こんにちは、日本語教師をしていたSakuraです。2児の母です。
小学4年生の娘が、セイハグループが運営する「UPトーク」を体験してみました。
UPトークは、全国に500校以上の通学型英語スクールを展開している「セイハグループ」が運営しています。
セイハは長年英語教育に携わっていて、通学型スクールは創業35年です。UPトークではその通学型スクールで使用しているのと同じ教材が使えるんです。
実際に体験してみて、UPトークの教材は日本人向けに作られていてわかりやすいと感じました。
それにネイティブ講師のレッスンが非ネイティブ講師と同じ料金で受けられる点も魅力です。
通学型スクールは子ども専門ですが、UPトークは幼児〜大人まで家族みんながレッスンを受けられるんです。しかも家族でグループレッスンも可能!
娘の体験レッスンを通して感じたことやUPトークの特徴などを書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
UPトークってどんなスクール?
UPトークの基本情報です。
対象 | 0歳〜大人 |
---|---|
講師 | フィリピン&外国人講師 (ネイティブ含む) |
開講時間 | 7:30〜23:00 |
通話システム | Zoom |
キャンセル | 3時間前まで |
教材 | オリジナル&市販 |
英検対策 | △ |
アカウントの共有 | ✕ |
予約 | 30分前まで |
※2020年12月時点の情報です。
UPトークの講師はおよそ120名で、80%がフィリピン人講師。他はアメリカやイギリス出身で日本在住の外国人講師なんです。
日本在住の外国人講師はアフリカやドイツ出身など多国籍なので、色々なアクセントの英語に触れられますよ。
おすすめポイントとしては、レッスン開始が朝7:30〜ということ。全体的に子ども専用のスクールは受講できる時間帯が短く、朝7時台より早く受けられるスクールは少ないです。
この時間なら幼稚園や小学校に行く前でもレッスンが受けられるので習慣化しやすいですよね。
教材はセイハのオリジナルか、市販されている「LOOK」シリーズから選べます。オリジナル教材はセイハの通学型スクールと同じなので日本人向けに作られています。
また、UPトークでは兄弟や親子など家族4人までグループレッスンが受けられるプランがあるんです。
今まで10校以上のオンラインスクールを体験しましたが、家族でグループレッスンが受けられるのはUPトークが初めてです!
このプランなら「1人では恥ずかしい」というシャイなお子さんでもお家の方と一緒に受講できるのでハードルが下がりますよね。
ネイティブ講師も料金は一律!
料金プランは一般の人向けの「レギュラープラン」とセイハが運営するスクールに在籍または過去に在籍していた人向けの「セイハグループプラン」があります。
「セイハグループプラン」のほうが3割くらい料金が安いので、セイハのスクール生にとってはお得な料金設定になっていますよ。
ただ、今回は一般の人向けの「レギュラープラン」をご紹介しますね。
レギュラープラン(マンツーマン)
料金 | レッスン単価 | |
---|---|---|
毎月4レッスン (4,000ポイント) |
4,400円 | 1,100円 |
毎月8レッスン (8,000ポイント) |
7,150円 | 894円 |
ファミリーレッスン(グループ)
料金 | レッスン単価 | |
---|---|---|
毎月12レッスン (12,000ポイント) |
8,800円 | 733円 |
※税込です。
※1レッスン25分です。
UPトークは、ネイティブ講師も非ネイティブ講師も同じ料金でレッスンが受けられるんです!
ポイント制になっていて、講師の国籍に関係なく1レッスンあたり1,000ポイント。
一般的にネイティブ講師は追加料金がかかることが多いので、同一料金というのは珍しいし、しかもレッスン単価894円〜というのは安いですね。
ただ、ネイティブ講師なら割安で受講できる反面、フィリピン人講師など非ネイティブ講師は割高な料金設定ということになります。
なのでネイティブと非ネイティブ講師のレッスンを組み合わせて受講したい方におすすめ。
また「ファミリーレッスン」は兄弟や親子など4人まで一緒に受講できますが、都合が合わない場合はマンツーマンで対応してくれるので無駄になりませんよ。
UPトークの無料体験レッスンって?
