オンライン英会話 フィリピン人講師

年の大半を外国のお客さんと旅する通訳ガイドのMarikoです。

今話題のオンライン英会話に興味を持って調べ始めた時、まず最初に驚くのは料金の安さではないでしょうか。そして、どうやらフィリピン人講師が大半を占めていることもわかってきます。

そうなってくると、「こんなに安くて効果があるの?」「そもそもフィリピン人講師ってどうなの?」と、いろいろ疑問が沸いてきますよね。

この記事ではそのような疑問に答えながら、フィリピン人講師のオンライン英会話の特徴をご紹介していきます。

ぜひオンライン英会話スクール選びの参考にしてください。

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    オンライン英会話にはどんな講師がいるの?

    まず、オンライン英会話の講師陣は

    • フィリピン人講師
    • ネイティブ講師
    • 日本人講師

    の3つのタイプに分けられます。

    どれかひとつのタイプに絞ったサービスもありますが、いくつかのタイプの講師がいて選択するケースが多いです。そして講師によってレッスン料金が異なります。

    その中でもフィリピン人講師のレッスン料は格安のことが多く、相場は毎日1回x25分レッスンで月6,000円台。1レッスン200円前後で受けられるんです。

    今回はこのフィリピン人講師について深堀りしていきたいと思います。

    フィリピン人講師の気になるところ

    フィリピン人講師のオンライン英会話で多くの人が気になるのは、

    • レッスン料が安すぎない?
    • フィリピン人の英語力ってどうなの?
    • フィリピン訛りが心配
    • 指導力はあるの?

    のような点なのではないでしょうか。

    それでは、ひとつずつ疑問に答えていきますね。

    レッスン料が安すぎない?

    たしかにフィリピン人の英会話レッスン料は破格です。たとえば、30分のレッスン単価は300円ほどで、ネイティブ講師の相場である1000円の1/3以下です。

    さらに、従来の通学型スクールの場合だと、たとえばマンツーマンレッスンの相場は30分4,500円のため、15倍の差があります。

      講師

    30分単価イメージ

    オンライン
    英会話
    フィリピン人

    300円〜

    ネイティブ

    1,000円〜

    通学型
    スクール
    ネイティブ

    4,500円〜

    ※料金イメージは、オンライン英会話は毎日プラン、通学型はマンツーマン月4回の例です

    まず通学型と比べてオンライン英会話が安いのは、教室の家賃や運営スタッフの費用が抑えられるから。講師を日本に呼び寄せる必要もないですしね。

    そして、ネイティブとフィリピン人講師の料金の差は物価の違い。フィリピンの平均年収は50万円ほどと言われていますので、そこが大きく影響します。

    フィリピン人の英語力ってどうなの?

    では、気になるフィリピン人の英語力ですが、フィリピンではフィリピノ語(タガログ語とほぼ同義)と合わせて英語は公用語なので、多くの国民が話せます。

    アジア2位の英語の実力

    EF Education First 英語能力指数の調査

    (出典:EF English Proficiency Index 2020)

    世界最大級の英会話スクールであるEF Education Firstが、世界100カ国でおこなった英語能力指数の調査によると、フィリピンは全体の27位。

    しかしよくみるとフィリピンより上位にいるのは、オランダ、デンマーク、スウェーデンなど、ほぼヨーロッパの国々で、アジアの国としては大健闘の2位です。

    EF Education First 英語能力指数の調査

    (出典:EF English Proficiency Index 2020)

    フィリピンは5段階中、上から2番目の「英語能力が高い国」のカテゴリーに分類されています。

    ちなみに日本はだいぶ引き離されて全体55位。アジア9位で下から2番目の「英語能力が低い国」に分けられています。

    なぜこんなに英語能力が高いの?

    これには歴史的な背景が大きく影響します。

    300年以上もスペインの統治下であったフィリピンですが、1899年から1946年の間、アメリカの植民地となります。(うち1942-1945年は日本が統治)

    アメリカの植民地時代、アメリカから英語教師が派遣され、徹底的な英語教育が行われました。多くのフィリピン人がこの時期に英語スキルを身につけたといいます。

    国をあげてのバイリンガル政策

    独立した今でも、国をあげて英語教育に力を入れています。

    小学校低学年は地方言語を使いますが、それ以降は、全ての科目の授業が英語とフィリピノ語で行われます。私立は幼稚園から全て英語オンリーです。

    海外で働く人も多く、国内でも英語スキルが採用条件になっている外資系企業などもあり、多くの人がよりよい仕事に就くために英語学習をします。

    映画も字幕なしで上映されるというフィリピン。街中も英語で溢れているんですよね。

    フィリピン訛りが心配

    フィリピン人講師の訛りについてですが、結論から言うと確かにフィリピン訛りというのはあります。ですが、あまり気にならないきれいな発音の講師も結構います。

    というのも、フィリピン人が苦手と言われる発音は、

    • Rが巻き舌が強めになりやすい
    • VがBになりやすい(VeryがBerryに)
    • FがPになりやすい(Philippineがピリピンに)

    などですが、このことは一般的なフィリピン人のクセであり、英語講師を職業としている人は注意して直している人も多いんです。

    とはいえ、たまにクセが強い講師がいるのも事実。講師の紹介動画などがあれば、発音を確認してなるべくクセのない講師のレッスンを受講することをおすすめします。

    世界の英語話者のうち75%は非ネイティブですし、実際ビジネスの現場などで会話するのもアジア人が多いですよね。

    フィリピン人講師レッスンは、どんな英語話者にも伝えられるようにアウトプットを鍛えたい人には合っているのではないかと思います。

    指導力はあるの?

