一戸町の概要
岩手県北部に位置する一戸町(いちのへまち)は、二戸郡に属し、総面積300.03平方キロメートルのうち、山林・原野が61%を占める高原の町です。北上山地と奥羽山脈に囲まれ、南西部には標高1,018メートルの西岳がそびえ、北には丘陵地が広がっています。縄文時代中期後半の大規模な集落遺跡「御所野遺跡」があり、2021年7月に世界文化遺産に登録されました。交通の便も良く、国道4号とIGRいわて銀河鉄道が町を縦断し、東北自動車道に接続する八戸自動車道一戸ICも設置されています。
一戸町の観光地
①御所野縄文公園
御所野縄文公園は、縄文時代中期の集落跡にある遺跡公園で、竪穴住居やストーンサークルが復元されています。園内には博物館や体験施設があり、縄文時代の暮らしを学び体験することができます。自然豊かな環境の中で、歴史と文化を楽しむことができるスポットです。
②一戸町観光天文台
一戸町観光天文台は、日本屈指の星空を誇る施設で、500mm口径の望遠鏡を使って星空や太陽の黒点を観察できます。プラネタリウムでは今夜の星空をライブ解説してくれるので、星への興味が深まります。自然豊かな高原の中で、素晴らしい星空を堪能できる場所です。
③岩手県立児童館 いわて子どもの森
岩手県唯一の大型児童館 いわて子どもの森は、奥中山地区の美しいブナ林に囲まれた広大な敷地に位置しています。館内には、冒険心をくすぐる「冒険の塔 のっぴぃ」や、自由に書ける「らくがき通り」、世界のアニメが楽しめる「子どもシアター ぽけっと」など、子どもが夢中になるアトラクションが満載です。
④鳥越観音
鳥越観音は、大同2年(807年)に慈覚大師が開基したとされる歴史ある古寺です。糠部三十三観音巡礼の29番札所として知られ、50mの絶壁の洞窟には慈覚大師作の観音像が安置されています。周辺は国指定名勝「男神岩・女神岩・鳥越山」に指定されており、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。
⑤高森高原
標高668mに位置する高森高原は、約500ヘクタールにも及ぶ広大な牧草地が広がる自然豊かなスポットです。春になると、駐車場周辺にはアズマギクや八重桜、ツツジなどの高山植物が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。毎年6月上旬に開催される「高森高原まつり」では、郷土芸能踊りや観光天文台コーナーなどのイベントが行われ、地元の味覚を楽しむことができます。
一戸町のふるさと納税返礼品をご紹介
①一戸町産りんごミックス
引用元:ふるさとチョイス
一戸町で栽培された5種類のりんご(サンふじ、はるか、シナノゴールド、金星、王林)の詰め合わせです。それぞれの品種の個性ある味覚を楽しむことができます。
②岩手県一戸町産 南部味そば
引用元:ふるさとチョイス
戸田久の工場で製粉されたそばを使用した「南部味そば」。風味と香りを損なわないように丁寧に作られた自慢の品で、心地よい歯応えと滑らかな喉ごしが特徴です。
③戸田久 もりおか冷麺
引用元:ふるさとチョイス
盛岡冷麺は、弾力に富んだコシの強い麺と深いコクのスープが特徴です。ピリ辛のキムチたれとともに、冷麺独特の食感と複雑な旨みを楽しむことができます。
一戸町のふるさと納税の使い道
1. 赤ちゃんの健やかな成長のための事業
予防接種の負担軽減や妊産婦・乳幼児健康診査の拡充などに活用されます。
2. 活力あるまちづくりのための事業
移住・定住の促進や産業の振興など、地域の活性化に寄与します。
3. 次世代の一戸町を担う人材育成のための事業
幼児教育や小中学校の教育環境の整備、地産地消メニューによる学校給食の実施などに役立てられます。
4. その他の事業
寄附者の希望に応じた施策に活用されます。
5. 町長おまかせ
特に指定がない場合は、町長が定める施策に活用されます。
まとめ
岩手県一戸町は、豊かな自然と歴史的な遺産に恵まれた町です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、一戸町の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?御所野縄文公園や観光天文台など、この町ならではの体験が待っています。