- 体験は2回
- 講師はネイティブか非ネイティブが選択できる
- 教材は選べない
通常、無料体験レッスンは2回ですが、キャンペーンなどで3回受講できることもありますよ。
体験1回目は「レベルチェックをするかしないか」によって選べる講師の条件が変わってくるので注意!
レベルチェックをする→フィリピン人講師のみ
レベルチェックをしない→どの講師でもOK
お子さんのレベルチェックを希望する場合は、フィリピン人講師しか選べません。2回目からはどの講師でもOK。
ちなみに講師検索すると、日本在住の外国人講師のプロフィールに「レベルチェック不可」と表示されているのでわかりやすいですよ。
レベルチェックが不要な場合は、国籍に関係なく講師が選べ、セイハの通学型スクールと同じくお子さんの学年で学ぶ内容が決まります。
体験レッスンは2回受けられるので、フィリピン人講師と在日の外国人講師のレッスンを1回ずつ受講することがおすすめ。
両方の講師を受講することで教え方や子どもへの対応などが比べられるし、お子さんとの相性もわかると思います。
会員登録から体験予約までの流れ
公式サイトの「無料体験はコチラ」から簡単に会員登録ができます。
会員登録完了メールが届いたら、マイページにログインしてお子さんのプロフィールを完成させましょう。
それが終われば体験予約へ。
プロフィールにはお子さんの英語経験や学習の目的、レッスンへの要望などが入力できます。リクエストは日本語でOKです。
「メッセージは英語で」というスクールも多いので、日本語で書けるのは便利。日本の会社が運営しているので日本人が使いやすいように作られていますね。
次はいよいよ体験レッスンの予約です。
「講師から予約」と「日程から予約」があります。講師はアメリカ英語やイギリス英語など英語の特徴からも検索できるようになっていますよ。
今回は「日程から予約」を選んで希望日をクリックすると、以下のように早い時間から順に予約できる講師が表示されます。
時間帯を4時間ごとに区切って表示できますが、若干見づらいです。講師の名前と画像、評価が一括で表示されるスクールと比べると使いづらさを感じます。
この画面では講師の名前と顔のみ表示され、「予約する」をクリックすればプロフィールが見られます。
全体的に予約がとりづらい印象はありませんでした。当日の夕方でさえ、十分な講師が空いていましたよ。
ただフィリピン人講師がほとんどで、ネイティブ講師はほとんど空いていません。ネイティブ講師は、人数も予約可能な日も少ないため予約がとりづらそうです。
基本的には、月末に翌月分の講師のスケジュールが公開されるので、人気の講師は公開後早めに予約することがおすすめ。
ちなみに「講師から予約」をしてみたら、こちらは講師のメッセージや得意な指導分野などが一括で見られ便利でした!
中には自己紹介動画や生徒からのレビューがある講師も。プロフィールの充実度は講師によって差があるようです。
じっくりと講師選びがしたい人は「講師から予約」を選んでレビューなどの詳細を確認するといいと思いますよ。
体験レッスン1回目(レベルチェック)
レベルチェックを希望したので、フィリピン人講師から選びました。(レベルチェックが不要な場合はネイティブ講師も可)
笑顔が素敵で、訛りがなくきれいな英語を話す20代の女性講師。
先に感想を言うと、UPトークのレベルチェックは生徒のレベルを的確に診断できていると感じましたよ!
