和歌山県九度山町の概要
和歌山県北部に位置する九度山町(くどやまちょう)は、歴史と自然が調和した魅力的な町です。町の名前は、高野山の開祖である空海(弘法大師)が月に9度母に会いに訪れたことに由来しています。平安時代から真言宗の拠点として栄え、戦国時代には真田幸村ゆかりの地としても知られています。温暖な気候を活かした果樹栽培が盛んで、特に富有柿は日本一の品質を誇ります。
九度山町の観光地
① 慈尊院
慈尊院は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されており、空海の母が滞在したことから「女人高野」として知られています。子宝や安産を願う参拝者が多く、乳房型絵馬が奉納される珍しい寺院です。平安時代の木造弥勒仏坐像は国宝に指定されています。
② 九度山・真田ミュージアム
関ヶ原の戦い後、真田父子が蟄居(ちっきょ)を命じられた九度山にあるミュージアムです。NHK大河ドラマ「真田丸」を記念して、真田三代の軌跡を展示しています。真田幸村が最も長く過ごした九度山での生活を、パネル展示や映像で楽しむことができます。
③ 丹生官省符神社
丹生官省符神社は、弘仁7年(816年)に弘法大師(空海)によって創建されました。狩場明神が白と黒の2頭の犬を使って弘法大師を高野山に導いたという伝説があり、現在でもこの2頭の犬は神の使いとして祀られています。神社は「紀伊山地の霊場と参詣道」として平成16年(2004年)に世界遺産に登録されており、木造一間社春日造の本殿三棟は重要文化財に指定されています
④ 高野参詣道 町石道
高野参詣道の町石道は、弘法大師(空海)が高野山を開創して以来、信仰の道として多くの人々に敬われてきました。道しるべとして建てられた高さ約3メートルの五輪塔型の石柱「町石」が1町(約109m)ごとに立ち並び、その8割以上が鎌倉時代に建立されたものです。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、現在は整備されてハイキングコースとしても人気があります。
⑤ 道の駅「柿の郷くどやま」
道の駅「柿の郷くどやま」は、観光の拠点として人気のスポットです。施設内には、世界遺産や戦国武将・真田幸村ゆかりの地である九度山町の歴史を紹介する「世界遺産情報センター」があります。また、和歌山県内で採れる農産物を販売する「産直市場よってって」など、多彩な施設が揃っています。大型遊具のあるアミューズメント広場もあり、家族連れで楽しめる場所です。
九度山町のふるさと納税返礼品をご紹介
① 真田あんぽ柿
引用元:ふるさとチョイス
和歌山県産のあんぽ柿は、自然な甘みが特徴で、真田幸村の旗印『六文銭』の箱に詰められています。贈答品としても最適です。
② 和歌山県産 富有柿
引用元:ふるさとチョイス
全国一の柿の産地から届けられる富有柿は、たっぷりの果肉と甘い果汁が魅力です。秋の味覚を存分に楽しめます。
③ 和歌山県産 白鳳 桃
引用元:ふるさとチョイス
桃の名産地から届けられる白鳳は、ジューシーで甘みが強く、贈答用にもぴったりです。夏季の味覚を堪能できます。
九度山町のふるさと納税の使い道
九度山町では、ふるさと納税を通じて以下のような事業に活用しています。産業・観光事業では、伝統行事の保存や観光資源の整備、新産業の開発を推進しています。福祉事業では、高齢者福祉や子育て支援、防災対策に取り組んでいます。教育事業では、学校教育の充実や歴史的・文化的史跡の保全に力を入れています。また、その他の重要課題にも対応しています。
まとめ
和歌山県九度山町は、歴史的な遺産と豊かな自然に恵まれた町です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、九度山町の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?慈尊院や真田ミュージアムなど、歴史を感じる観光地が待っています。