こんにちは、TOEIC920点、英語ひろば管理人の岩田(@iwaking)です。
全国に10,000教室以上ある英語教室の「ECCジュニア」。ここでは長く続ける生徒さんが多いようで、5年以上続けている生徒さんが現在も6万人以上いるそうですよ。
英語学習は一朝一夕で身につくものではないので、継続が大事です。そうなると、長く続けられる環境は大きな魅力といえるのではないかと思います。
この記事では、スクールの料金、講師、教材、口コミ・評判などを詳しくご紹介していきながら、その理由をひも解いていきたいと思います。
ECCジュニアの特徴は?
まずはECCジュニアの基本的な特徴ですが、
- 全国10,000教室以上のホームティーチャー型教室
- 長期一貫学習プログラムで無理なく継続
- 英検®や定期テスト、入試対策までも
が挙げられると思います。
順番にご説明していきますね。
全国10,000教室以上のホームティーチャー型教室
ECCジュニアは全国に10,000以上の教室があり、生徒数も28万人以上。教室数、生徒数共に全国No.1なんです。
児童英語教授法を修得したバイリンガル講師がご自宅もしくは会場を借りておこなう、ホームティーチャー型の子ども英語教室です。
先生ごとに教室をもって運営していることが多いので、責任をもってその先生が長く担当してくれます。
長く同じ先生に教わることができるため、ひとりひとりのことをきめ細かく見てもらえますよ。
また、全国10,000教室以上あるので、引っ越しした場合もまた近くに教室を見つけやすいという利点があります。
長期一貫学習プログラムで無理なく継続
ECCジュニアでは、単なる先取り教育ではなく、その年齢に応じて無理なく学習目標に沿って学んでいくことを大切にしています。
体に英語をしみ込ませる幼児期を経て、小学生で基礎力をつけ、中学生で応用していく。目標は、高校卒業の段階でコミュニケーションの道具として使いこなせる英語力を持つこと。
長期一貫の学習プログラムを、全国どこへ移動しても続けられる環境があるECCジュニア。これは長く生徒さんが続いている理由のひとつなのではないかと思いました。
英検®や定期テスト、入試対策までも
もちろん一生ものの英語力を身につけることが最終目標ではありますが、中高生にとっては学校の定期テストのことなども心配ですよね?
ECCジュニアの授業は、文部科学省で定められた事項を確実に学習しながら独自のトレーニングをプラスしているので、学校のテスト対策も万全です。
また、中学生のためには、特に定期テストや高校入試対策にフォーカスした「英語強化コース」というコースもあります。
英検®はわかりやすい指標となるので、英語学習のモチベーションとして利用している人も多いかと思います。そこに特化した「英検®対策コース」などもありますよ。
※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
豊富なコースについて
ECCジュニアには特徴的なコースが揃っています。
- 英語・英会話(全学年共通)
- 中学英語強化(中学生のみ)
- 英検®対策(小学生〜)
それではくわしくご紹介していきます。
「英語・英会話」コース(全学年共通)
英語・英会話コースは、ECCジュニアのスタンダードな英語学習クラス。英語4技能「話す、聞く、書く、読む」を全てカバーしています。
基本は週1回で、幼児は40〜60分、小学生は60分。中学生になると90分になります。
そして必要に応じて、オプショナルなクラスをとることができます。
小学生のためには、このスタンダードプランに週1回40分の「読み書きプラス」を追加した「スーパーラーニングプラン」があります。
中学生になると、やはり気になってくるのは英文法。週1回45分の「英語文法プラス」というクラスをつけることができます。
高校生になるとコース名自体が「New Master Plan」に変わりますが、こちらも英語4技能をカバーするコース。速読やディスカッションなど、高度な内容を扱っていきますよ。
「中学英語強化」(中学生のみ)
中学生は「英会話コース」以外に、「中学英語強化コース」が加わり、どちらかを選択することになります。
