こんにちは、岩田(@iwaking)です。福岡に3校舎ある「マイヤー英会話」に行ってきたので、特徴やどんな方にオススメかを書いていきます。
今回は体験レッスンという形ではなく、設立者であり講師も務める永江先生に、詳しく話を聞いてきました。
マイヤー英会話はマンツーマンレッスンが多いので、希望に合わせて子ども~大人まで通えるのですが、私が特にオススメしたいのは「資格対策のために通いたい方」。
資格対策の実績が高いスクールで、ネイティブ講師もそれぞれの資格に精通しているので「英検やIELTSの面接(スピーキング)のために、本番さながらの練習がしたい」などのリクエストにも応えてもらえますよ。
マイヤー英会話ってどんなスクール?
まずはマイヤー英会話の特徴を、
- 福岡市に3教室、子ども~大人まで
- マンツーマン or 少人数(低価格!)
- ネイティブ講師と日本人講師
- レッスンは英語のみで進める
この4つに分けて書いていきます。
福岡市に3教室、子ども~大人まで
マイヤー英会話の教室は福岡市内に3か所。平尾・姪浜・大橋にあります。3歳から大人まであらゆる年代の生徒さんが通っており、クラスの種類も日常会話から資格試験対策まで様々。
そのなかでも特筆すべきなのが資格試験対策です。
全国的によく知られたTOEICだけでなく、留学や移住を目指す人が受けるTOEFLやIELTS、近年の教育改革によって再び注目を浴びている英検、さらに国連英検やTEAP(大学入試向け)にも対応しているんです。
今までかなりのスクールを見てきましたが、ここまで様々な資格試験に対応しているスクールは珍しいですよ。
マンツーマン or 少人数(低価格!)
マイヤー英会話では生徒さんの目的に特化したレッスンで効率的に学んでほしいとの思いから、マンツーマンレッスンを推奨しています。グループレッスンでも1クラス5名程度。一人ひとりがじっくりと英語に向き合えそうですよね。
そして「長く続けられる英会話」がキーワードのマイヤー英会話。リーズナブルな料金にこだわっています。ここでは授業料の一例を紹介します。(2024年4月現在)
グループレッスン(税込) | |
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幼児~大人 | 月8,800円 (50分x週1回) |
マンツーマンレッスン(税込) | |
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通常レッスン | 月19,800円 (50分x週1回) |
資格対策(TOEIC・TOEFL・IELTS・英検) | 月22,000円 (50分x週1回) |
マンツーマンレッスンの単価は50分4,950円~5,500円。大手スクールの平均である40分5,000円台~7,000円台と比較すると価格は3分の2以下です。
また大手スクールの多くは一括払いなのに対し、マイヤー英会話は月謝制なので気軽に始めることができると思います。
ネイティブ講師と日本人講師
マイヤー英会話の講師はネイティブ。現在はオーストラリア、イギリス、カナダ、ニュージーランド出身の講師がレッスンを担当しています。
そして設立者であり講師でもある永江先生。TOEIC満点・英検1級を取得されており、翻訳家としても活躍しています。カリキュラムの作成、そして主に英検対策クラスを担当しているそうです。
レッスンは英語のみで進める
マイヤー英会話の大きな特徴「英語オンリーのレッスン」。正しい発音やフレーズを繰り返し聞いて真似することが大切との考えからです。
子どもは聞いた音をそのまま真似する力を持っています(だから3~4歳であんなにペラペラと話せるのです。羨ましいですよね…)。この貴重な時期にネイティブの英語にたくさん触れるためにも、レッスンでは日本語を一切使いません。
また子ども同士が一緒に受講すると、どうしても母語である日本語を使ってしまいます。子どもにもマンツーマンを勧めるのはこのような理由からとのこと。
大人クラスや永江先生の英検対策クラスであっても全て英語で教える理由については、インタビューで詳しく紹介します。
マイヤー英会話の西新教室に行ってきました
- 2024年4月現在、西新教室は関連の翻訳会社となっています。
今回おじゃましたのは西新教室。地下鉄空港線の西新駅出口を出て、歩いて約3分の場所にあります。
場所柄もあり、学生さんや大人の方が多く通っている校舎です。
代表の永江先生にインタビュー
まずは永江先生の経歴やマイヤー英会話の設立経緯について教えていただきました。
大学卒業後、重工業の輸出会社に就職された永江先生。海外のお客さんとのやりとりに英語が必要なものの、中学や高校で学んだことが生かせず苦労されたそうです。
永江さん:1年の海外研修に行くチャンスがありました。何もしないまま「行きたい」というのも腑に落ちなかったので、英検1級を取得してから「行かせてくれ」と頼みました。
海外研修に行く前に英検1級を取得されたこと自体、すごいことだと思います。英検1級と聞くと海外でも困らないレベルのイメージですが、実際には海外に渡ってからも落ち込むことが多かったそうです。
永江さん:ネイティブの人達はビジネスの場ではゆっくり話してくれます。確かにある程度は英語が聞き取れるようになっていました。
ただランチに行く、ネイティブ同士のおしゃべりに入る、という場面ではまだまだでした。
その後は転職し、さらに8年間オーストラリアに駐在したとのこと。英語が聞き取れなくても消極的にならず、できるだけ外に出るよう心がけていたことで、ほぼ英語での会話はOKというレベルになったそうです。
永江さん:大人になって英語を学ぶと、耳を鍛えるのにかなりの時間がかかると痛感しました。一方で子どもは大人には分からない周波数を聞き分ける力を持っているんです。
