TOEIC920点の岩田(@iwaking)です。私も実際に長年愛用している、英語学習アプリ「iKnow」について詳しく書いていきます。

通勤時間などを使って気軽に英語を学べる「iKnow」。有料アプリですが、オンライン英会話「DMM英会話」に入会していれば、なんと無料で利用できます。

英単語って「覚えた」と思っても、実際に会話のなかでは使えていないってことありませんか?

iKnowは英語→日本語だけでなく色んな角度から単語を覚えさせてくれるアプリなので記憶が定着しやすいんです。

このアプリで単語のインプットを行い、DMM英会話で講師とアウトプットをすれば「会話のなかで正しく使える単語」が増えると思いますよ。

記事の目次

英語学習アプリiKnowって?

iKnowは、DMM英会話などを運営している株式会社DMM.comが運営する有料の英語学習サービス。

iKnowの歴史はそこそこ長く、2007年から提供されていました。当初は無料の学習サービスだったのですが2011年に有料化されました。「脳科学に基づいた記憶ツール」に定評があります。

iKnowの料金プラン

料金プランは2つあります。下記は全て税込です。

1ヶ月プラン 1,510円/月
12ヶ月プラン 9,530円
(月あたり794円)

契約期間が長いほど月あたりの単価は安くなります。しかしその分、一括で先払いする必要があります。これは有料サービスではよくある形式ですね。プランで一番人気なのは12ヶ月プランです。

ちなみに私はライフタイムプラン(昔は一度払えば追加料金なしでずっと使えるLifetimeプランがありました)なので、iKnowがずっと継続することを祈っております...。

DMM英会話の有料会員はiKnowが無料

ちなみにオンライン英会話であるDMM英会話に入会すれば、特典としてiKnowが無料で利用できます。

DMM英会話は、何百社とあるオンライン英会話のなかでも、最大手のひとつ。世界約125ヵ国の講師にレッスンを受けられます。特にネイティブ講師のレッスンが25分589円~と格安ですよ。

DMM英会話のプラン

  スタンダード プラス
ネイティブ
毎日1レッスン

月6,980円

(25分225円)

月19,880円

(25分641円)

オンライン英会話はアウトプットの練習をする場ですから、iKnowでの語彙のインプットと組み合わせられるのはいいですよね。

脳科学に基づいた、記憶が定着するシステム

iKnowではオリジナルアプリを使用して学習するのですが、問題の出題パターンは独自のアルゴリズムを用いています。こちらは脳科学などの知見をもとに、人間の記憶に定着しやすいプログラムにしているようです。

例えば「festivity」という単語では「festivity=陽気、祭礼」という英語と日本語のペアを最初に記憶したあとで、

選択問題が出されます。正しい日本語の意味がテストされるんですね。

その後、日本語から英単語を選択するテストが出たり、

音声を聞いて、単語のスペルをディクテーションしたりと、様々な方法でテストされます。

英語→日本語の選択問題は、記憶が曖昧でも正解できてしまうので、このように自動で様々な角度からテストしてくれるのはいいと思います。

あと音声を聴いてディクテーションすることもあるので、音とスペルを自然に結びつけて記憶できるのはいいですね。また回答後には英文が自動で読み上げられるので、リスニングの練習にもなります。

また出題のタイミングにも工夫があります。人間が学んだことを忘れやすいタイミングで、前に正しく解答できなかった問題が出題されるのです。記憶が定着しやすいように研究が重ねられたアプリということですね。

PC、スマホ、タブレットで学習可能

iKnowはマルチデバイス対応なので、PCだけでなくスマホ、タブレットでも学習することができます。スマホやタブレットはiOSだけでなくAndroidにも対応していますよ。

そのため外出中でもスキマ時間に問題を解くことがでます。記憶の定着には毎日とにかく続けることが重要なので、いつでもどこでもできるのはありがたいですね。

ただしどの単語をどの程度覚えられたかを数字で見られる「Memory Bank」など一部の機能は、PC版でのみ利用可能とのことです。

iKnowの学習コース

iKnowの英語コースには、以下のようなものがあります。それぞれのジャンルに特化した単語を学習できますよ。

  • 英会話
  • TOEIC
  • ビジネス英語
  • 旅行・趣味
  • DMM英会話向け
  • 留学準備
  • 大学受験

その中からいくつか紹介します。

TOEICは目標スコア別

470、600,800,900と4つの目標スコア別に、TOEICによく出る単語やフレーズを覚えていきます。

ビジネス英語はシチュエーション別

社内での基本的な会話、交渉、プレゼンなど、色んなシーンに合わせた単語を学べます。

留学準備はTOEFL、GMATなどにも対応

海外の大学に留学する際などに必要な試験に対応しています。

各分野で使える単語をひととおりカバーできると感じるぐらい、内容はなかなか充実しています。ただし英検1級用などはないので、TOEIC900以上の上級者にはやや物足りないかもしれません。

学習プログラムは4つ

学習コースを選択したあとは、下記のような4つの学習プログラムを組み合わせて語彙を暗記していきます。

iKnow!