違いは、中学英語教科コースが定期試験や高校入試に特化しているということ。英語4技能のうち、話すことにはあまり重きをおかず、3技能に絞って徹底的に鍛えます。
このコースも、英会話コースと同じように、週1回45分の「英語文法プラス」というオプショナルなクラスをつけることもできます。
「英検®対策」(小学生〜)
英検®対策コースは年齢別でなく、目指す級別になります。週1回コースだけでなく、直前に短期的に対策するコースもありますよ。
このコースでは、絵本と音声ペンを使って単語や英語表現を覚えたり、録音して正しい発音をマスターしたり、自習学習のための様々な工夫があります。
英検®は受験などにも役立ちますが、何より英語学習を継続するためのモチベーションとして利用するのはおすすめです。
わかりやすい目標があると人ってがんばれるんですよね。
料金について
次は気になる料金についてご紹介します。
各コースの月謝
各コースの料金表を年齢別にまとめてみました。
年齢 | コース | 月謝 |
---|---|---|
2〜3歳 | スタンダード | 6,600円 (週1回 x 40分) |
4〜5歳 | スタンダード | 7,700円 (週1回 x 60分) |
小学生 | スタンダード | 7,700円 (週1回 x 60分) |
スーパー ラーニング |
12,100円 (週1〜2回 計100分) |
|
中学生 | スタンダード | 8,800円 (週1回 x 90分) |
英語強化 | 8,800円 (週1回 x 90分) |
|
文法プラス (オプション) |
4,400円 (週1回 x 45分) |
|
高校生 以上 |
New Master Plan | 12,100円 (週1回 x 90分) |
英検®対策 | 3〜5級 | 6,600円 (週1回 x 40〜60分) |
英検® 直前対策 |
準2〜5級 | 12,100〜25,300円 (全8〜10回) |
※税込みです。
※入学金は5,500円、検定料は2,200〜2,750円。
※教材費は別途約10,000〜30,000円ほどかかります。
教材費は高い?
教材費が1万円から3万円ということで、気になっている人もいるかと思います。
しかし、週1回の英語・英会話コースや英検®コースは、どのクラスも2万円ほど。月割りで考えると1,600円〜1,700円くらいとなります。
これはやや高めではありますが、他社と比べても平均的な値段の範囲内であると思います。
3万円ほどになるのは、週2回となるスーパーラーニングのクラス。うまく兄弟姉妹でシェアできるといいですね。また、月約1万円と低価格なのは中学英語強化クラスです。
他社との比較
ほかの大手子ども英語教室と、小学生の場合で月謝を比較してみました。
小学生のレッスン月謝の相場は7,000円から8,000円ほど。これをみると、ECCジュニアはお手頃な金額であることがわかると思います。
同じ週1回のビースタジオやペッピーキッズに比べて10%ほど安くなっています。
未来への投資とはいえ、長く続けていくためには毎月の料金も大事なので、これはありがたいですね。
入会金 | 月謝 | |
---|---|---|
ECCジュニア | 5,500円 | 6,600円 (週1 x 60分) |
ビースタジオ | 5,500円 | 7,920円 (週1 x 60分) |
レプトン | 11,000円 | 9,790円 (週2回 x 60分) |
ペッピーキッズ | 11,000円 | 7,700円 (週1回 x 60分) |
※税込みです。
※上記は全て一例です。教室によって異なる場合があります。
講師について
子どもをあずける講師がどんな人なのかということも気になるポイントですよね。ここでは講師についてお伝えしていきます。
講師はどんな人たち?
(公式サイトから引用)
ECCの講師はバイリンガルの日本人。
採用の際、英語力だけでなく愛情を持って指導ができる人物かどうかを見られているようです。これは、生徒さんが長く通っていることからも納得できますね。
全員、児童英語教授法を習得していて、子育てを経験した講師も多くいますので、子供の成長に関する相談もしやすいかと思います。
教室近くに住んでいて、地域の学校や受験情報などに詳しい講師が多くいます。
外国人講師でなくても大丈夫?