だから子ども~大人のための教室を開きたいと思いました。「苦労を乗り越えた経験を糧に、社会に貢献したい」という思いでマイヤー英会話を設立しました。
そこでマイヤー英会話のレッスンについて、いくつか気になっていたことを質問してみました。まずはレッスンで使用する教材について。
永江さん:教材は市販のものから厳選して使っています。市販テキストにはレッスンでの活用法や指導法が記載されているものが多いんです。
「教材を作るプロと、英語を教えるプロは違う」と永江先生。確かに市販テキストは長年の研究から作られているため、情報量が多く、また効率的に学べると思います。
そしてマイヤー英会話の強みである資格試験対策。2020年の教育改革では、小学校で英語が科目の1つとなり、大学入試には民間資格や検定試験が導入されます。
永江さん:IELTSやTOEFLの対策希望者や、英検2級~準1級を取得したい高校生からの問い合わせが増えています。学生のうちに資格試験で高スコアを取得しておくと大学受験でかなり有利になります。
知名度の高さからTOEIC対策希望者が多いのかと思っていたので、これには驚きました。資格対策クラスではどのような指導を行うのでしょうか。
永江さん:過去問を使うことが多いです。
例えば英検やIELTSのライティング(作文)では、ただ単語や文法が正確かどうかだけでなく「どんな解答が求められているか」「どんな構成にすれば点数が取れるか」という部分まで徹底的に指導します。
永江さん:リーディングについても「本文から読むべきか、質問を先に見るべきか」「答えはどこにあることが多いか」など、いかに時間を節約して正解を導き出すかというコツも伝授しています。
なるほど。どのタイプの問題か即座に判断する力、採点する側が何を求めているか理解する力というのは大切ですね。
さらに資格試験対策クラスでの宿題、また面接やスピーキングテストの対策についても聞いてみました。
永江さん:過去問を解いてくる、1週間で読み終えられる短めの小説を要約してくるなどの宿題があります。要約については知っている単語がほとんどというレベルの本を渡します。
永江さん:そうすると知らない単語があっても「文脈から判断する力」が身につくんです。面接やスピーキング対策は主にネイティブ講師が担当していますよ。
確かに知らない単語を文脈から推測する力は、どんな試験でも重要だと思います。
また面接やスピーキングテストにおいて、練習不足のせいでパニックになり、実力の50%も出せなかったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
ネイティブ講師と対面で練習しておくことで、落ち着いて本番に臨めますね。最後に「なぜ資格対策クラスも英語オンリーなのか」という一番気になっていた質問をぶつけてみました。
永江さん:基礎の基礎を学ぶ時期は、確かに日本語で説明を受けたほうが分かりやすいケースもあると思います。
だから初期の段階では日本語を使っても問題ない。ただ一定のレベルからは英語に切り替えたほうが良い。
早い段階から母語を使わずに英語教育を行っている国では、やはり英語力の伸びが顕著に表れています。
永江さん:大人になると母語(日本語)の語彙が増えますよね。そうして難しい日本語を無理に訳そうとするから、英語が出てこないんです。
英語で学び、英語で考えること。最初はシンプルなことから始めますが、徐々に複雑なことも説明できるようになります。
確かに「シンプルに表現できることでも、日本人は複雑に考えてしまう」と聞いたことがあります。学ぶ内容にかかわらず英語で考える力を徹底して身につけるために、全てのレッスンを英語オンリーで進めているのですね。
アロン先生にインタビュー
そしてオーストラリア出身のアロン先生にもお話を伺いました。10年以上の指導経験を持ち、現在マイヤー英会話で主任講師を務めています。
Q:レッスンで気を付けていることがあれば、教えてください。
楽しくて興味深いトピックを通して英語を教えることです。また難しすぎず、でも簡単すぎず、学びがいのあるレベルの内容を教えるようにしています。そうすることで生徒さんのモチベーションを上げています。
英語オンリーで教えるため、まだ語彙が少ないという生徒さんに教えるのは簡単ではありません。でもその生徒さんのレベルに合った単語を使いながら、少しずつ難易度を上げていっています。
Q:資格試験対策のクラスは、どのように教えていますでしょうか。
日本の中学や高校で学ぶことと、資格試験で求められる英語力は異なります。セクション毎にかみ砕いて対策をしています。
Q:カリキュラムはどのように決めているのでしょうか。
永江先生と話し合いながら決めていますよ。今まで積み上げてきたノウハウを活かして、生徒さん一人ひとりに最適かつ効果的な学習計画を立てています。
マイヤー英会話は特に資格対策にオススメ!
子ども~大人まで、日常会話~資格対策まで、低価格で自分に合った内容を効率よく学べるマイヤー英会話。
「試験対策はマンツーマンで対応」という教室は多いですが、TOEFL・IELTS・英検1級などの対策については実例がほぼないというケースも少なくないのが現状です。
一方でマイヤー英会話には、あらゆる資格試験において長年の実績があります。資格試験では毎回似た問題が出題されるので「スクールの実績」と「講師がどれほどその試験に詳しいか」は合否を決定づける要素だと思います。
また初心者以外は「日本語を英訳するクセを取り除くために、全レッスンを英語で行う」という話についても、納得感がありました。マイヤー英会話では体験レッスン(有料)も受けつけていますよ。ぜひ連絡してみてください。