こんにちは!TOEIC満点のKyokoです。英語の質問ができるオススメのサイトやアプリを紹介します!
ひとりで勉強しているとき、こんな疑問が出てくること、ありませんか?
- この文章の構造を、分解して説明してほしい!
- 英語で「よろしくお願いします」ってどう言うの?
- 「Can you ~」と「Could you ~」ってどう違うの?
例えば「現在進行形の作り方が分からない」なんていう「文法そのものに対する疑問」は、たいていテキストを見たりネットで検索したりすれば解決します。
でもニュアンスの違いが分からなかったり、文構造がどうしても理解できなかったりすると「やっぱり誰かに質問したい!」って思いますよね。
英語が得意な友達がいるって人も多いと思いますが、いつもこっちから質問ばかりしていたら人間関係が壊れちゃうリスクも…(笑)
私も、後腐れなく気軽に質問ができるサービス、ずっとアンテナを張って探していたんです。そこで今回は、そんな願いを叶えてくれるサイトやアプリを厳選して紹介します。
英語の質問ができるサイト、選ぶ基準は?
みなさんが探しているのは「自分の質問に的確に答えてくれる人」ですよね?
例えば、
「よろしくお願いします」って英語でなんていうの?
っていう質問には、日本語が分かって英語もネイティブレベルの人が、最も役立つ答えをくれます。一方で、
この文章どういう意味?どこからどこまでが「that節」?
という質問なら、英語に詳しい日本人に、できれば日本語で説明してほしいですよね。逆に、
「Can you ~」と「Could you~」のニュアンスの違いは?レストランでの注文にはどっちがいいの?
なら、本場のネイティブが一番よく知っていると思います。
つまり、質問のタイプによって選ぶべきサービスが違ってくるということですね。
ちなみに「○○ってどう言うの?」とか「○○と○○の違いは?」などの質問なら、今までに誰かが検索している可能性も大。なので新しく投稿するより、過去ログを検索したほうが早いこともあります。
さらに「メールアドレスを登録したくない」や「有料でもいいから早く答えがほしい」など、重視するポイントも人それぞれ。
このあたりの情報についても詳しく書いたので、ぜひ参考にしてくださいね。
この文章の意味や構造が分からない
英文を読んだり映画を見たりしているとき、
- この文章、どういう構造なんだろう?
- この表現、どんな意味で使われてるんだろう?
- なんで現在進行形なのに未来を指してるんだろう?
なんていう疑問が湧いてくること、ありますよね。そういう時に的確な答えをくれるのが、英語を教えることを本職としている方たちです。
生イングリッシュ(LINEを使用)
今日ここで紹介しているなかで、最も一人ひとりに寄り添ったサービスなのが「生イングリッシュ」。LINEを使って、直接バイリンガル講師に質問ができるんです。
料金は月26,400円。「質問だけのために1日880円!?」って思うかもしれませんが、最後まで読んでもらえれば、このサービスがいかにお得か分かると思います。
生イングリッシュには、
- 質問はLINE、日本語でOK
- 主にネイティブ英語講師が回答
- 1日に何度でも、文字数制限もなし
- 返信は翌日までに(※)
(※)平日の9:00~20:00
という特徴があります。
まず、英語の疑問って細かいことって多いですよね。「この場面でこの言い回しでいいのかな」「相手が少し目上の人でもこのフレーズ使える?」など、英語でそのニュアンスを説明するのって難しかったりします。
ここで答えてくれるのは、主に日本語も堪能なベテランのネイティブ英語講師。ほかのメンバーも高い英語力を持つバイリンガル講師なので、日本語で全て聞けますし、文法や構文系の複雑な質問だって聞けちゃいます。
また1日に何回か分からないことが出てきたり、返信に対して「じゃあこの表現はどう?」「ネイティブはこんな時どういうの?」なんて再度質問したりするときでも、回数や文字数を気にせずやりとりができます。
