三重県多気町の概要
三重県多気町(たきちょう)は、三重県のほぼ中央に位置し、松阪市と伊勢市に囲まれた緑豊かな農山村の町です。町名の「多気」は、かつて「氣」と書かれ、命を育む場所を意味します。多気町は、世界的に有名な松阪牛の一大産地であり、日本三大茶の一つである伊勢茶の栽培も盛んです。また、特産の伊勢いもや前川次郎柿など、多くの産品が栽培されています。町内には、松阪牛肥育農家直営のレストランや伊勢いも料理専門店、全国紙で全国2位に輝いた農園レストランなど、魅力的な飲食店が多数あります。特に、高校生が運営する「高校生レストラン まごの店」は、多くの訪問者で賑わっています。
多気町の観光地
① VISON(ヴィソン)
VISONは、日本最大級の商業リゾート施設で、紀勢自動車道の勢和多気IC近くに位置しています。約70のレストランやショップが集まり、農園を併設したイタリアンレストランや体験施設もあります。質の高い農作物や新鮮な魚介、松阪牛を楽しめるマルシェや、発酵文化を次世代に伝える体験ができる施設も充実しています。宿泊施設も完備されており、伊勢神宮や熊野古道などの歴史ある名所巡りの拠点としても利用できます。
② ごかつら池ふるさと村
五桂池のほとりに広がる複合レジャー施設で、美しい景観を楽しめます。松阪牛や伊勢うどんなどのグルメを満喫できるレストランや、動物たちと触れ合える「ふるさと村 どうぶつパーク」などがあります。多気町産の旬の野菜や果物が並ぶ「マルシェグランマ」や、伊勢芋を使ったピザが人気の「マルシェグランマキッチン」もあり、バーベキューやロッジでの宿泊も楽しめます。
③ 中山薬草薬樹公園 (元丈の館)
中山薬草薬樹公園は、江戸中期の本草学・蘭学の先駆者である野呂元丈の生誕地に、その偉業を偲んで整備された植物園です。公園には「元丈の館」が隣接しており、約250種類の薬草・薬樹を四季を通じて楽しむことができます。園内には、それぞれの植物の効能が書かれた札が掛けられており、普段何気なく見ていた植物の意外な効能に驚かされることもあるでしょう。
④ 丹生大師・神宮寺
丹生大師・神宮寺は、真言宗山階派の寺院で、正式名称を「女人高野丹生山神宮寺成就院」といいます。宝亀5年(774年)に開山され、通称「丹生大師」として親しまれています。高野山が女人禁制であったのに対し、女性も参詣ができたことから「女人高野」とも呼ばれています。境内には、左右に金剛力士、持国天、多聞天を祀った「仁王門」があり、その先には開山した弘法大師像が御本尊として鎮座する本堂があります。
⑤ ふれあいの館
ふれあいの館は、丹生大師(弘法大師の御旧跡地・丹生山神宮寺)の近くに位置し、地元の特産品を取り扱う施設です。館内では、日本茶や伊勢いも、しいたけなどの特産品や、朝採りの新鮮な野菜が販売されています。特に、村内の農家で採れた野菜は安価で、その日のうちにほとんどが完売するほどの人気です。また、日替わりシェフキッチン「サラダボール」や、日本茶を楽しめる茶房もあり、訪れる人々にゆったりとした時間を提供しています。
多気町のふるさと納税返礼品をご紹介
① 《 訳あり 》次郎柿
引用元:ふるさとチョイス
多気町は三重県最大の次郎柿の産地で、年間数百トンの収穫量を誇ります。天候の影響で表面にキズがついた柿を集めてお届けします。品質には問題がなく、農家支援のためにも市場に出荷できなかった柿を提供しています。
② 松阪牛 モモ ステーキ
引用元:ふるさとチョイス
自社牧場で愛情込めて育てられた松阪牛のモモステーキです。高タンパクで脂が少なく、低カロリーな赤身肉が特徴で、噛むほどにじんわりとした肉の食感を楽しめます。
③ 竹で育てた減農薬ミルキークイーン
引用元:ふるさとチョイス
清流宮川の上流の水と松阪牛の堆肥、竹パウダーの肥料で栽培したミルキークイーンです。竹パウダーに含まれる乳酸菌が農作物の成長促進や食味アップに効果があり、サスティナブルなお米として注目されています。
多気町のふるさと納税の使い道
多気町では、ふるさと納税を通じて様々な事業を支援しています。未来を担う子どもたちのための子育て支援や、健康・福祉・文化・スポーツの振興、地域産業の振興、安心して暮らせるまちづくり、高校生レストランの活動支援、町政全般、そして生物多様性の動物園再生プロジェクトなど、多岐にわたる取り組みが行われています。
まとめ
三重県多気町は、豊かな自然と多様な食材に恵まれた町です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、多気町の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?VISONやごかつら池ふるさと村など、多気町ならではの体験が待っています。