女性限定・初心者専門のマンツーマン英会話「bわたしの英会話」が気になって、体験レッスンを受けてきました。
今まで多くの英会話スクールを見てきましたが、このように生徒さんを限定しているスクールってかなり珍しいです。しかも都内の一等地にいくつも校舎があるので、生徒さんを限定してしまうとデメリットがありそうとも考えてしまいました。
でもそこにbわたしの英会話のこだわりがあったんです。「対象をしぼることで、その方たちに最適なサービスを提供できる」とのこと。
- 日本語が話せるネイティブ講師に1対1で学べる
- シンプルで分かりやすいオリジナルのテキスト
- オシャレで落ち着いた雰囲気の内装
bわたしの英会話には、女性初心者が安心して通える工夫がたくさんありましたよ。
bわたしの英会話ってどんなスクール?
レッスンは全てマンツーマン、生徒は女性限定というbわたしの英会話。2023年3月現在、東京と横浜に計7つの校舎があります。
より詳細な情報が知りたい方は、料金・予約システム・講師などについてまとめた記事がありますので、ぜひ読んでください。
体験レッスンを受けに渋谷スクールへ
渋谷スクールは渋谷駅から歩いて5分の場所にありました。駅直結の渋谷マークシティを通り抜けるルートが一番分かりやすいと思いますよ。
bわたしの英会話の公式サイトには写真つきのルートが載っているので、そちらを参考にすると、超がつくほど方向音痴な私でも問題なく行けました!
温かくてオシャレな校舎
bわたしの英会話は各校舎にコンセプトを設けているそうです。渋谷スクールのコンセプトは「Luxe(上品な、優雅な)」。オリジナル教材に出てくる主人公Belle(ベル)の自宅をイメージしているそうです。
英会話スクールを検討するとき、もちろんレッスン内容だったり講師の教え方だったりが一番大切です。でも私は「雰囲気」も見てしまいます。行くのが楽しみになるというか、頑張ろうって思えるというか…
bわたしの英会話の内装やスタッフさんの対応から、さっそく「安心できる雰囲気」を感じました。
まずはカウンセリング
カウンセリング担当は、穏やかで明るい女性コンシェルジュの近藤さんでした。
まずは通学目的や英語学習経験についてのアンケートに回答。そして近藤さんがパソコンを使いながらシステムについて説明したあと、アンケートを見ながら丁寧にカウンセリングをしてくださいました。
私は目標として「仕事の電話にスムーズに対応できるようになりたい」と伝えました。
実際と同じ40分の体験レッスン
カウンセリングが終わると、レッスンパートナーのラナ先生が部屋まで迎えに来てくれました。別のブースに移動し、体験レッスンスタートです。
体験レッスンの流れは、
- お互いの自己紹介(10分)
- テキストを使った学習(25分)
- 復習と宿題の確認(5分)
という感じでした。
今まで行った英会話スクールでは体験レッスンは15~20分なんてところもありましたが、こうやって通常と同じく40分レッスンを受けられるのは、ポイントが高いですよね。
ラナ先生は笑顔が素敵なイギリス出身の女性。私はイギリス英語にあまり慣れていないのですが、クリアな英語だったので聞き取りやすかったです。
使ったテキストはオリジナル教材の「Photo Journal」。私たちが感情移入しやすいよう、イギリス人のBelleという等身大の女性の日記や会話をとおして、その日のテーマである文法「The Scoop(注目ポイント)」を学べる構成です。
今回のテーマは「Making Requests(依頼をする)」でした。Belleが友達のKatieに愛犬のお世話を頼むシーンです。事前に伝えていた「電話対応がスムーズにできるようになりたい」という目標に沿うユニットを選択してくれたようです。
テキストに沿って、それぞれの依頼表現における、丁寧さの度合いを教わりました。
(例)
・Can you open the window, please?
(カジュアル)・Could you tell me what this word means, please?
(フォーマル)・Would you mind telling me how to get to the station, please?