それも、確実に翌日までに答えてもらえますので、まるで自分専用のネイティブコンシェルジュがいるかのようです。
ここまでのサービスで月26,400円。安くはないですが、「仕事に関わる質問だから早めに回答がほしい」「英語教育のプロからの分かりやすい答えがほしい」という方には、おすすめのサービスです。
公式サイトを見る
口コミ・評判を見る(8件)
体験レポートを見る
価格 | 月26,400円 |
---|---|
回答者 | ネイティブ英語講師、バイリンガル英語講師 |
回答率 | 100% |
回答までの時間 | 翌日までに(平日) |
登録の有無 | 要(LINE/クレジットカード) |
回答の通知 | あり(LINE通知) |
Language Service Associates(サイト)
こちらは少し昔ながらの質問サイト。英語教育や言語学を専門とし、現在も大学で教鞭を執っている木村先生が質問に答えてくれます。
出版業や翻訳業の会社を運営されている木村先生。そのホームページ内に「英語何でも無料相談室」を作られたようです。
サイトの見た目にも年季が入っているので「今も使われているのかな?」と一瞬不安になるのですが、実は今でも1日5件前後の質問が届いています。
今までの質問を見てみると、添削を頼んでいる人、文の構造を聞いている人、英作文が正しいかチェックしてもらっている人など、タイプは様々。
ですが木村先生の豊富な知識と優しい人柄が文章からも伝わってくるほど、どれも丁寧に分かりやすく回答されているんですよね。おそらくボランティアのような形で運営されているんだと思います。
こちらのサービスは無料。そしてメールアドレスなどの登録も不要です。それも、すべての質問が同日中に回答されています。
「英語教育のプロに聞きたいけど、まずは無料で始めたい」「常に質問するわけじゃなく、単発で利用したい」なんて方にはオススメですよ。
価格 | 無料 |
---|---|
回答者 | 木村先生(大学教授) |
回答率 | ほぼ100% |
回答までの時間 | 1日以内 |
登録の有無 | 不要 |
回答の通知 | なし |
※回答率や回答までの時間は目安です。
○○って英語でなんて言うか知りたい
こちらはシンプルで分かりやすい質問。日本語の文章に相当する英語の表現を知りたいケースです。
日本語が分かるのはもちろん「正確でネイティブらしい自然な英文を作れる人に聞きたい」というのが本音だと思います。
DMM英会話 なんてuKnow?(サイト)
「DMM英会話って聞いたことある!」という方、多いのではないでしょうか?パソコンやスマホでレッスンが受けられる、大手のオンライン英会話ですよね。
- 参考:DMM英会話とは?
そんなDMM英会話が運営している「なんてuKnow?」。「これって英語でなんて言うの?」という質問だけに特化しているサイトです。サイト名もうまくできていますよね!
回答してくれるのは、DMM英会話のネイティブ講師、英会話スクールを運営している日本人、翻訳家など「英語のプロたち」。
そして質問をするには、DMMオンライン英会話への登録が必要ですが、まだ申し込みをしていない無料体験会員でも試せます。※有料会員は月4,880円(毎月8レッスンプラン)~。
DMM英会話は、あくまでオンライン英会話がメインのサービス。なのでオンライン英会話の利用者がいつでも気軽に質問を投稿できる場として「DMM英会話 なんてuKnow?」ができたという感じですね。
ただ先ほど書いたように「○○って英語でなんて言うの?」というタイプの質問は、すでに誰かが聞いている可能性大です。
月間2,000万PV、回答数は累計23万と、規模はトップクラスのサービス。私も色々と検索してみたんですが、自分が聞きたいことにほぼ一致する質問が、すでに何度も回答されています。
なのでまずは過去ログを見て、「やっぱり自分で質問したい」と思ったら、DMM英会話の無料会員になってみるのがオススメ。2回の無料オンラインレッスンも、ついでに受けちゃいましょう!
