福岡県行橋市の概要
行橋市(ゆくはしし)は、福岡県東部に位置する市で、旧豊前国および旧小倉藩に属していました。市内には今川、長峡川、祓川の3本の川が流れ、周防灘に注いでいます。市のほぼ全域が平野部で、暮らしやすい環境が整っています。南西部には水田地帯が広がり、近郊型農業が盛んです。また、周防灘に面しているため漁業も活発に行われています。近年では、東九州自動車道や国道201号バイパスの開通によりインフラ整備が進み、京築地区の中核都市として発展を続けています。
行橋市の観光地
① 長井浜海水浴場
長井浜海水浴場は、福岡県行橋市に位置し、遠浅の海岸が続く豊前海に面しています。天気が良い日には国東半島や由布岳を見渡せる絶景スポットとして知られています。シーズン中はまて貝ほりや海水浴を楽しむ人々で賑わい、ビーチスポーツの聖地としてビーチバレーやビーチサッカーの大会も開催されています。
② 海軍築城航空基地稲童掩体
海軍築城航空基地稲童掩体は、戦時中に敵の空襲から軍用機を守るために造られた格納庫で、市指定の史跡です。稲童1号掩体壕は、双発の軍用機を格納する大型の掩体壕で、現在は史跡公園として公開されています。壕内は立ち入り禁止ですが、天井前面には弾痕が確認でき、歴史を感じることができます。令和5年3月28日には、福岡県の史跡に指定されました。
③ 今井津須佐神社
今井津須佐神社は、「今井の祇園さま」として親しまれている北部九州を代表する祇園社です。創建時期には諸説ありますが、鎌倉時代の建長8年(1254年)に京都の八坂神社から今井の地に勧請され、戦国時代の天正年間に現在地に移ったと伝えられています。この神社は、大祖大神社と並んで祀られており、疫病平癒や無病息災、厄除開運にご利益があるとして厚く信仰されています。
④ 行橋市歴史資料館
行橋市歴史資料館は、福岡県行橋市に1990年に開館した歴史博物館です。行橋市は古くから、東は瀬戸内海、西は大宰府、南は宇佐、北は小倉・関門および響灘につながり、海陸の交通の要衝として栄えてきました。館内には、4世紀から5世紀にかけての古墳からの出土品や仏教に関する資料、歴史資料が数多く展示されています。
⑤ 行橋赤レンガ館
行橋赤レンガ館は、「旧百三十銀行行橋支店」として福岡県の有形文化財に指定されています。大正3年(1914年)に東京駅や日本銀行本店などの設計で有名な辰野金吾の監修によって建てられた、優雅な赤レンガ建築です。平成13年から14年にかけて竣工当時の姿に修復され、大正ロマンあふれる建物として蘇りました。
行橋市のふるさと納税返礼品をご紹介
① 福岡県産蓬莱柿(ほうらいし)DRY FIG (ドライいちじく)
引用元:ふるさとチョイス
福岡県行橋産の希少な蓬莱柿を使用したドライいちじくです。美しい色味ととろけるような食感が特徴で、濃厚な甘さを楽しむことができます。
② 有明海産のり優上焼のり
引用元:ふるさとチョイス
有明海で養殖された高級海苔を使用した焼きのりです。ビタミンやミネラルが豊富で、料理に加えることで旨みを引き立てます。
③ 九州産・鰻の蒲焼
引用元:ふるなび
地元老舗鰻屋監修の秘伝のタレで香ばしく焼き上げた鰻の蒲焼です。南九州から厳選した鰻を使用し、ふっくらとした柔らかさが特徴です。
行橋市のふるさと納税の使い道
行橋市では、ふるさと納税の寄付金を以下のような事業に活用しています。教育・文化に関する事業では、教育施設の整備や文化財の保護を行い、医療・福祉に関する事業では地域医療や福祉の充実を図っています。また、生活環境・都市基盤等の整備に関する事業では、防災体制の強化や公共施設の整備を進めています。さらに、産業・観光の振興に関する事業では、市の特色を生かした観光の振興を図り、市長におまかせ事業では市政全般に寄付金を活用しています。
まとめ
福岡県行橋市は、豊かな自然と歴史的な史跡に恵まれた市です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、行橋市の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?美しい海水浴場や歴史を感じる史跡など、この市ならではの体験が待っています。