こちらは「インド英語に浸って分かった、実際のところ」の続編です。
インドでは、単語の使い分けが何か色々と変な事があります。そして、私がインド人の言葉の使い方が違うと指摘すると、「いや、あんたのその使い方はおかしい」なんていってくるので、何かこっちが悪いような気がしてきます。
特に「和製英語」なんていう表現があるので、あたかも日本での使い方がおかしいかの様に言われますが、実例を見てみましょう。
hotel と restaurant
インドでは、結構多くの場合いわゆる「レストラン(食堂)」の事をhotelと言います。では、普通の「宿泊するホテル」はなんていうかというと、「hotel」です。
これも食堂ホテル
あれも食堂&ホテル(レストランって書いてあるけど)
きっと食堂ホテル (もし、VEG: ベジタリアン専用宿泊ホテルがあったらすごい)
なのです。もちろん全部宿泊は不可。問題は、「どうやって宿泊ホテルと食堂ホテルを見分けるか」。
答えは、「空気を読め」です。つまり、ホテルって書いてあっても宿泊できなさそうなオーラが漂っていたら、それは食堂ホテル。しっかりした建物で、5階建てとかだったら、多分宿泊ホテルです。
ちなみにいわゆるゲストハウスやバックパッカーが泊まる宿泊ホテルは、lodgeという事が多いです。
使い分けをせずに外国人に誤解を与えた実例
外国人といっても私ですが(笑)。インドでの就業前にインド側に質問のメールを出したときの話です。Hotelの違いを知らなかったがため、私はとても驚いたことがあります。
「外食すると、一回いくらくらいか?月の食費の目安は?」と聞いたら、「Hotelで食事をして、大体60ルピー(100円)位」と言われて、私の頭には、
「ここでご飯食べて100円?インドすげーーーーーーーーー!!」でした。しかし、私の家の近くのhotelは、
でした。まぁ、慣れますけどね。
coatとjacketとblazerの違い
日本語でのコートは、冬に着る防寒着です。しかしインドでは、Coat=日本語の”ジャケット”で、フォーマルスーツの上をコートという人がいます。
これは私の考察ですが、特に南インドには日本語・英語の「コート」というものが存在せず(存在する必要がなく)、英語の定義を見てコート=ジャケットと勘違いをしたのだと思います。
矢野「Coatっていってるけど、それはジャケットじゃないの?」
同僚「まあ、ジャケットとも、いわなくはない」
いやいやいやいや(笑)。なんか、そっちが若干譲歩した様な言い方じゃない、それ?
英語の「Coat」の画像検索結果
同僚「あれ、じゃあブレザーは?」
矢野「それは、日本語では制服の上なんだよね」
「ブレザー」画像の検索結果
a coloured jacket worn by schoolchildren or sports players as part of a uniform.
まとめると、日本語と英語のシンクロ率がほぼ99.89%を超えています。
- 日本語も英語も基本的にブレザーは制服のこと、または、色のやや強いジャケットのこと
- ジャケットとは、カジュアル・フォーマルを含む、スーツなどを身につける際に、上に着るもの
- コートとは防寒着
あたりまえやがな。というはなしですが、同僚「ここではそう言わない」...まだ言うか?
矢野「ここではそうかもしれないけど、日本語と英語はほぼ同じ。だからここの人と話すときはそういう風に頭を変換するけど、学校とか親が子供に教える時にはちゃんとそこも教えたほうが良いと思います。」
というと、同僚「そうねぇ...(しょんぼり)」と、間違いを指摘すると何かこっちが悪いみたいな空気になります。何か悪いことしたのかな、とかすかな罪悪感を抱くこと間違い無しです。
<追記> @klasicista さんから、実はイギリス英語では(Oxfordによるとアメリカでも)sports jacket またはsports coat というものがあるのでイギリスでは普通に使うという話をうかがい、大変勉強になりました。訂正をありがとうございます。
Tシャツ と ポロシャツ
日本語(英語)でいうTシャツ は、インドでもTシャツ。日本語(英語)で言うポロシャツは、インドではTシャツ。
一言だけ言わせてくれ、襟ついてるかついてないかは結構違いあるぞ。
まとめ
インド人よ、仕事で使ったりする用語の使い分けは結構きっちりしてるのに、こういう日常的な英語でスタンダードから外れるのはなぜだ?次回は、インドでの教育と英語に関しての話です。