価格 |
DMMの有料会員、もしくは無料体験会員は無料 (DMM英会話 月4,880円~) |
---|---|
回答者 | 英語講師、翻訳者など |
回答率 | ほぼ100% |
回答までの時間 | 1~3日 |
登録 | 必要(メールアドレス) |
回答の通知 | あり(ログイン画面) |
※回答率や回答までの時間は目安です。
○○っていう表現のニュアンスが知りたい
英語を勉強している人のなかでも、上級レベルになってくると多いのがこの悩み。例えば、
- 「Could you ~」が丁寧って習ったのに、みんな上司にも「Can you ~」って言ってる…!
- メールの最後の「Sincerely,」「Best,」「Regards,」…誰にどれを使えばいいの?
なんていう疑問が、私も毎日のように出てきます。こんなときは「英語圏で生活しているネイティブの生の声」が聞きたいんですよね。
ただ英語で質問しなきゃいけないので、ハードルは高め。
- Which is more appropriate when we talk to our boss, A or B?
AとB、上司と話すときはどっちが適切なの? - What’s the difference between A and B, in terms of tones and nuances?
AとBの聞こえ方やニュアンスの違いってなに? - How does it sound when I say A?
Aって言うとどんなふうに聞こえる?
などと送ればいいと思いますよ。
HiNative(サイト/アプリ)
こちらは500万人以上が利用している世界最大級の言語Q&Aサイト。スマホアプリにも対応しています。
特徴は、ユーザー全員が「母語」と「学習中の言語」を登録していること。
つまり私たちの場合だと、英語の質問をすれば英語ネイティブが答えてくれるし、逆に日本語を勉強中の外国人からの質問には私たちが答えてあげられるんです。
サイト全体がギブ&テイクの精神で成り立っているのが、素敵ですよね!その他に、
- ほぼ確実に過去ログに似た質問がある
- 発音もチェックしてもらえる
- 質問サイト初心者でも使いやすい
という特徴があります。
まずユーザー数が膨大なので、ほぼ確実に似たような質問を見つけられます。回答が来るまで待たなくていいのは嬉しいポイントですよね。
あと自分の声を録音して投稿することができるんです。するとネイティブの誰かがチェックしてくれて、おまけにお手本の音声を送ってくれることも。
さらに質問のテンプレをサイト側が用意してくれています。例えば「~って英語でなんて言うの?」「この表現は自然に聞こえる?」「これとこれの違いはなに?」など。
なので単語や表現だけ入力すれば「How do you say よろしく in English?」のように英文になって投稿されるんです。英文を考える手間が省けますよね!
私も登録してみたんですが、システムは使いやすいし、回答もすぐ来るし、なにより日本語についての質問に答えるのが楽しい!
気が付いたら、この記事を放ったらかしたまま、1時間もアプリで遊んでしまっていました(笑)すぐに質問者から返事が来たり、ベストアンサーに選ばれたりと、反応があるからハマっちゃうんですよね。
すべての質問に講師が答えてくれるサービスと比べると、信頼性は低いかもしれません。ですがお互いに言語を学んでいる者同士なので、対等で聞きやすいという良さもあります。
ここまで書くのを忘れていましたが、信じられないことに無料で使えます。自分も質問しつつ、他の人の役にも立ちたいという方、ぜひ使ってみてください!ハマりすぎ注意です。
価格 | 無料 (有料プランだと自分の質問が上に表示されるなど特典あり) |
---|---|
回答者 | 主にネイティブ |
回答率 | ほぼ100% |
回答までの時間 | 30分 |
登録の有無 | 必要(メールアドレス/母国語) |
回答の通知 | あり(メール) |
※回答率や回答までの時間は目安です。
Stack Exchange(サイト)
こちらは上級者向け。完全に英語オンリーのQ&Aサイトです。
主にエンジニアやプログラマーが質問し合えるプラットフォームとして使われていて、そのなかにサブ的な立ち位置で「英語という言語についてのQ&Aページ」があるんです。
それにも関わらず、かなりの確率で似たような質問と回答が見つかります。それもそのはず。サイト全体でのアクセス数はなんと月間5,000万超えだそうです。
質問には誰でも答えられるんですが、「英語学習者のため」というよりは「英語に情熱を持っている人のため」と書かれていることもあり、言語オタクみたいな人が集まっているんですよね。
回答を見てみても、詳しくて論理的なものが多いですよ。なので私みたいに言語オタクの方で、
- この名詞はなんで不可算なんだろう?