外国人講師でないことが気になる方もいるかと思いますが、日本人講師と外国人講師はそれぞれにメリットがあります。
外国人講師の場合、本場の発音を学べますが、日本人がどこまで把握できているのかを掴みきれない場合もあります。そして、お子さんがSOSを出せないこともあるんですよね。
日本人講師の場合は、英語を外国語として学んだ先輩として、つまづきやすいポイントをしっかり把握しています。また、必要に応じて日本語で補足することもできるんです。
とはいえ、基本的には英語オンリーのレッスン。授業中は英語漬けになれますよ。
また、日本語講師の場合は保護者の方とのコミュニケーションが取りやすく、お子さんの授業での様子や成長を細かく聞けるというメリットもあります。
カリキュラム
それでは、授業の内容をくわしくみていきましょう。
2歳から高校生までの年齢別クラス
2歳からスタートできて、2〜3歳刻みの年齢別クラスとなっています。目標も細かく設定されていますよ。
年齢・学年 | 学習目標 |
---|---|
2〜3歳 | ママと一緒に英語で「知育」。心と知能を育み、学ぶ力の土台を作る。 |
4〜5歳 | 遊びを通して自然に英語を身につける楽しさいっぱいのレッスン。 |
小1・2・3年 | 英語との接触量を増やし、自発的に発話ができることを目指す。 |
小4・5・6年 | 徹底した口頭練習とフォニックス学習で「聞く・話す・読む・書く」をハイレベルに習得する。 |
中学生 | 徹底した大量トレーニングにより一生ものの英語力を目指す。 |
高校生 以上 |
高校までの英文法をマスター。大学共通テストにも対応できる力を養成。 |
CLIL学習で思考力を高める
CLIL(クリル)とは、理科や社会など学校のさまざまな教科内容を英語でおこなう学習法。内容を学びながら、言語を習得していくというものです。
小学生からCLIL学習法を取り入れているECCジュニア。英語力はもちろんグローバルな思考力や実践力を養成するレッスンです。
例えば、小学校高学年で扱うのは「植物の役割と食虫植物の生態」や「世界の民族楽器と楽器の種類」などのテーマ。子供たちの興味を惹きつけて学習の意欲をかきたてます。
英語はあくまでもコミュニケーションのためのツールです。それを使って何かを伝えたり議論できることがゴールですよね。
子どもの頃からCLIL学習を取り入れることで、そのことを自然に理解できるようになれるのは、とても大きいメリットだと思います。
飽きさせないオリジナル教材
ECCは教材に力を入れていて、時代の変化やニーズに合わせてどんどん教材をリニューアルしています。
2022年に4〜5歳児用の教材が大改訂されました。
カラフルで飽きさせない教材
カラフルで楽しいと評判のECCジュニアの教材。たとえば、小学1〜3年生では、ゲームやお話などがふんだんに含まれていて飽きさせません。
1学期は耳で聞いた単語や文をくり返し使って覚え、2学期以降はテキストを使って読み書きを行いながら、学習内容を身につけていくとのこと。
毎日少しずつでも取り組むことが英語上達の近道です。そのためには、「子どもが何度でも開きたくなる教材かどうか」は、実はとても大事なんですよね。
体験の際などに、ぜひお子さんの反応をご確認することをおすすめします!
