日本語教師をしていた、2児の母Sakuraです。今回、ピアノ初心者の娘が「英語でピアノ」というユニークなレッスンを提供している英会話&英語でピアノChoiceの体験レッスンを受けてみました。
「ピアノ」も「英語」も子どもの習い事ランキングで上位にあがる人気の習い事ですよね。
その2つが同時に学べるとしたら、お得でおもしろそうだと思いませんか。
Choiceでは、アメリカ人ピアノ講師から英語でピアノレッスンが受けられるんです。しかもオンラインレッスンもあるので自宅でOK。
今まで20校ちかくオンライン英会話を体験した中で、英語で他の教科を学ぶイマージョン教育で算数や理科などはありましたが、ピアノなど楽器のレッスンは初めてです!
ピアノにも英語にも興味があって、「両方習いたいけど通うのは難しい」「欧米式ピアノレッスンを受けてみたい」という方にピッタリだと思います!
娘(10歳)はピアノ初心者でほとんど弾けませんが、初心者でも大丈夫ということで思い切って体験させてもらうことにしました。
まずは体験後の感想をひとことだけお伝えしますね。
英語でピアノレッスンは、生徒の自由な発想を尊重し「ピアノを弾くことは楽しい!」と思わせてくれる内容でした。その上、レッスンはオールイングリッシュなので自然に英語に触れられて一石二鳥だと感じましたよ。
「英語でピアノ」のオンラインレッスンって?
レッスンの特徴
- レッスンは1回25分 or 50分
- ピアノ初心者〜上級者までOK
- 複数の講師から選べる(クラシック、ジャズ、ポップに対応)
- キーボードでも可
- パソコン&インターネットが必要(Zoomを使用)
まず、英語でピアノを習うと聞くと心配なのが英語のレベルですよね。Choiceではオンラインレッスンの場合、ある程度の英会話ができればいいとのこと。
でも「ある程度」と聞いてもよくわかりませんよね。実際に体験してみて、ピアノ用語を覚える必要はありますが、あとは先生の簡単な質問に答えられる英語力があれば大丈夫だと思いましたよ。
ちなみに今回体験した娘は簡単な英会話しかできませんが、それでもOKしてくれました。(体験では私も少しサポートしました。)
クラシックとジャズに対応。講師も選べる
「英語でピアノ」レッスンは複数の講師からジャンルやタイプに応じて選択できます。主には、クラシック専門で本格派ピアノ講師のBenjamin先生と、音楽大学で音楽教育を専攻したPatricia先生です。
習いたいジャンル(クラシック、ジャズ、ポップ)によって、またお子さんとの相性で先生が選べますよ。
クラシック専門。アメリカの大学のピアノ科を卒業し、ピアノ指導歴だけでなく英会話講師としての経験も豊富。
音楽教員の資格持ちで子供から大人まで幅広く教えてきた経験あり。また、ピアノの専攻ですが、ギター、フルートも弾ける為、ギターレッスンも担当しています。
ちなみに、今回はBenjamin先生のレッスンを体験させてもらいました。
欧米式のレッスンが1ヶ月(4回)12,900円〜
英語もピアノも両方習えるとなると気になるのが料金ですが、Choiceは比較的リーズナブルな料金設定です。
本格的にピアノを学んだ先生のレッスンが1回約3,000円〜受けられるのは魅力的ですよね。しかも英語も同時に学べるので割安感があります!
キッズ(幼児〜小学生)コースは1レッスン25分なので、お子さんが集中できるちょうどいい時間だと思います。
小学校高学年のお子さんなど長く集中できる場合は、月8回コースを月4回にして1レッスン50分でも対応してもらえるそうですよ。
幼児〜小学生コース(1回25分)
月謝 | 1回あたり | |
---|---|---|
月4回 | 12,900円 | 3,225円 |
月8回 | 22,900円 | 2,862円 |
※税込です。
中学生以上は1レッスン50分。学生であれば、学割料金で1ヶ月4回コースが20,900円で受講できお得です。
中学生〜一般コース(1回50分)
月謝 | 1回あたり | |
---|---|---|
月2回 | 12,900円 | 6,450円 |
月4回(学割) | 20,900円 | 5,225円 |
月4回(一般) | 22,900円 | 5,725円 |
※税込です。
また、急なキャンセルも前日21時までなら無料で振替OK。それ以降は手数料(2,200円〜)がかかりますが振り替えてもらえますよ。
「英語でピアノ」レッスンを体験!
体験前にパソコンを設置
今回は電子ピアノで体験したため、パソコンの置き場所に工夫が必要でした。
①子どもから画面が見える
②先生から子どもの顔と手元が見える
以上2点に気をつけてパソコンを置く高さや位置を確認。カメラ画像を見て何度も微調整しました。
初回は、これらの準備に少し時間がかかるかもしれません。
体験レッスンの様子
体験はレッスン25分+コースの説明が30分ほど。レッスンは全て英語でした。
時間配分
①会話(自己紹介など):5分
②ピアノレッスン:20分
③日本人スタッフによる説明:30分
予約の時間がきたら、事前に聞いていたZoomアカウントからスタート。体験ということで、今回は私も付き添いました。
Benjamin先生から「Hello! How are you?」と声がかかり、まずは自己紹介から。
先生の英語はとても聞き取りやすく、しかもゆっくりと話してくれたので、娘でも要点は理解できたようです。
先生からは以下のような質問がありました。(実際は英語です。)
- 「ピアノの他に何か楽器が弾ける?」
- 「学校では音楽の授業がある?」
- 「どんな音楽が好き?」
- 「どうやって英語を習ったの?」
- 「外国に行ったことがある?」など。
ピアノに触れる前に5分ほど英語で会話する時間がありました。これは一般的な英語レッスンのウォームアップと同じですね。
Benjamin先生の発音は癖がなく聞き取りやすいので、耳がよくて真似するのが上手な子どものリスニングのトレーニングとしても最適です。
以下、先生と娘の会話の一部。(実際は英語です。)
先生:どんな音楽が好き?