というのも、UPトークのレベルチェックは講師の判断だけでなく10分間のテストを受けて総合的に判断するからなんです。
お子さんがどのレベルかわからないという場合は、まずはレベルチェックテストを受けて診断してもらうことをおすすめします。
時間配分(25分)
- 自己紹介:2分
- レベルチェックテストの説明:3分
- レベルチェック:15分
- 教材についての説明:5分
まずは自己紹介。先生から「名前は?」「歳は?」「今日は何をしたの?」などの質問がありました。
自己紹介をしてからは、レッスン中何度も「〇〇(娘の名前)」と呼びかけてくれたので娘も親しみやすかったようです。
早速、レベルチェックテストへ。以下4つのスキルチェックをします。
①スピーキング
②リーディング
③語彙
④文法
まずはスピーキングのテストから。
上の画像を見て、以下のような質問に答えます。
「彼らはどこにいますか?」
「お父さんは何をしていますか?」
「これは〇〇ですか?」など10問ほど。
センテンスで答える質問と「Yes」「 No」で答える質問があり、語彙だけでなくフルセンテンスで答えられているかもチェックしているようです。
初めのスピーキングテストは先生の質問にイラストを見て答え、次は10分間でできるところまで進むというテストでした。
「レベルチェックテストは10分間です。」「大きな声ではっきりと答えましょう。」と日本語解説がありました。
セイハが運営しているだけあって、日本人が利用しやすいように作られていますね。あらかじめ日本語解説が用意されているので進行がスムーズです。
テストでは数や色に関する問題、アルファベットを正しく並べ替えるスペルチェックや会話文を完成させる問題などがありましたよ。
例1)「library」の語を「b r y l i r a 」のようにバラバラになったアルファベットを正しく並べ替えて完成させる。
例2)下の画像のように、内容に合った会話文を3択から選ぶ。
など、スペルがややこしい単語も出てきましたが、全体的には易しい印象を受けました。
テストが終わると、実際のレッスンで使う教材(3種類)について説明がありました。
すぐに教材が決められない場合は、体験レッスンでそれぞれの教材を使ってみてから決めてもいいと提案してくれましたよ。
レッスン後に、レベルチェックテストの結果と教材についてメールが届きました。
オリジナルテキストを使う場合は購入は任意ですが、『LOOK』(市販のテキスト)を使いたい場合は購入する必要があるとのこと。
評価には苦手な点が正確に指摘されていて課題も提示されているので、目標が立てやすいと感じました。
UPトークのレベルチェックは、講師の判断に任せるだけでなく10分間のテストの結果も考慮して判断するので、生徒のレベルを的確に診断できていると思いました。
特に英語経験がありどのレベルから始めればいいかわからないお子さんには、レベルチェックテストはおすすめですよ。
体験レッスン2回目(ネイティブ講師)
講師は指導歴5年の日本在住のネイティブ。説明がわかりやすく、リズムよく進行してくれました。
この先生は日本に住んでいるだけあって日本語が上手!時々、日本語で質問したり日本語で答えさせてくれたりしましたよ。
レッスン内容(25分)
- 自己紹介
- 調理の方法について(cut, mix, fry, boilなど6語)
①意味の確認
②発音指導 - 先生:「それはどうやって作るの?」→
生徒:「初めに、〇〇(cut など)します。」の会話練習
まずは自己紹介。先生から「日本のどこに住んでいるの?」と聞かれ、偶然にも同じ県に住んでいたので一気に話が盛り上がりました!
