愛媛県西予市の概要
西予市(せいよし)は、愛媛県の南西部に位置する市で、2004年に東宇和郡の宇和町、野村町、城川町、明浜町と西宇和郡の三瓶町が合併して誕生しました。旧宇和町は江戸時代から宇和島藩の宿場町として栄え、その歴史的景観が重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。交通の利便性も高く、JR四国予讃線の卯之町駅や松山自動車道の西予宇和インターチェンジがあり、アクセスが良好です。しかし、広域流通拠点としての発展は期待できず、人口減少が続いています。
西予市の観光地
①宇和米博物館
宇和町卯之町の高台に位置する旧宇和町小学校の一部を利用した宇和米博物館では、109mの木造廊下を使った「雑巾がけレース」が楽しめます。運動の後には、お米の食べ比べやカフェでのひとときを楽しむことができ、農作資料も展示されています。
②ポニー牧場
「もみの木」が経営するポニー牧場は、標高1200mの大野ヶ原に位置し、ポニーやヤギ、ウサギなどの動物たちが迎えてくれます。併設のカフェでは、添加物を使わない手作りのチーズケーキやアイスクリームが人気で、遠方から訪れる人も多いスポットです。
③道の駅どんぶり館
どんぶり館は、旧東宇和の4つの町の特産品を集めた施設で、その名前は「いいもの」をどんぶりに集めたという発想から来ています。2014年4月から道の駅として新たに生まれ変わり、西予市の特産品や加工品を多数取り扱っています。
④四国カルスト大野ヶ原
四国カルスト大野ヶ原は、「日本のスイス」とも称される日本三大カルストの一つで、四国西南部の山並みを一望できる絶景スポットです。晴れた日には遠く豊後水道まで見渡せるこの地は、県下有数の酪農地帯としても知られています。源氏ヶ駄馬からは、大野ヶ原の風景を一望でき、まるでスイスのような風景と風を感じることができます。
⑤卯之町の町並み
卯之町は、第43番札所明石寺を参拝するお遍路さん達で賑わっていた歴史ある町です。現在でも江戸中期から昭和初期にかけての建物が残り、在郷町・宿場町として栄えていた面影をとどめています。1770年に建てられた商家や、江戸時代創業の旅館や蔵元、昔の建物を利用した無料休憩所、資料館などが並び、訪れる人々を魅了します。
西予市のふるさと納税返礼品をご紹介
①城川オリジナル モンブラン
引用元:ふるさとチョイス
バタータルトカップにチーズアパレイユを敷き、和栗の渋皮煮とペーストクリームを使用したモンブランです。栗の風味を活かしたまろやかな味わいが特徴です。
②愛媛県明浜産 天晴みかん
引用元:ふるさとチョイス
明浜みかんは、海を見下ろす段々畑で育てられたミネラル豊富なみかんです。伝統的な栽培技術を受け継ぎ、甘くて美味しいみかんを提供しています。
③漁師さん自慢のちりめんじゃこ
引用元:ふるさとチョイス
自社で漁から加工まで行い、カルシウムとビタミンDが豊富なちりめんじゃこです。やわらかめに仕上げられており、さまざまな料理に合う便利な逸品です。
西予市のふるさと納税の使い道
1. しごとづくり
産業創出や観光振興、農林水産業支援を通じて、地域の一次産業の衰退を抑制し、イベントやジオパークを軸とした振興を図ります。
2. ひとづくり
子育て支援や医療、福祉、生涯学習を通じて、子育て世代の環境整備や次代を担う人材の育成を行います。
3. まちづくり
移住・定住促進やジオパーク推進、防災、インフラ整備を通じて、災害に強いまちづくりを目指します。
4. 行財政
公共施設等改革や財政改革を通じて、住みやすいまちを目指すための事業を行います。
5. ""まち""の応援
合併した5つの町それぞれの特色ある事業を応援し、地域の活性化を図ります。
6. 市長におまかせ
市長が選定する事業を通じて、西予市を魅力あるまちにするための取り組みを行います。
7. 西予市高校魅力化事業
市内高校の魅力化を図り、生徒数の確保や人口流出の抑制、移住定住促進につなげます。
まとめ
愛媛県西予市は、歴史的な景観や豊かな自然に恵まれた地域です。ふるさと納税を通じて地域を支援しながら、西予市の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。宇和米博物館でのユニークな体験や、ポニー牧場での動物たちとのふれあいなど、訪れる価値のあるスポットがたくさんあります。