藤川先生が開発した「グラマーテーブル」を武器に、数千名の生徒さんを送り出し、欧米の有名大学への合格を勝ち取った生徒さんも数多くいるのがLiberty English Academy(以下LIBERTY)です。
アメリカ・ニューヨーク州にあるコロンビア大学で学んだ経験もある藤川先生に伺ったのは「日本をリードするような『トップ5%』の立場を目指す人に、完璧な英語力を身につけてほしい」という熱い思いです。
- 日本の英語教育では教えられていない「verb」の働きを正しく理解する
- 高みを目指す生徒さん同士で高め合うグループレッスン
以下では、LIBERTYの特徴を紹介します。
Liberty English Academyの特徴
LIBERTYは、JR山手線の田町駅、都営浅草線・都営三田線の三田駅、また都営大江戸線の赤羽橋駅から徒歩数分のところにあります。最も近いJR田町駅からは、徒歩5分です。
LIBERTYには「TOEFL iBT/ITPコース」「国内/海外大学・大学院受験コース」などがありますが、料金は共通です。まずはグループレッスンの価格です(以下、料金はすべて税込)。
ショートコース | ベーシックコース | アドバンスコース | |
---|---|---|---|
授業回数 | 24回 | 48回 | 72回 |
1回90分あたり | 14,000円 |
12,000円 |
11,000円 |
受講料 |
336,000円 |
576,000円 |
792,000円 |
※上記は一例です。
※アドバンスコースは2時間のプライベートレッスン付きです。
上記の料金にはテキスト代とコーチング(1週間に1回のメール、約3ヶ月に1回の面談)が含まれています。
また講師と1対1で受講できるプライベートコースもあります。こちらは1回の授講時間は45分です。
ベーシックコース | アドバンスコース | |
---|---|---|
合計授業時間 | 24回 | 48回 |
1回50分あたり |
45,000円 |
45,000円 |
受講料 |
1,080,000円 |
2,160,000円 |
TOEFL iBT42点→110点などの実績
グラマーテーブルを理解したうえで、各テストの対策を根本的に行うことで、TOEFL iBTが42点→110点(6ヶ月)や86点→106点(5日間)、TOEICが775点→965点(2ヶ月)にアップなど多くの実績があります。
これらは「ただ過去問を問く」「解答のコツを押さえる」などの短期的な対策で達成するのは、ほぼ不可能な点数だと思います。そのためどんなメソッドでレッスンを行っているのか、大変気になります。
「verb」の働きを正しく理解する
英語学習者の多くはverb = 動詞だと理解しています。
しかしこの理解は既に間違っており、この根本的なボタンのかけ違いにより日本人は「欧米有名大学卒のエリートが用いるような完璧な英語を習得することができない」というのが藤川先生が長年訴え続けていることです。
verbの意味、そしてverbが持つ根本的な働きについては、体験レッスンの項で説明します。
高みを目指す生徒さん同士で高め合うグループレッスン
昨今は「ネイティブとのマンツーマンレッスンが、英語を学ぶ上で最善の方法」だと考える英語学習者が多いですが、LIBERTYの強みのひとつは「生徒さん同士が高め合うグループレッスン」にあります。
LIBERTYに来る生徒さんは、高い目標を持っているが英語力が弱点という方がほとんど。
それがゆえに、生徒さん同士がみな切磋琢磨して、共にそれぞれの目標を目指す友として、モチベーションを高め合っている。これが強みだといいます。
そして生徒さん同士の交流だけでなく、LIBERTYを卒業して目標を実現した人が、生徒さんに体験談を披露することもあるそうです。
「ここで学んだ結果、私と同じ夢を実現した先輩がいる」というのは、何よりの実績の証明であり、高いモチベーションの獲得につながるといえます。
Liberty English Academyに行ってきました
Libertyは、JR山手線・京浜東北線をはじめ、都営浅草線・都営三田線・都営大江戸線が利用できる便利な立地です。筆者はJR田町駅から向かいましたが、駅前の大きな横断歩道を渡ってすぐ、という駅近です。
