はじめまして。海外ノマド女子の豊永奈帆子と申します。現在、パソコン1台で働きながら一ヶ月ごとに国を移動する海外ノマド生活を実践しています。
私は中学校3年間をオーストラリアで過ごし、英語が出来るようになってから確実に人生が「ラク」になりました。日本人で英語が出来る人が少ないため、私は今まで多くの恩恵を受けてきました。
そんな私が、日本に住んでいた時に疑問に思っていたことが「英語をやる必要はあるのか？」などのメディアの報道や本などが多く出版されていることでした。私は英語のおかげで色々とトクして生きてきた自覚があるのでなおさらでした。
国によっては、英語ができないといい仕事に就けないと必死に勉強する学生も多いですが、まだまだ日本では英語ができなくても有名企業に入ることができることもあって、日本人の「英語をやらないと」という意識は低いと感じます。
そこで、これからの連載では、語学のできる人の少ない日本人の中で英語ができることで、いかに人生が「ラク」になるかをお話したいと思います。
語学の学習は長期戦で根気のいる作業ですが、少しでも英語学習のモチベーションを高めて頂ければと思います。
日本人で英語ができるということ
私が海外でよく言われること。それが、「日本人は英語ができない。」です。残念なことに日本人が英語が出来ないことは、海外ではかなり有名です。
でも逆に、出来る人が少ないからこそ、日本では英語ができれば受験、就職、転職まですごく「ラク」になります。
私が1年間働いていた香港では、現地語である広東語の他に英語、中国語を使える人が多く、現地の人は「3ヶ国語が出来る人が多いので、なんのアピールポイントにもならない」と言っていました。
でも、日本では英語が出来る人が少ないために、英語が出来るだけで「スゴイ」と賞賛され、様々な恩恵を受けることが出来ます。
英語で得した大学受験
私が日本で英語ができることが、いかにトクか実感したのが大学受験でした。
私は高校時代は理系クラスだったのですが、現役で志望校に入れず、「学部はどこでも良いから、とにかく有名大学に入りたい」という自分の正直な気持ちに気付きました。
そこで、思い切って文転をして気付いたこと。それが私立文系大学における英語の配点の高さです。英語の比率が半分の学部も多く、なんと受験科目が英語しかない学校さえありました。
そこで私は、英語の配点が高い学部を重点的に受験した結果、英語の配点比率が半分だった早稲田大学の国際教学部と慶応大学の環境情報学部の両方に合格することが出来ました。
また、浪人時代の受験勉強の際においても、英語の勉強に時間を割かなくて良いのは多きなメリットでした。
実際、私の浪人時代の勉強量は英語1：世界史6：国語3の割合でした。私は浪人時代に世界史の勉強を1から始めたので、
英語にあまり時間を割かなくて良いのは、大きなメリットだったと思います。英語のおかげで大学受験が圧倒的に「ラク」でした。
高校からのフィリピン留学のオススメ
もし、とにかく私立有名大学に入りたいという高校生には、夏休みを利用してのフィリピン留学をオススメします。
現在、大学生の間に英語学習目的でフィリピン留学に行く人が増えていますが、せっかくなら高校時代に行って、大学受験でも英語の能力を利用できたほうが得だと思います。
私立文系は英語の配点が高いので、高校1、2年は英語に集中して、高校3年から他の科目に集中しても問題無いと思います。
実際に、受験直前まで語学学校に通い、最終的に日本の大学を受験して成功した友人もいます。
今回は、いかに英語ができることでいかに大学受験が「ラク」になるかを書きました。これからの連載でも、引き続き英語ができると人生「ラク」になる理由を説明します。
