• この記事は2019年6月時点の情報です。現在は、記事情報とは異なる場合がございます。

通い放題の英会話スクールとして「約1年で日常会話が話せるようになるカリキュラム」を提供するJoshua English School。そのユニークなシステムについて詳しく知るために体験レッスンを受けてきました。

Joshua English School 資料

ここ数年、通い放題の英会話スクールが増加してきているなか、Joshua English Schoolは他の通い放題スクールとどう違うのでしょうか。

実際にスクールに行って感じた大きな特徴は、単なる「英会話スクール」ではなく「大人のためのインターナショナルスクール」として、基礎からスピーキングまで段階を踏んで学べるカリキュラムです。

  • 全員が単語や発音の基礎から学ぶカリキュラム
  • レッスン通い放題!2時間x週3回以上を推奨
  • 基礎を確立→徹底したコミュニケーション中心のレッスン
  • ネイティブ講師と外国人クラスメイト。国際的な環境

詳しく説明していきます。

記事の目次

Joshua English Schoolの特徴

Joshua English Schoolは、地下鉄日比谷線、大江戸線が通る六本木駅から徒歩2分という好立地にあります。

南北線六本木一丁目駅や千代田乃木坂駅からも徒歩圏内なので、近くにお住まいの方やお勤めの方、また地下鉄ユーザーが立ち寄りやすい便利な場所です。

Joshua English Schoolでは、大きく分けて「6ヶ月プラン」と「1年プラン」があり、これ以外に諸経費やイベント・セミナー参加料がかかるという料金体系になっています。(2019年11月現在)

  6ヶ月プラン 1年プラン
入学金 11,000円 11,000円
授業料 277,200円 499,400円
合計金額 288,200円 510,400円
  6ヶ月プラン 1年プラン
テキスト代

5,500円

(各クラスごと)

5,500円

(各クラスごと)

イベント・

セミナー料

22,000円 44,000円
施設利用料 22,000円 44,000円

なお、スクール説明会に参加すると入学金が無料になるキャンペーンや、29歳以下の方向けに授業料が29%引きとなる割引があります(2019年11月現在)。詳しくはホームページをご確認ください。

全員が単語や発音の基礎から学ぶカリキュラム

多くの英会話スクールでは、現在の英語力をテストで測定し、生徒さんのレベルに合ったクラスで学んでもらうというのが一般的です。しかしJoshua English Schoolは違います。

Joshua English Schoolには4つのクラスがあり、入学からBasic A→B→C→Dと進んでいきます。

Basic A

単語とPhonicsを中心に学習。日本で聞く英語にはアメリカ英語、イギリス英語、和製英語などいろいろなものがありますが、JESではすべて最初にアメリカ英語の単語や発音を教えてくれるそうです。

Basic B

特に力を入れている発音クラス。アメリカ人講師が日本人の訛りを指摘して直します。発音は多くの日本人が苦手としている分野ですよね。これは全員が受講するというのはいいシステムだと思います。

Basic C/D

スピーキングのクラス。基礎と上級に分かれていて、それぞれ3ヶ月と6ヶ月のカリキュラムです。6ヶ月プログラムでも1年プログラムでも、スピーキングクラスの時間が一番長くなります。

各クラスの期間と内容を簡潔にまとめると、こんな感じです。

Basic A 1ヶ月 単語・フォニックス
Basic B 2ヶ月 フォニックス・発音矯正
Basic C 3ヶ月 スピーキング基礎
Basic D 6ヶ月 スピーキング上級

6ヶ月プランの方はBasic A、B、Cを、12ヶ月プランの方はBasic A、B、C、Dを受けるという流れです。また6ヶ月プランの方はプラン修了後にDクラス6ヵ月プランに更新可能だそうです。

このカリキュラムは、ある程度英語を話せる方や文法に自信がある方でも、基礎力に抜けがある方もいるため、時間を十分にかけて基礎を習得してほしい、という考えに基づいています。

レッスン通い放題!2時間x週3回以上を推奨

例えばBasicA、Bクラスでは、月火、水木、土日と1週間に3つのクラスがあります。同じクラスが2日あるので、翌日に復習として再度レッスンを受けることもできます。

BasicA~Bクラスのスケジュール例
Class1 Class1 Class2 Class2

Class3

Class3

※BasicC、Dも似たシステムですが、金曜にもクラスがあります。

レッスン時間も10AM~12PM、12~2PM、6:30~8:30PM、8:30~10:30PMの4種類から受けられるので、仕事帰りにも通うことができます(1日あたりの受講は最大2時間)。

このなかで少なくとも月火のうち1日、水木のうち1日、土日のうち1日通うことで、学習内容を逃すことがないというわけです。

これは「英語を本気で身につけるのに、週1回のレッスン出席で十分であるはずがない。十分なレッスン参加時間を割かないと英語力は向上しない」という考えのもとに考えられたカリキュラムです。