紛らわしい名前ですが、iKnowというのがこの学習プログラムの名前です。単語とフレーズを学べます。最初は英単語と日本語訳が同時に表示されるのでそれを暗記します。

その後、様々なパターンで問題が出題されるので回答していきます。まずは英単語→日本語の選択問題が出題されます。その後は、多様な形式で問題が出題されます。

このようにひとつの単語においても、日本語→英語、英語→日本語、音声のディクテーション、文章の穴埋めと色々な方法でテストしてくれるので記憶が定着しやすくなります。

回答後は単語やセンテンスが英語で読み上げられるので、リピーティングをするといいいでしょう。

Rapid Choice

こちらは高速の2択クイズ。英単語を見て日本語の意味を選択するだけですが、制限時間がかなり短いので記憶が曖昧だと間違えるかもしれません。

瞬間的に意味を判断できるかどうか確認するのにいいと思います。

Self Check

自己申告制のテスト。英単語を見て、意味があっているか確認します。こちらはテスト形式ではないので正解したかどうかは自分で判断します。

これはフラッシュカード(単語カード)と同じようなものですね。ただしフラッシュカードと違って発音やスペルの確認も行うことができます。ゆっくりと意味や発音を確認したい時に利用するといいと思います。

Sentence Trainer

こちらは文章形式でのテスト。英語の音声が文章で流れるので、それを全てディクテーションします。

その他には日本語の文章から英文にする場合など、いくつかのパターンがあります。難易度的には文章全部のディクテーションがなかなか手強いですね。

iKnowの4つの学習プログラムのうち、このSentence Trainerが一番難しいと思います。総仕上げに使えますね。

他サービスやアプリとの比較

英語学習に関するサービスやアプリで、私が知る限りでiKnowに似たものを紹介します。

memrise

単語の学習サービスです。私が知る限りiKnowに一番似ているサービスだと思います。PC、アプリ、タブレットで利用可能です。

iKnowと違う点は、こちらはグローバルサービスなので日本人だけに向けて作られているわけではないこと。そのためiKnowのほうが日本人にとっては親切に感じる部分が多いと思います。

またこちらには有料プランもありますが、無料で継続的に利用が可能です。英語学習に費用をかけたくない方は、こちらも選択肢としてアリだと思います。

Real英会話

こちらは少し用途が異なるのですが、単語ではなくフレーズの暗記用アプリです。iPhoneやAndroidで利用可能です。資格試験や受験用というよりは、シチュエーション別に自然な会話フレーズが学びたい人に向いています。

他に似たようなアプリ、サービスがあったら教えていただけるとうれしいです。

お得情報・キャンペーン

無料で5回まで利用可能

無料会員登録をすると、無料で5回までiKnowを利用できます。

この場合、1回というのは上に書いた学習プログラム1回分のことです。5回利用してみれば効果があるかどうか十分に判断できると思いますよ。興味のある方はぜひ試してください。

3ヶ月無料ボーナス(12ヶ月プラン登録で)

iKnow!の新規登録ページから12ヶ月プランを申し込むと、3ヶ月分無料で付与されますのでお得です。1ヶ月プランだと月額1,510円ですが、12ヶ月プランだと月額794円相当になります。

そしてさらに3ヶ月分ボーナスが貰えますので、無料トライアルを利用してみて気に入った方はこちらから申し込みましょう。

12ヶ月プラン登録で3ヶ月無料ボーナスを受け取る

ちなみに、上記のリンクから登録すると申込者と紹介者両方に3ヶ月無料ボーナスが付与されるのですが、私は既にライフタイムプラン会員なので、私にはメリットはありません。

まとめ

iKnowは、英単語を日本語の意味だけでなく用法、発音、スペルなど色んな角度から学べるアプリです。

PCだけでなくスマホやタブレットでも学習できるので、通勤中などスキマ時間を使って語彙力を鍛えたい方にはピッタリのサービスではないでしょうか。

ただ、単語を覚えたあとは、それらを実際に会話のなかで使ってみることが大切です。新しく覚えた単語を正しいシチュエーションで使えてこそ、本当の意味で単語力が伸びたと言えますよね。

そのためにはインプット+アウトプットの両方が必要です。大手のオンライン英会話であるDMM英会話の有料会員になれば、通常は月あたり794円~1,510円かかるiKnowが、無料で利用できます。こちらの選択肢もぜひ検討してみてはいかがですか?

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