- この単語は音節2つじゃなくて3つじゃない?
なんていう質問(議論)をしたい人は、ぜひStack Exchangeを覗いてみてくださいね。
価格 | 無料 |
---|---|
回答者 | 主にネイティブ |
回答率 | 80%以上 |
回答までの時間 | 1時間~1週間 |
登録の有無 | 必要(メールアドレス) |
回答の通知 | あり(メール/ログイン画面) |
※回答率や回答までの時間は目安です。
時間がないならGoogle検索
繰り返しになりますが、質問のタイプによっては、過去ログを検索したほうが早いケースもあります。例えば「○○と○○の違い」や「○○の別の言い方」などですね。
もちろんクオリティの高い解答を得るには、ここまで紹介したサイト内で検索するのがベスト。ですが、そこで見つからない場合は、Googleに頼るのが手っ取り早いですよ。
また英語に関する質問なので、日本語よりも英語で検索したほうが格段に多くの結果が出てきます。
例えば「○○と○○の違い」を聞きたいときは、
- can you vs could you
のように「vs」で区切って検索するのがオススメ。また別の言い方や類語を知りたいときは、
- other ways to say for example
(for example の別の言い方) - for example synonym
(for example の類語)
などという感じでネイティブは検索することが多いようです。
そうするとGoogle検索にいくつも回答が出てきます。この記事で紹介しているサイトはもちろん、世界的に有名なQ&Aサイト「Quora」や、「Yahoo知恵袋」「教えて!goo」に答えがあることも。
ぜひ試してみてくださいね。
英語の質問ができるサイト/アプリ一覧
ここまで紹介した、英語の質問ができるサイト/アプリ5選の特徴をまとめました。
LINEでいつでも質問できる「生イングリッシュ」
- 質問は無制限、1時間以内に返信
- 現役のバイリンガル講師が回答
価格 | 信頼性 |
---|---|
月3,278円 | ◎ |
英語の専門家が1人で運営する「LSA」
- 言語学や英語教育が専門の木村先生
- 優しくて分かりやすい回答
価格 | 信頼性 |
---|---|
無料 | ◎ |
大手オンライン英会話運営の「なんてuKnow?」
- ○○ってなんて言うの?という質問に特化
- 英会話講師や翻訳者などが回答
価格 | 信頼性 |
---|---|
月6,480円~ (オンライン英会話) |
〇 |
世界中のネイティブと繋がれる「HiNative」
- アプリにも対応。使いやすさ抜群
- 日本語の質問に答えて英語の練習
価格 | 信頼性 |
---|---|
無料 | △ |
理系の頭脳が集まる「Stack Exchange」
- 詳しく論理的な回答が多い
- マニアックな議論にオススメ
価格 | 信頼性 |
---|---|
無料 | △ |
マナーを守れば回答率もアップ!
いかがでしたか?
ここでは回答率が高いサイトだけを紹介しましたが、もちろん100%回答が来るわけではないし、数日~1週間ほど経ってから返事が来ることも。
そこで最後に「より多くの人の意見がほしい」「できるだけ早く答えを知りたい」という方のために「回答率を上げる質問のコツ」を書いておきます。
- 概要をタイトルに入れる
「○○と○○の違いについて」「添削をお願いします」など - 調べればすぐ分かるような質問はしない
「過去形の作り方」「Helloの意味は?」などの愚問はNG - 文脈やシチュエーションも伝える
いつどこで使われたかという情報がないと、答えづらい - 回答が来たらレスポンスを忘れずに
ほとんどのサイトに「Likeボタン」や「返信機能」あり
これらは回答率を上げるためだけでなく、大切なマナーでもありますよね。
無料であれ有料であれ、質問に答えてもらえるのってありがたいこと。お互いに気持ちよく利用するためにも「答えやすい質問」を心がけましょう。
みなさんが自分に合った質問サービスを見つけるために、少しでも役に立てたら嬉しいです!