福崎町の概要
兵庫県の南西部に位置する福崎町(ふくさきちょう)は、播磨地方の中播磨に属し、神崎郡にあります。1956年に田原村、八千種村、旧福崎町の1町2村が合併して誕生しました。町内には中国自動車道や播但連絡道路、国道312号、JR播但線福崎駅が通っており、交通の要衝として知られています。また、民俗学の父と称される柳田國男の出身地でもあり、町の中央部には市川が流れています。町名は「福田」と「山崎」から一文字ずつ取った合成地名です。
福崎町の観光地
①辻川山公園
福崎町は、民俗学者柳田國男の出身地として知られ、町内には妖怪に会えるスポットが点在しています。その一つが「辻川山公園」です。公園内にはカッパのガタロウとガジロウをはじめ、動く妖怪の像が設置されており、訪れる人々を楽しませています。特に、池の中から顔を出すカッパや、山小屋から飛び出す天狗は見どころです。
②柳田國男生家
柳田國男の生家は、福崎町の名誉町民第1号である彼の偉業を顕彰するために保存されています。柳田國男が「日本一小さな家」と称したこの生家は、民俗学への志を育んだ場所として知られています。生家は記念館の西隣に移設され、昭和47年に兵庫県指定民俗文化財となりました。
③もちむぎのやかた
もちむぎのやかたは、福崎市の名産品であるもち麦に関する展示施設です。もち麦は、普通の麦よりも「もちもち」とした食感が特徴で、健康に良い食品として注目されています。特に、コレステロールを下げる働きのある「ベータグルカン」という食物繊維を多く含んでいることから、ヘルシー志向の方々に人気です。
④春日山キャンプ場
春日山キャンプ場は、緑豊かな八千種自然活用村の中に位置する自然いっぱいのキャンプ場です。木漏れ日が差し込む木々の中に並ぶバンガローは、心地よい風が吹き抜け、訪れる人々にリラックスした時間を提供します。キャンプサイトは、一面に広がる田んぼと山の緑に囲まれており、開放感あふれる環境が魅力です。
⑤鈴ノ森神社
鈴ノ森神社は、学問や安産などにご利益があるとされ、多くの参拝客が訪れる神社です。「播磨鑑」には、播磨中の神々が集まった場所と記されており、社号の「すず」は神々が集まる聖地を意味しています。また、この神社は、福崎町出身の民俗学者・柳田國男が子供の頃によく遊びに来ていた場所としても知られています。
福崎町のふるさと納税返礼品をご紹介
①マコモ 福崎産真菰茶4点セット
引用元:ふるさとチョイス
福崎町の豊かな自然の中で栽培されたイネ科の真菰葉を使用したお茶です。焙煎された真菰茶はノンカフェインで飲みやすく、健康にも良いとされています。
②備蓄水 10年保存水 アルミボトル 缶
引用元:ふるさとチョイス
災害時に役立つ備蓄水で、品質保証期間が10年と長く、環境に配慮されたアルミボトル缶に入っています。福崎町の美味しい水を使用しています。
③城谷牧場の神戸牛 ロースステーキ用
引用元:ふるなび
高級ブランド肉として知られる神戸牛のロースステーキ用セットです。豊かな自然の中で育てられた神戸牛は、口に入れた瞬間にとろけるような食感が特徴です。
福崎町のふるさと納税の使い道
福崎町では、ふるさと納税の寄付金を以下のような事業に活用しています。民俗学の父柳田國男やその兄弟の偉業を顕彰し、後世に伝えるための事業や、船舶工学の権威吉識雅夫を顕彰する事業、大庄屋三木家住宅の保存整備、次代を担う子どもたちの教育環境整備、健康福祉や産業振興など、町の発展に資する事業に取り組んでいます。
まとめ
兵庫県福崎町は、民俗学のふるさととして知られ、豊かな自然と歴史的な背景を持つ町です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、福崎町の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?辻川山公園での妖怪たちとの出会いや、柳田國男の生家訪問など、この町ならではの体験が待っています。