(更にフォーマル)
相手が友達のときと目上の人のときでは、しっかりと表現を使い分ける必要があるそうです。またどんな表現を使う場合でも「please」をつけた方がいいとのこと。
「Could you~」などで始めても、「please」をつけないと失礼に聞こえてしまうことがあるとは知りませんでした。
テキストを使った学習といっても、ラナ先生はテキストに載っていない表現やポイントも教えてくれました。自分で文章を作ってみる機会もたくさんあったので、とても充実したレッスンでした。
しかもラナ先生はいつも先に例を示してくれるので、初心者の方でも「どう答えればいいのか」が分かりやすいと感じました。
フィードバックとレッスンレコード
体験レッスンのあとはカウンセリングを受けていた部屋に戻って「プログラムデザイン提案書」をもらいました。
目標、得意分野と改善できる分野、コメント、使う教材、項目別のレベルが書かれていましたよ。こちらを参考にしながら、近藤さんが具体的な学習プランを提案してくれました。
そしてレッスンに出てきた語彙・文法・例文などをレッスンパートナーがタイプして印刷した「レッスンレコード」ももらいました。
こちらは入会後も生徒さん全員が毎レッスン後にもらえるものだそうです。ネットでも確認できるので、スマホやタブレットで気軽に復習ができますよね。しかも生徒さんはレッスン中にメモする必要がないので、会話に集中できると思います!
ただ受講して終わりではなく、生徒さんが学んだことをしっかり自分のものにできるような工夫がありました。
大山さんと近藤さんに話を聞きました
CEOである大山さんとコンシェルジュの近藤さんにお話を伺いました。
Q:まず最初に、生徒さんを女性限定とされている理由を教えてください。
A:対象とするお客様をしぼることで、そのお客様が求める形により近いサービスを提供できると考えています。女性と男性では、母語であっても外国語であっても、話の内容や使うフレーズが異なるんですよね。
女性限定とすることで、教材のテーマ・校舎の雰囲気・レッスンパートナーやコンシェルジュの採用基準を明確にすることができます。その結果、より女性が足を運びやすい環境を実現させることができたと思います。
Q:初心者が英語学習を始めやすく続けやすいよう、工夫していることは何ですか。
A:英語に苦手意識を持つ方が「はじめの一歩」を踏み出すお手伝いをしたいと考えています。
男性・子ども・中上級者と様々な方が通うスクールに初心者が飛び込むにはかなりの勇気が必要ですよね。そのような壁を取り除くためにも生徒さんを女性に限定しています。
また何かを「始めること」の次に難しいのが「続けること」といわれています。英語学習においてある程度の成果を感じるには、継続が不可欠です。そのために、
(1)日本語を話せるレッスンパートナーを採用
(2)女性が共感しやすいレッスン内容を選択
(3)1レッスンで学ぶ量が多すぎないよう考慮
などの工夫を取り入れています。「この疑問が解決できた」「この表現が使えるようになった」という小さな成功体験を重ねることで、英語学習の楽しさや喜びを感じることができます。
また人間のモチベーションは3週間・2ヶ月という時期に下がりやすいといわれています。そのような時期でも生徒さんがモチベーションを維持できるよう、脳科学や行動経済学に基づいてカリキュラムを作成しています。
Q:オリジナル教材のPhoto Journalは、いい意味でとてもシンプルだと思いました。今何を学んでいるか、どんな場面の会話に使えるかを、しっかり把握しながら受講できました。
A:そうですね。シンプルというのは心がけて開発しました。大人の女性が身近に感じやすく、かつ日常にも使えるようなテーマを多く取り入れています。
レッスンで学んだ構文を使って「自分の生活に直結したダイアログを作る」という宿題を出すこともあります。
また日本人は英語が苦手だと思っていても、中学高校で蓄えた知識が頭に残っているケースが多いんです。Photo Journalでは生徒さんがその知識を思い出しながら、実生活に活かせるようになることを目指します。
Q:レッスンパートナーについて教えてください。担任制ではないようですが、レッスンの引継ぎはどのようにされているのでしょうか。
A:講師をレッスンパートナーと呼ぶのにも理由があります。講師と生徒という上下関係ではなく、知識を共有しあうパートナー、お互いに会うのが楽しみな存在を目指しています。
出身国はアメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダなどで、全員英語を母語として話します。
プランにもよりますが、原則はレッスン予約時に毎回校舎やレッスンパートナーを選択できますよ。レッスンパートナーは毎回レッスン前に生徒さんのカルテやレッスンレコードを確認するので、一貫性のあるレッスンが可能です。
bわたしの英会話は、初心者が安心して通える
私が体験レッスンのためにいた2時間の間にも、レッスンパートナーと生徒さんが談笑している場面や、コンシェルジュの方が生徒さんに声をかける場面に多く出くわしました。
日本語を話せるネイティブ講師、毎回もらえるレッスンノート、シンプルで分かりやすい教材など、初心者の女性が安心して通えるスクールだと感じました。
無料体験はいつでも受け付けているそうです。カウンセリング+40分レッスンが受けられるので、気になる点をしっかり解決できると思いますよ!