鹿児島県肝付町の概要
鹿児島県肝付町(きもつきちょう)は、本土最南端の大隅半島東部に位置する町です。2005年に旧高山町と旧内之浦町が合併して誕生しました。肝属郡に属し、伝統行事「流鏑馬(やぶさめ)」や古墳群を有する歴史豊かな地域でありながら、内之浦宇宙空間観測所を擁する科学の最先端を行く町でもあります。清らかな水と肥沃な土壌で育まれた農畜産物が豊富で、特に「鹿児島黒牛」や「かごしま黒豚」などのブランド肉が高く評価されています。
肝付町の観光地
① JAXA内之浦宇宙空間観測所
JAXA内之浦宇宙空間観測所は、1962年に設立されたロケット発射場で、日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げたことで知られています。ここでは、イプシロンロケットなどの固体燃料ロケットが打ち上げられ、宇宙科学研究に貢献しています。施設内ではロケットや科学衛星のモデルが展示されており、見学も可能です。
② 岸良海岸
岸良海岸は、透き通った青い海と白い砂浜が広がる美しい海岸です。初夏にはウミガメが産卵に訪れる自然豊かな場所で、磯釣りの一級ポイントとしても知られています。訪れる人々に南国の雰囲気を感じさせる、静かで落ち着いた観光スポットです。
③ 轟の滝
轟(とどろ)の滝は、肝属川の支流である荒瀬川にかかる美しい3段の滝です。周囲を緑に囲まれたこの滝は、夏の暑い日でも冷たい滝のミストと豊富なマイナスイオンによって涼しさを感じることができ、多くの家族連れが訪れます。滝の一角には、よく手入れされた祠とお堂があり、町外から訪れる人々が善意で清掃やお供え物をしています。
④ 高山城跡
高山城跡は、18代にわたりこの地を治めた肝付氏の本拠地でした。城跡は1945年(昭和20年)に国指定文化財となり、歴史的価値を持つ場所として保存されています。高山城は小高い丘陵地帯に築かれており、現在は本丸・二の丸・山伏城・奥曲輪などが空堀で区画されているのみで、建造物は残っていません。
⑤ 二階堂家住宅
肝付町新富にある二階堂家住宅は、故二階堂進氏の生家として知られています。江戸時代の郷士の住居であり、1975年(昭和50年)に国の重要文化財に指定されました。建築年代ははっきりしていませんが、1810年(文化7年)頃の建築とされています。
肝付町のふるさと納税返礼品をご紹介
① 漁師厳選!ロコフィッシュ(地魚) 下処理済 鮮魚 ボックス
引用元:さとふる
環境に優しい定置網漁で獲れた地魚を、新鮮な状態でお届けします。未利用魚や低利用魚も含まれており、地元の豊かな海の恵みを楽しむことができます。
② 鹿児島県 肝付町産 黒豚 餃子
引用元:ふるさとチョイス
鹿児島県産の黒豚肉を使用した冷凍生餃子です。ジューシーな具材ともちもちの皮が特徴で、鹿児島産の黒酢や黒糖を使用したこだわりの一品です。
③ 豚肉のテッポウ 自家製味噌ダレ味付き
引用元:ふるさとチョイス
希少部位である豚のテッポウを、特製の味噌ダレに漬け込んだ商品です。弾力のある食感と味噌の旨味が楽しめ、ご飯やお酒のお供に最適です。
肝付町のふるさと納税の使い道
1. ふるさとの自然・歴史文化を守り育てる事業
流鏑馬行事や文化財の保護・保存、環境保護に活用されます。
2. 地域の産業を守り育てる事業
農林水産業の振興や有害鳥獣対策などに使われます。
3. みんなで築く安心・安全なまちづくり事業
津波避難経路の整備や予防接種助成、子育て支援などに活用されます。
4. 指定なし(町長が使途を選択します)
教育活動や宇宙のまちPRなど、多様な取り組みに使われます。
まとめ
鹿児島県肝付町は、歴史と科学が共存する魅力的な町です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、肝付町の豊かな自然や美味しい食材を楽しんでみてはいかがでしょうか。内之浦宇宙空間観測所や美しい岸良海岸など、訪れる価値のあるスポットがたくさんあります。