自宅学習をサポートする教材
週に1、2回のレッスンで英語が流暢に話せて書けるようにはなかなかなれません。やはり重要となるのは自宅学習。
ECCジュニアでは、自宅学習のためのホームワークシートや、CD・DVDなどの視聴覚教材も豊富に用意されています。
子どもは耳がいいので、どんどん吸収していきます。うまく利用して、楽しくレベルアップを図れるといいのではないかと思います。
体験レッスン
10,000教室以上あるECCジュニア。やはり教室によって雰囲気は異なりますし、先生や通われるお友達との相性もあります。
無料体験レッスンは随時開催中しているので、まずは見学しにいかれることをおすすめします。複数の教室の体験後に決められる方も多いようですよ。
英語ひろばに届いた口コミ・評判
当サイトにはECCジュニアの口コミが400件以上投稿されています。全ての口コミはこちらで確認できますよ。
講師について
「先生と生徒の距離が近くていい」
「先生はほめ上手で子供が楽しんでいる」
「根気よく丁寧なレッスンをしてくれる」
「子どもの個性をよく見てくれている」
レッスン内容
「幼児でも飽きないよう工夫されている」
「集中するところとメリハリのある授業」
「長期一貫型のカリキュラムがいい」
「定期テストの対策にも力を入れてくれる」
「発表会やハロウィンパーティーなどがある」
教材
「カラフルで可愛い」
「親子で楽しくDVDで勉強している」
設備・立地
「アットホームな雰囲気」
「周囲が暗めなので車の送り迎えが必要」
「住宅街なので駐車スペースが混雑する」
料金
「月謝制で良心的な値段」
「教材費はやや高いが納得のいく値段」
全体的には講師やレッスン内容、教材などで良い意見が多かったですが、立地に関しては、送り迎えをする際に気になるという意見もありました。
事前に実際に通う時間帯での教室へのアクセスなどを、しっかりと行うことをおすすめします。
割引・お得情報
時期によっては期間限定のキャンペーンを行っていることがありますが、現在は行っておりません。
兄弟・家族で入学する場合は2人目から入学金5,500円の割引が受けられますよ。
Q&A その他の疑問について
ほか、いくつか気になる点をご紹介していきます。
Q 幼児は保護者同伴ですか?
A 2〜3歳児クラスは保護者同伴となりますが、4歳以上のクラスはお子さんだけの授業となります。
Q オンライン授業はありますか?
A 現在、ECCジュニアは基本、対面授業のみとなります。ECCが運営するECCオンラインレッスンというサービスが別にあります。
Q 季節のイベントなどはありますか?
ハロウィンやクリスマスパーティ、英語発表会など、それぞれの教室で企画開催されるようです。詳細はお近くの教室にご確認ください。
まとめ
ここまで、さまざまな特徴をご紹介してきましたが、ここで良い点と気になる点にまとめてみます。
良い点
- 10,000教室以上という圧倒的な教室数
- 長く教えてもらえる先生がいる
- コースが豊富で目標によって選べる
- 引っ越しても同じカリキュラムでできる
- やる気を出させてくれる教材
気になる点
- 開講クラスは教室によって異なる
- コースが豊富で迷いそう
英語学習は長期的スパンで考える必要がありますので、長く同じ先生に教えてもらえるのは大きな安心材料になるのではないかと思います。
また、週1のコース、週2のコースなどがあるため、学習の目的や他の習いごととのバランスなどによって選べるのも大きなメリットだと思います。
基本的には小規模な教室が多いです。開講コースは教室によって異なりますので、お子さんにぴったりなクラスがあるか確認してみることをおすすめします。
また、コースがいろいろあって嬉しい反面、迷う人もいるかと思います。ここは月謝制の強みを生かして、随時、相談していくのがいいと思います。
どんな人におすすめ?
- 初めて英語を習う人
- 長く通える教室を探している人
- 学校の定期試験や受験対策にも重きをおきたい人
英語学習をあまりかしこまらずに、自然にお子さんに始めさせたいと思っている人におすすめの教室です。
アットホームな教室が多く、先生が保護者の方々とがコミュニケーションをしっかり取りながら学習を進めていくことができます。
また、モチベーションをあげる教材の工夫が多くあり、定期試験や入試対策などもしています。英語にこれから力を入れていきたい中学生にもぴったりの教室だと思います。
教室の見学や体験は随時行っているようです。気になる人は、まずはお近くの教室に足を運んでみることをおすすめします。