娘:ポップソング
先生:Jポップ?Kポップ?アメリカンポップ?
娘:Jポップ
先生:Jポップの中で誰が好き?
娘:YOASOBI!
会話を通して、娘の好きなことや英語経験などを聞き出してくれました。
また緊張している娘をリラックスさせるためにおもしろい話をしてくれるなど、Benjamin先生の優しいお人柄も伝わってきましたよ。
いよいよピアノを使ったレッスンへ。
先生が弾くときは画面が切り替わり、先生の手元がアップになるので見やすいです。
最初は英語でドレミの言い方を習いました。ドレミファソラシは英語で「C D E F G A B」とのこと。
娘は「えー!英語ではドレミじゃないんだ。」と驚いていました(笑)。
先生が画面の鍵盤に書き込んで「エフジーエービー」と声に出しながらピアノを弾いてくれました。続いて娘も同様に。
レッスンでは、必ず最初に先生がお手本を見せる→生徒が弾いてみるという流れだったので、たとえ先生の英語がわからなくても真似ができれば大丈夫だと思いましたよ。
全ての白鍵を弾いたあとは黒鍵を弾く練習へ。先生が黒鍵だけで美しいメロディーを弾いて聞かせてくれました。
先生:今みたいに、5つの黒鍵を使って好きなように弾いてごらん。
娘が思いつくままにポロポロ〜ンと弾くと、先生がヒューッと口笛を吹いて「いいね!」と褒めてくれました。
先生:今度は僕が伴奏を弾くから、それに合うテンポで好きなように弾いてごらん。
と言って、先生が低音の黒鍵だけを使って演奏し始めました。
娘は初め「何を弾いてもいいのかな?」と少し戸惑いながら弾き始めましたが、徐々に自由に弾けるように。
先生が低音で伴奏してくれて、娘が高音でメロディーを奏でるという素敵な共演。
後で聞いた感想ですが、このとき娘は自分がモーツァルトになって作曲しているような気分だったそうです(笑)。レッスンの中で1番楽しそうでした。
演奏が終わると、先生から「一緒に弾いてくれてありがとう!」と嬉しいメッセージ。
Benjamin先生は「Cool !」「Nice !」などとたくさん褒めて子どものやる気を引き出すのが上手です。
また、娘の話を真剣に聞いてくれる姿勢や優しい表情で忍耐強く待ってくれる態度も好印象でした。さらに「ピアノを楽しんでほしい。」という先生の気持ちも伝わってきましたよ。
最後に先生が実際のレッスンで使う楽譜をリクエストしてくれました。娘には大人向けの初心者用の楽譜が合っているとのこと。
レッスンで使う楽譜は、ピアノ経験や体験レッスンを通して先生が選んでくれるようなので、小さなお子さんや楽譜が読めないお子さんでもお任せすれば大丈夫。
楽譜を見ながら、英語で8分音符は「8 note」、ト音記号は「G clef」だと教えてくれましたよ。
ピアノレッスンのあと、日本人スタッフの方から「英語でピアノ」レッスンの料金などについて説明を受けました。
このときに日本語で質問できるので、入会前に不安を解消しておくといいですね。
今回「英語でピアノ」レッスンを体験してみて感じたことは大きく2つ。
- 型にはまらず自由にピアノが楽しめる
- 「英語を学んでいる」と意識せずに感覚的に英語が学べる
本来、英語はコミュニケーションの手段にすぎないので、英語で他のことを学びながら自然に英語も習得するというのがベストだと思います。
「英語でピアノ」レッスンを継続して受ければ、最終的にはピアノも英語も上達し一石二鳥。
こんなユニークなレッスンが受けられるのはChoiceならでは。他では聞かない魅力的なサービスですよね。
体験して感じたこと
良かった点
- 講師が優しくて褒め上手
- 型にはまらず楽しくピアノが習える
- 意識せず自然に英語に触れられる
- 先生の手元が見やすい
- 動画で復習が便利
驚いたことでもありますが、レッスンでは初回から両手で弾かせてもらえるんです。しかも指番号や手の形などにこだわらず自由に。
幼少期から厳しくピアノを習ってきた私にとっては羨ましいと思えるほど、生徒の自主性を尊重した楽しくユニークなレッスンでしたよ。
気になった点
- 基礎的な英語力はあったほうがいい
- パソコンやカメラの設置に工夫が必要
先生の質問に答えられる程度の英語力があったほうがレッスンがスムーズです。特に最初のウォームアップでは、先生が色々な話題を振ってくれるので会話できるほうが楽しいし練習になりますよね。
英語もピアノも楽しく習いたい人におすすめ
Choiceの「英語でピアノ」レッスンは、堅苦しくなく自由に楽しくピアノが習え、自然に英語に触れられます。
子どもだけでなく、趣味で楽しくピアノを習いたいという大人にもおすすめ。基礎的な英語力があれば、先生と音楽について話したり相談もできますよ。
今回、娘はBenjamin先生からピアノの楽しさを教えてもらったようです。体験直後から、すすんでピアノを弾くようになりました。
正直、この娘の変化には驚いています。幼稚園以来ピアノを弾かなくなっていた娘に、1回のレッスンで興味をもたせてくれるなんて。先生の教え方が上手な証拠ですよね。
レッスンではピアノと同時に英語も学べるので、気がついたら自然に先生の話がわかるようになっていたという嬉しい成果も得られるはずです。
少しでも興味をもたれた方は、ぜひ体験レッスンを受けてみてくださいね。