大分県佐伯市の概要
佐伯市(さいきし)は、大分県の南東端に位置する市です。江戸時代には佐伯藩の城下町として栄え、「佐伯の殿様、浦でもつ」と称されるほど、豊富な海の幸と山の幸に恵まれています。「世界一、佐伯寿司」をキャッチフレーズに掲げ、観光客の誘致にも力を入れています。2005年3月3日には、佐伯市と南海部郡5町3村が合併し、九州の市町村の中で最大の面積を持つ市となりました。
佐伯市の観光地
①道の駅 宇目
佐伯市宇目大字南田原の国道326号線沿いに位置する道の駅です。北川ダムに架かる「唄げんか大橋」近くにあり、農産物直売所やレストハウスを備えています。地元の野菜や果物を販売するほか、「鹿肉のカットステーキ定食」などの食事を提供しており、テイクアウト商品のから揚げも人気です。また、「唄げんかの里 うめキャンプ村」にも隣接しています。
②国木田独歩館
「自然主義の先駆者」ともいわれる明治の作家、国木田独歩が20代の頃に10か月ほど弟と下宿した屋敷を利用した資料館です。館内には独歩のゆかりの品や作品が紹介されており、明治の若き文豪が過ごした佐伯の日々に思いをはせることができます。展示は母屋と土蔵に分かれ、それぞれ1階と2階を見学できます。
③汲心亭
「お茶を汲むということは、お客様に心を汲んで接待する」という理念から名付けられた茶室、汲心亭は、日本の道100選「歴史と文学の道」の途中に位置し、周囲の歴史的景観と調和した閑静な佇まいが訪れる人々に安らぎを提供しています。希望者は有料でお抹茶を楽しむことができ、静寂の中で和の風情に浸るひとときを過ごせます。
④佐伯城跡
佐伯城は、1602年に佐伯藩初代藩主・毛利高政によって築城が開始され、1606年に完成しました。豊臣秀吉の家臣であった高政の手によって、2万石の大名に相応しくないほど立派な城となりました。現在は、本丸、二の丸、北の丸などの石垣や、三の丸の立派な楼門が残っています。本丸跡には国木田独歩の碑が立ち、歴史の重みを感じさせます。
⑤塩湯
入浴施設「塩湯」は、海の町ならではの海水を使用した温泉です。ミネラル豊富な海水を汲み上げて濾過し、沸かした湯は肌をすべすべにしてくれます。男女別の打ち湯、露天風呂、サウナに加え、貸切家族風呂も備えています。また、併設の食事処では、採れたての海の幸を使った豪快な海鮮丼を味わうことができ、ほのかな塩味が特徴の「塩湯ソフトクリーム」も楽しめます。
佐伯市のふるさと納税返礼品をご紹介
①養殖 豊後とらふぐ料理セット
引用元:ふるさとチョイス
創業40年のふぐ専門の卸問屋である柳井商店が提供する豊後とらふぐの料理セットです。豊後水道で育まれたとらふぐを使用し、鮮度の高い状態で全国に届けられます。アラ、白子、焼きひれも付いたフルコースで、とらふぐのおいしさを堪能できます。
②おおいた和牛 ヒレステーキ
引用元:ふるさとチョイス
牛肉の中でも最高峰とされるヒレステーキです。ヒレの柔らかさときめ細かい肉質、クセのない甘みが特徴で、ステーキソースも一緒に楽しめます。
③純米吟醸「憲次郎」
引用元:ふるさとチョイス
佐伯市出身の元プロ野球選手、川崎憲次郎氏の名を冠した純米吟醸酒です。川崎氏自身が田植えから酒造りにまで参加し、こだわりの酒を造り上げました。
佐伯市のふるさと納税の使い道
さいきのこどもたちを育てるための事業に活用され、0歳児から高校3年生までの医療費の全額助成などが行われています。また、みんなが安心して暮らせるまちを創るための事業や、地域の活力を生むための事業、地場産業を応援するための事業にも寄付金が活用されています。さらに、豊かな自然と文化を守り育てるための事業として、ユネスコエコパークに登録された祖母・傾・大崩山系の自然や文化を後世に伝える施策も行われています。
まとめ
大分県佐伯市は、豊かな自然と歴史に彩られた魅力的な市です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、佐伯市の豊かな食材や文化を楽しんでみてはいかがでしょうか?観光地や返礼品を通じて、佐伯市ならではの体験が待っています。