早速、教材へ。
体験1回目(レベルチェック)で提案してもらった3種類の教材から、今回はセイハオリジナルの「Be Ambitious」を試してみることに。
ユニット7「料理をしよう!」から。
まずは上の教材を見て先生からの質問に答えます。(すべて英語です。)
- 「何が見える?」
- 「彼らは何をしている?」
- 「男の人は何人?女の人は何人?」など5〜6問。
いきなり本題に入るスクールもありますが、このようなやりとりがあると「今日は料理について学ぶんだな。」と認識できるのとスピーキングの練習にもなっていいですね。
次に調理法について、意味を確認したあと発音練習。
- 「boil the eggs」
- 「slice the tuna」
- 「mix the sugar and flour」など6種類
「boil」1語だけでなく「boil the eggs」とフレーズで学べるところが実用的。「eggs」を置き換えるだけで応用できるので、すぐに会話で実践できますね。
しかもセイハの教材だけあって「マグロをスライスする。」という日本人に馴染み深いフレーズまであるんです。
特に子どもは、まず講師の真似をして英語を覚えていきます。せっかく覚えたフレーズが日常的に使える内容でないと役に立ちませんよね。
UPトークなら、実践で役立つ英語=習ってすぐに使える英語が学べると感じました。
例えば、以前体験したスクールで「おのを持っていますか?」という例文がありました。「おの」って日常生活で使うチャンスは少ないと思います。
語彙としては必要ですが、例文として習うならUPトークの教材のように日本人に馴染みのある内容のほうがスーッと頭に入ってくるはずです。
日本で30年以上も英語スクールを運営しているだけあって、セイハの教材は日本人向けに作り込まれていると感じました。
また、娘が答えられないときは先生がすぐに答えを教えるのではなく、何とか自力で答えさせようとサポートしてくれましたよ。
例えば「simmer the tomatos(トマトを煮る)」が答えのとき、「simmer the miso soup?」「simmer the oranges?」とサービスヒントをくれるなど。
娘はスピーキングが苦手ですが、このお陰で諦めずに自分で答える練習ができました。
そして全体を通して感じたことは、UPトークでは習ったことはレッスンの間に身につくよう繰り返し練習させてくれるということ。
例えば下のイラストのような応用問題をしていても、娘が答えに詰まったときは前の基本に戻って何度も反復練習をしてくれました。
常に子どもの様子を見て「何か質問はある?」と確認しながら進めてくれるので、できないところがそのまま終わることはないと思います。
実際に、娘が苦手なフレーズを何十回も繰り返し練習してくれたので、レッスンの後半では正しい発音で言えるようになりました。
今まで10校以上オンライン英会話を体験しましたが、ここまで娘にカスタマイズした教え方をしてくれた先生は初めてです。
UPトークでは、毎レッスンごとに「今日はこれが言えるようになった!」という達成感が感じられると思いましたよ。
体験してみて感じたこと
体験レッスンを受けてみて、スクール全体について感じたことをまとめました。
良い点
- ネイティブ講師の料金が割安
- レベルチェックテストの診断が的確
- 教材がわかりやすく実用的
- 家族でグループレッスンが受けられる
UPトークのネイティブ講師は日本に住んでいるため日本に馴染みがあり、日本語が話せたり日本の習慣をよく知っているようです。
体験の講師も日本人に教え慣れていて、時々日本語を交えてわかりやすく進めてくれました。この内容で1レッスン894円〜というのはかなり安く感じられましたよ。
また、リーディング、スピーキング、語彙、文法のスキルチェックをした上で、結果を元に教材をすすめてくれるのでお子さんに最適な教材が選べる点もおすすめ。
気になる点
- フィリピン人講師は料金が割高
- ネイティブ講師は予約がとりづらい
フィリピン人講師は1レッスン約160円〜というスクールもあるので、料金だけ見ると若干高めです。
でも、同じ料金でネイティブ講師(在日外国人講師)が選べることを考えるとトータルでは納得できる価格だと思います。
ただし、ネイティブ講師は予約がとりづらいので早めに予約しましょう!
無料体験レッスンを受けてみよう!
UPトークのおすすめポイント
- ネイティブ講師のレッスンが割安
- 家族でグループレッスンが受けられる
UPトークは、ネイティブ講師のレッスンが低料金(894〜1,100円/回)で受けられるところが特徴です。
しかもUPトークのネイティブ講師は日本に住んでいるため、日本語が話せるなど日本の文化や習慣に慣れています。
日本の文化を理解しているネイティブ講師のレッスンがこの価格で受けられるのは、かなりコストパフォーマンスがいいと言えると思いますよ!
また、家族で一緒にグループレッスンが受けられるのもUPトークならではです!
一人では恥ずかしいというお子さんでも、ご家族と一緒なら緊張せずに楽しくレッスンが受けられるはずです。
UPトークに興味を持たれた方は、ぜひ無料体験レッスンを受けてみてくださいね。