「本気で英語を身につけたい」のであれば、週1回では足らず、もっと時間を割いてほしい。そういう思いから「週3回」という数字が出てきています。なお週5回通われる方も少なくないそうです。

基礎を確立→徹底したコミュニケーション中心のレッスン

Joshua English Schoolは、TOEICやTOEFLのスコアアップを目指すスクールではなく、会話力やコミュニケーション力を伸ばして、外国人と積極的にコミュニケーションができることを目指すスクールです。

よってBasicC~Dの会話クラスでは、机上の問題を解くことはほとんどなく、全てが積極的な参加を求められる徹底した会話中心型のクラスです。こちらは後ほどの体験レッスンで詳しく書きます。

ネイティブ講師と外国人クラスメイト。国際的な環境

現在の講師は全員がアメリカ人。世界で通じるアメリカ英語に統一したレッスンを提供しています。

講師以外にも、BasicDのカリキュラムにあるフリートークを担当するネイティブスピーカーのチャットホストがいます。

さらにヨーロッパやアジア、南米など出身の「Studying Abroad Buddies」が、生徒としてみなさんと一緒にレッスンに参加。まさに海外の語学学校のようなインターナショナルな環境です。

Joshua English Schoolに行ってきました

Joshua English Schoolは、地下鉄日比谷線・大江戸線の六本木駅から徒歩2分の駅近のロケーションです。出口を出たあとの道はとても分かりやすく、迷うことはまずありません。

Joshua English School 建物外観

ビルの入り口付近には、Joshua English Schoolの立て看板があるため、とてもわかりやすいです。

Joshua English School 看板

3FがJoshua English Schoolです。入口にはロゴの入ったボートなどが並べられています。

Joshua English School 看板

クラスルームには芸能人の方のサインも飾られてました。

Joshua English School サイン

クラスルーム内は、アメリカの学校のようにポップに装飾されています。

Joshua English School 壁の写真

Joshua English School 置き物

先生の写真も壁に貼られています。

Joshua English School 先生の写真

同時に2つのクラスが実施されており、生徒さんたちは積極的に発言していました。

Joshua English School レッスンの風景

クラスを見学しました

今回は、実際のクラスを見学しました。見学したクラスは、一番上のレベルであるBasicDのクラスで、先生はPat先生です。

Joshua English School レッスン風景

今回見学したクラスではちょうど「レスポンストレーニング」のレッスンが行われていました。

クラスを2つのグループに分けて競い合う形式です。具体的な流れは、先生がするランダムな発言に対して5秒以内に生徒さんがレスポンスするというものです。

「先生に当てられて、悩んで考えてから回答する」のではなく、「相手の発言→即レスポンス」が求められるため、実際の会話のキャッチボールの仕方を学ぶにはとてもよいトレーニングだと思いました。

Joshua English School レッスン風景

レッスンで面白いのは、日本人生徒さん以外に外国人の Studying Abroad Buddies(SAB)が参加していることです。休憩中でも、生徒さん同士が「英語で話そう」という気持ちになる気がします。

SABは英語が母国語ではない外国人で、日本人生徒さんと一緒に生徒としてクラスに参加しています。今回はウクライナ出身のKaterinaさんが参加されていました。

なお今回のテーマは「Hobby」で、趣味に関する発言を先生がランダムにして、それに対して生徒さんが即レスポンスするというトレーニングでした。

Joshua English School レッスン風景

例えばPat先生が、

I go drinking almost every Friday night.

といった後に、自分なりのレスポンスを返します。例えば、

「Yeah, me too! I go drinking every Friday night.」

「Same here! I go to a bar almost every Friday night! 」

といった具合に、ひとりひとりが自分なりのレスポンスを考えて発言します。

英会話において重要なのは、自分の意思を正しく伝えること、そして即座に伝えられることだと思います。

文法力や語彙力は人によって少しずつ差があっても、このように「自分の伝えたいことを即座に正しく伝えるための実践的なトレーニング」は、英語を学ぶほぼすべての日本人に役立つと感じました。

Joshua English Schoolの加藤校長に話を伺いました

次は引き続き、Joshua English Schoolの加藤校長にお話を伺いました。

Joshua English School 加藤校長

日本生まれ、インターナショナルスクール卒業、ニューヨーク勤務からの独立

ーー 日本で初めて通い放題スクールを始められたのですね。

加藤校長:その通りです。私は日本生まれですが、親の仕事で小学校からアメリカのインターナショナルスクールに通っていました。

その後、米国公認会計士の資格を取得して大手監査法人のニューヨークオフィスに勤務していました。

日本オフィスで1年勤務する機会があったのですが、日本の会計士は凄く頭が良い人が多いのですが、英語が必要だけど話せない人が多かったのです。

残念ながら、国際的な監査案件となると、英語を話せないと仕事が回ってこないのが実情です。

これをきっかけに日本にある英会話スクールを調べてみたら、週1回、1時間しかレッスン時間がないスクールが非常に多かったのです。

さすがにレッスン時間が足りな過ぎて、これでは英語力は伸びないだろうと思いました。そこで通い放題のスクールがあれば、やる気のある生徒さんが英語力を伸ばしやすいのではないかと思ったのが6年前です。

