美浜町の概要
和歌山県日高郡に位置する美浜町(みはまちょう)は、紀中地域に属し、和歌山県で2番目に小さい町です。面積は12.77平方キロメートルで、年間平均気温は16.6度と温暖な気候に恵まれています。しかし、台風や水害、高潮などの自然災害の影響を受けやすい地域でもあります。太平洋に面した美浜町には、近畿最大の松林が広がる煙樹ヶ浜があり、自然の美しさを堪能できる場所として知られています。
美浜町の観光地
① 煙樹ヶ浜
煙樹ヶ浜は、日高川河口から日ノ岬へ向かって弓なりに伸びる海岸で、長さ4.6km、幅500mの広大な松林が特徴です。初代紀州藩主・徳川頼宣が塩害防止のために植えたクロマツの松林が続き、「日本の白砂青松100選」に選定されています。キャンプ場や憩いの広場が整備されており、家族連れにも人気のスポットです。また、「煙樹ヶ浜堤防アート」では、カラフルな壁画がフォトスポットとして注目されています。
② 御崎神社
御崎神社は、日高郡で最も歴史の古い神社で、神武天皇や仁徳天皇の妃が参拝したと伝えられています。859年に現在の場所に遷座され、その際に植えられたウバメガシの苗木のうち、1株が県の文化財、天然記念物に指定されています。樹齢1100年の老樹が生きるこの神社は、歴史と自然が調和した神聖な場所です。
③ 煙樹海岸キャンプ場
煙樹海岸キャンプ場は、和歌山県立煙樹海岸自然公園内に位置し、松林に囲まれたキャンプサイトが魅力です。ここでは、煙樹ヶ浜での釣りを楽しみながらキャンプをすることができ、若者や家族連れに人気のスポットとなっています。キャンプ場には炊事棟や管理棟、シャワールーム、売店が完備されており、初心者でも安心してアウトドアを満喫できます。
④ 潮騒かおる煙樹ヶ浜憩いの広場
潮騒かおる煙樹ヶ浜憩いの広場は、和歌山県の朝日・夕陽100選に選ばれた絶景スポットです。約6kmにわたる煙樹ヶ浜や松林の西側に位置し、地元では「日高浜」として親しまれてきましたが、近藤浩一路画伯がこの地を「烟樹ヶ浜」と名付けたことでその名が広まりました。砂利浜の海岸には子供が遊べる遊具や展望台があり、家族連れにも人気です。
⑤ アメリカ村
アメリカ村は、明治時代以降、カナダへの移住者が多かった歴史を持つ地域です。カナダから戻った住民たちが持ち帰った生活様式により、地区にはモダンな洋館が立ち並び、独自の文化の名残を感じることができます。1888年に始まった集団移民は、1940年には約2000人に達し、三尾は裕福な村となりました。現在も三尾とカナダとの交流は続いており、観光スポットとしても人気です。
美浜町のふるさと納税返礼品をご紹介
① しそ梅干し【紀州南高梅・なんこう梅】
引用元:ふるさとチョイス
和歌山県が誇る最高級ブランド、南高梅を使用したしそ梅干しです。紫蘇の豊かな香りとさっぱりとした味わいが特徴で、昔ながらの和歌山の味を楽しむことができます。
② 江戸時代創業!湯浅醤油老舗の味900ミリ3本セット
引用元:ふるさとチョイス
江戸時代から続く老舗の醤油を製造蔵元直送でお届けします。二度仕込み醤油の豊潤な風味と深みのあるコクが特徴で、さまざまな料理に活用できます。
③ 【国産】大人気!こめ油 1500g×10本
引用元:ふるなび
国産原料を使用した大容量のこめ油セットです。揚げものや炒めもの、ドレッシングなど、普段の料理に幅広く使える健康的な油です。
美浜町のふるさと納税の使い道
- 煙樹ヶ浜・松林の保全に関する事業
- 防災に関する事業
- 教育・文化に関する事業
- 健康・福祉に関する事業
- スポーツ振興に関する事業
- その他の行政に関する事業(事業の指定なし)
まとめ
和歌山県美浜町は、自然の美しさと歴史が調和した魅力的な町です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、美浜町の豊かな自然や文化を体験してみてはいかがでしょうか。煙樹ヶ浜の美しい景観や御崎神社の歴史に触れることで、心癒されるひとときを過ごせるでしょう。