は複数形(C)の「Advances」でした。
これは、後で「has」ではなく「have」が来ているため、主語は複数である必要があるからと説明してもらいました。
文章全体をしっかり読めば、「Advance」が複数で使えるかどうか確信が持てなくても、正解が導きだせるのだと痛感しました。
最後の問題は「21.」です。
ここは(A)と回答。(C)と(D)が間違っているのは感覚的に分かり、残った(B)より(A)が正しいのは何となくわかったのですが、明確な理由が説明できません。
しかし、この「理由を考える」ことが大切なのはよく分かります。
一人で学習していると、どんどん問題を解いていきたくなります。
ですがこのようにマンツーマンで常に「理由を考える」ことを求められ、考える訓練を積んでいくと、解答への筋道を論理的に考えて見つけ出すことにとても役立つと感じました。
ちなみに、この回答は正解でした。理由は「Delivering」が動名詞であるためです。
English School +200のレッスンは、このように「合っているか、間違っているかを確認して流してしまう」のではなく「合っていても、間違っていても、どういう筋道でその回答に至ったのかを確認する」という進め方が素晴らしいと感じました。
「ある程度勉強してきたけど行き詰っている」という方が短期間でのスコアアップを狙う場合は、このようにひとつずつ苦手を潰していくマンツーマンレッスンはとても効率的だと感じました。
English School +200の越智先生に話を伺いました
次は引き続き、English School +200の越智先生にお話を伺いました。
生徒さんに無理な提案をしないスクールを作りたかった
ーー 越智先生がEnglish School +200を立ち上げた経緯を教えてください。
越智先生:私は以前、別の大手英会話スクールに勤務していました。教務主任という立場で生徒さんのカウンセリングを行っていたのですが、その頃ちょうど世間のTOEIC熱が高まっていました。
「TOEICの点数を少し上げたい」という初心者の生徒さんが多かったのですが、こうした生徒さんに対する勤務先のスクールの提案は、かなりオーバースペックで生徒さんのニーズを満たしていないと感じました。
そこで、TOEICに特化したスクールを自分で作ろうと思い独立しました。
ーー 越智先生はTOEICをどのように捉えていますか。
越智先生:TOEICはビジネスで用いられる英語を題材にしていますが、TOEICの点数を上げようと努力するだけで、生徒さんがビジネスで使える読解力やリスニング力も身につけていっています。
テストのためであれば頑張れるという生徒さんはとても多いです。こうした意味で、TOEICの良さを再確認しました。
なおEnglish School +200という名前は、200点上げましょうといういう意味でつけました。
200点という点数はまぐれでは上がりません。しっかりと対策を行い、2~3ヶ月で200点上げられるよう、一緒に取り組みましょうと説明しています。
TOEICスクールを謳っていますので、TOEIC受験目的以外で来られる生徒さんはゼロです。
ひとりひとりの苦手分野に合わせて内容や教え方を変えています
ーー どのようなニーズでTOEICスコアアップに取り組まれている生徒さんが多いのでしょうか。
越智先生:社会人が9割以上ですが、就職活動対策でTOEICスコアを上げたいという方も増えています。
ちなみに目指す点数としては、一番生徒さんが多い昇進試験目的で500点台、キャビンアテンダント志望の方で600点~730点、外資企業の方だと800点以上ですね。
ーー 目指す点数によって教え方を変えていますか。
越智先生:一概には言えません。例えば、同じ300点の人が2人いても、文法が得意でリスニングが苦手な方もいれば、逆の方もいます。文法はもちろん必要ですが、文法を理解するだけでは読む力はつきません。
よって「この生徒さんは、文法を頭に入れてもらいながら、徐々に読む力を付けていくのがよいな」「この人は別なアプローチが必要だな」と、生徒さんひとりひとりに全く別な教え方をしています。
ーー モチベーション管理はどのように工夫されていますか。
越智先生:チェックシートや計画表を使って、やってきた内容をチェックしています。
通常コースでは、チェックシートと計画表のみを使いますが、「結果重視コース」では、これに加えてメールでもやりとりします。計画の進みが遅い生徒さんは、校舎に残って学習を進めてもらうこともあります。
ギリギリできる量プラスアルファの宿題を出して200点アップを目指します
ーー 宿題はどのように出されていますか。
越智先生:カウンセリングで「1日どれくらい学習できますか」と確認し、そのなかでギリギリできる量、プラスアルファの量を出します。月末忙しい場合はその週の宿題を減らし、別な週で頑張ってもらうといった調整もします。
ーー リスニングはどのように宿題を出されていますか。
越智先生:英語の音声を聞き流す方法は意味がありません。特に、初めて聞く音声を聞き流すことは全く無意味です。よってシャドーイングできるようになった英文を、自分で聴いてもらっています。
リーディングよりもリスニングのほうが伸ばすのに時間がかかります。よって、最初は発音を正しく理解する練習が大切です。例えば「boatとbought」といった英語特有の発音の違いから学んでいきます。
ーー 発音の違いを聞き取るトレーニングはいいですね。ところで体験レッスンを受けて、これだけ丁寧にマンツーマンレッスンを行うとなると、講師の質がとても重要だと感じました。
越智先生:TOEIC満点であることは前提として、人の話を聞けることが最も重要だと感じています。
よって「教えるよりも聞くことができる人」「一方的に話さない人」「気持ちを察することができる人」であることを重視しています。レッスンは常に同じ講師が教えるようにしていますが、万が一合わなければ変更も可能です。
まとめ
English School +200は、生徒さんが正しい解答を導くまでの筋道を、自分自身で作れるようになることを重視している、TOEIC専門スクールです。
体験レッスンを通して、English School +200がどれだけ丁寧なレッスンを提供し、生徒さんが自分で考え、記憶を定着させるようにしているかがよく分かりました。
- 1問1問に向かい合い、自分で考え抜くことをサポートするマンツーマンレッスン
- 2~3ヶ月で200点アップさせるための宿題量とモチベーション管理
- TOEIC満点講師陣が作成したオリジナルTOEICテキスト
TOEICに特化したスクールで目標を達成したい方、問題と丁寧に向かい合いたい方は、ぜひ体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。きっと違いが分かると思います。