    フィリピン人は、英語を第二言語、もしくは第三言語(タガログ語が母国語でない場合)として習得してきているため、外国語として英語を学ぶことの難しさをよく知っています。

    ネイティブ講師と比べて、文法の説明などがわかりやすいと言われるのはそのため。講師も苦労を重ねて英語学習をしてきているため、日本人の気持ちを理解してもらいやすいです。

    以前は外国人に英語を教えるノウハウがまだ不足していると言われていましたが、今は様々なオンライン英会話で良い教材ができてきているので、ここはだいぶカバーされています。

    体験授業などを受けて比較する際には、ぜひ教材もチェックしてみてください。

    ネイティブ講師とフィリピン人講師を比較

    それでは、次はフィリピン人講師の特徴をご紹介するために、ネイティブ講師と比較していきます。

      フィリピン人講師 ネイティブ講師
    料金
    格安でたくさん
    話せる

    フィリピン人講師
    に比べると高い
    発音
    若干訛りがあることも

    本場の発音
    文法説明
    説明がわかりやすい

    うまく説明できない
    ことも
    自然な
    フレーズ

    特有なフレーズ
    がでる時も

    自然なフレーズ
    を学べる
    雰囲気
    リラックスして
    楽しく受けられる

    スピードがはやく
    緊張してしまうことも

    料金について

    まずは毎日英語を話す習慣をつけたいという人には、フィリピン講師のプランはぴったりです。

    ネイティブ講師と比べると、フィリピン人講師は料金が1/3以下。つまり、同じお金で3倍話すことが可能なんです。通学型レッスンだったら週1回通うのがやっとです。

    安さを最大限利用して、フィリピン人とネイティブ講師の組み合わせ受講もおすすめ。フィリピン人で毎日「英語口」を鍛えて、週に1、2度はネイティブから自然なフレーズを学べるとベストです。

    発音について

    英語上達の近道はとにかく英語を「モノマネ」すること。その時にマネするお手本が間違っていたらあとで直すのは楽ではありません。

    発音を重視するならやはりネイティブが最適です。最初からホンモノで学ぶ方が効率的です。

    フィリピン人の場合、訛りが若干ある講師もいますので、紹介動画などをしっかりチェックしましょう。また、きれいな発音の講師を見つけたらリピートしちゃいましょう。

    文法説明について

    ネイティブは英語の基礎を知らぬ間に習得しるので、文法説明などもうまくない講師がいることも。

    その点、第二外国語として学んでいるフィリピン人の文法説明はわかりやすいと言われます。

    とはいっても、英語での文法説明は慣れない日本人には最初は難しく感じます。名詞はnoun、形容詞やadjectiveなど、基礎の英語文法ワードは抑えてから受講してください。

    自然なフレーズの習得

    小学生の頃から日常的に英語に接しているフィリピン人ですが、やはり仲良い友達同士ではフィリピン語、もしくは現地語を使用しているといいます。

    そのため、どうしてもネイティブの自然な言い回しに比べると負けてしまいます。

    また、タグリッシュ(タガログ語+イングリッシュの造語)と呼ばれる、独特な言い回しや単語なども若干あるんですよね。

    雰囲気

    特に初心者の場合、ネイティブ講師だと、発音や会話スピードについていけずに緊張しっぱなしでレッスンが終わってしまった、という声をよく聞きます。

    その点、フィリピン人の場合は初回からリラックスしてレッスンができる人が多いようです。

    おそらくそれはフィリピン人の人懐っこい性格ゆえ。また、もてなすのが好きな国民性の影響もあるかもしれません。

    フィリピン人講師に向いている人

    フィリピン人講師に向いているのは、このようなタイプの人たちです。

    • お手頃価格で毎日会話練習がしたい人
    • 初級〜中級レベルの英語力の人
    • 楽しくレッスンがしたい人
    • 異文化交流がしたい人
    • 文法学習もそこそこやりたい人
    • 発音はそこまで気にしない人

    フィリピン人レッスンは、格安でとにかくたくさんアウトプットをしたいという人に向いています。

    特に初級者で日常で英語を話す機会も特になく、異文化交流がしたいという人にとっては絶好のサービスです。楽しくレッスンを受けながら、基礎文法を学ぶことができます。

    また、中級レベルの人がアウトプット練習の場所として使うのもいいと思います。

    しかし、インプットを重視したい人は、ネイティブ講師と合わせて検討することをおすすめします。母語とする人から教わるほうが自然ないい回しなどを習得できますよ。

    まとめ

    今、話題のフィリピン人オンライン英会話。穏やかで明るいフィリピン人気質が、日本人の波長と合ったことで人気がでています。

    毎日レッスンをしても月1万円でおつりがくるため、異文化交流を気軽に自宅でしたい人にはぴったりです。

    教え方やテキストなどもオンライン英会話サービスによってかなり違います。まずは2、3社体験受講をして比較してみるのがいいでしょう。

    いい講師をみつけられたら最高のコスパで自宅レッスンができますよ。ぜひ自分に合ったスクールと講師を見つけて楽しく英語学習してください。

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    Mariko

    幼少期をイギリスで過ごし、大学では国際関係学を専攻。卒業後、旅行会社、秘書、グラフィックデザイナー、コンサルタントなどを経たのち、2016年より英語の通訳案内士に。外国人のお客さんと日本各地を旅しています。
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