ーー 大人向けのインターナショナルスクールというコンセプトが面白いと感じました。

加藤校長:私自身がインターナショナルスクールの卒業生であることが大きいです。単に英語を学ぶ場とするのではなく、生徒さん同士が仲の良い場所、自然と友達同士で集まる場所にしたいと思いました。

見学いただいたレッスンに当校スタッフのKaterinaが参加していましたが、インターナショナルスクールではネイティブではない色々な国籍のクラスメイトがいます。

こうした環境を再現しようと思い、Studying Abroad Buddies (SAB) というアイデアを思いつきました。

Joshua English School 写真

ーー 遅刻も早退もない、入退場自由というレッスン形態は面白いですね。

加藤校長:1レッスンは2時間で、レッスン参加には予約が必要です。ただ遅刻・早退は自由ですので、ご自身のスケジュールに合わせて通えるようになっています。

週3回以上来てほしい。週1回しか来れない方はお断りすることも

ーー 週3回以上の参加を推奨していますが、時間的にハードルが高いと感じる方もいそうですね。

加藤校長:体験レッスンに来られる方には「忙しい方、時間がない方には合わない学校です。週3回以上来て欲しいです」とお伝えします。週1回だけで英語力が伸びるとは考えにくいためです。

よって生徒さんは時間的に自由がきく方が多いです。学生、インターナショナルスクールにお子さんを通わせている保護者の方、自営業、主婦といった方々です。

ちなみに夜クラスもあるので、夜は会社帰りの生徒さんが多いです。

また同じレッスンが2日連続で開催されるので「レッスンに参加したがよく分からなかった」という場合は、翌日のレッスンに参加して復習することも可能です。

ーー 入学時にレベル別で分けないというのもユニークですよね。

加藤校長:英語が話せる方でも、知っているつもりで知らないことが結構あることがわかったので、このようにアメリカ英語を単語や発音といった基礎から学べるカリキュラムになっています。

Basic A~Bは英語を学ぶ上での土台作りです。

Basic C~Dはスピーキングクラスとなっていますが、Cクラスでは1対1の会話をたくさん取り入れていて、本日見学いただいたBasic Dはグループでの会話を中心に練習しています。

Joshua English School 教材

最終的には外国人の会話の輪に入っていけるようになってもらいたいので、多人数で英語を話すBasicDにもっとも長い時間を割いています。

世界どこでも通じるアメリカアクセントで統一しています

ーー 先生の採用基準について教えてください。

加藤校長:2019年4月現在、先生は7人いますが全てアメリカ人です。アメリカアクセントに統一したいというのがその理由です。

Joshua English School 置き物

採用基準は2時間ずっと楽しく教えることができ、クラスをまとめることができる人です。当校では発音トレーニングにも力を入れているので、フォニックスを教えた経験があればプラスです。

ーー 宿題の量について教えてください。

加藤校長:全クラスで毎回宿題を出しています。2時間学んだ内容の復習や発音の練習などですね。発音の場合は宿題として音声を録音して送ってもらいます。先生はその発音を聞いて指導しています。

毎回の宿題は人によりますが15~30分程度かかる量にしています。クラスではスピーキングがメインになるので、宿題では文法などもカバーできるようになっています。

ーー 最後に、Joshua English Schoolを続けていてよかったと思うことを教えてください。

加藤校長:生徒さんに「日本にいながらここまで伸びるのか」と実感してもらえることですね。「留学してた?」と聞かれることも多いようで、とても喜んでもらえます。

当校は生徒さんの口コミで、新しい生徒さんが増えることがとても多いです。英語は難しい、とっつきにくいといったイメージを持っている方は多いですが、こうした先入観を覆せる学校になってきていると思います。

まとめ

Joshua English Schoolは、半年間または1年間、週3回以上しっかり通学するスクールです。

全員が単語や発音といった英語の土台となる学習から始め、最終的には多人数のなかでも発言できる実践力とコミュニケーション力、主体性などを身につけることができます。

  • 全員が単語や発音の基礎から学ぶカリキュラム
  • レッスン通い放題!2時間x週3回以上を推奨
  • 基礎を確立→徹底したコミュニケーション中心のレッスン
  • ネイティブ講師と外国人クラスメイト。国際的な環境

相手の話に即座にレスポンスするトレーニング、全員が基礎から学ぶシステム、上達チェックのテストなど、ただたくさん通えるだけではない、しっかり結果を出すために考えぬかれたカリキュラムです。

6ヶ月~1年は週3回以上通って宿題もこなすやる気のある方、多国籍の人が集まる場でも積極的にコミュニケーションをとりたい方は、無料スクール説明会に参加してみてはいかがでしょうか。