学校近くにはベローチェ、エクセルシオールカフェやコンビニがあるので「早く着いたので予習する」「飲み物を買ってからレッスンを受ける」のにも便利。なお1Fにはドラッグストアが入っています。
エレベーターで2Fを目指します。
エレベーターを出ると、すぐに「豪華な内装」というより「調度品が並んだ重厚な校舎」が目に入ります。
この内装には「生徒さんに、非日常の空間、欧米の歴史ある有名大学のような環境で学んでほしい」という藤川先生の思いが反映されています。
待合室も豪華です。
本日は、Liberty校長の藤川先生(左)と、現在藤川先生から指導を受けている野口先生(右)の2人が迎えてくださいました。
レッスンを行う教室は、一番奥の部屋で、重厚な長い机があります。グループレッスンは10~20名程度で行われ、全員が座れるようになっています。
体験レッスンを受けました
今回は、校長である藤川先生の体験レッスンを受講しました。
LIBERTYでは入会前に30分の無料カウンセリングと60分の無料模擬レッスンを行っています。この無料模擬レッスンでは、今回の筆者と同じように「グラマーテーブル」のレッスンを体験できます。
まず、藤川先生が話されたのは「読解の方法」「リスニングの効果的な取り組み方」といったハウツーの内容ではありません。「英語の本質とは何か」という話です。
すなわち、以下のような内容です。
- 日本人はいわゆる日本人英語を教わっているため、英語の本質を理解できていない。
- 東大や慶応、早稲田など国内トップレベルの大学を卒業した人でも、完成された英語力は身についていない。
- その理由は、日本人の英語学習は「設計図も基礎工事もないのに、建物だけを立派に建てる」ような学習だから。小手先のスキルや知識ばかり覚え、英語の本質は理解できないまま。
- 英語の本質を理解したいのであれば、これまで学んできた内容はいったん脇に置いて、アイビーリーグやオックスフォード/ケンブリッジ大学で使われているような「完成された英語」を体系化して学ぶべき。
- 英語力を上げるために用いているのは、藤川先生が独自で考案した「グラマーテーブル」。
藤川先生が教えるのは、英語の核にはじまり、英語をネイティブのように使いこなせる「完璧な英語力」です。今の英語レベルとは関係なく、TOEFL100点、TOEIC900点レベルの力を身につけることができるそうです。
Verbの働きとは何か
ここで先ほどもお伝えした「verbの働きとは何か」に向き合います。
藤川先生いわくverbとはラテン語のverbumから来ており、「言語」を意味するとのこと。よってverb=動詞ではなくverb=言語、つまり英語を司るものと理解するのが正しいのです。
実際に英語でいうverbと、日本語でいう動詞の働きはイコールではありません。
英語におけるverbの重要性は90%、しかし日本語では30%程度の重要性しかありません。日本語における「動詞」と英語における「verb」の重要性には、埋められないほどの大きな違いがあるとのこと。
そのため英語を日本語に置き換えて理解するのは不可能であり、英語は英語のまま理解する他ない、というのが藤川先生が繰り返し強調されていた点です。
藤川先生に話を聞きました
体験レッスン後、藤川先生に詳しくお話を伺いました。
ーー 非常に豪華な空間なので驚きました。
藤川先生:私が学んでいたアメリカのコロンビア大学は古い大学なので、かなり豪華で重厚感がありました。
その雰囲気が大好きだったので、LIBERTYで少しでも再現し、生徒さんに歴史の重みを感じてもらえればと思っています。
ーー LIBERTYを始められた理由を教えてください。
藤川先生:私はもともと外交官になろうと思い、慶応大学で外交や国際政治を中心に学んでいましたが、駐日アメリカ大使を務めた経験もあるハーバード大学のエドウィン・ライシャワー教授の本を読んで衝撃を受けました。
学生だった当時の私は通訳や英語の先生もやっていましたが、なぜ日本人の多くが英語を理解できないのか分かりませんでした。しかしこの本を読み、できない理由がよくわかりました。
が、ではどうすればこの問題を解決できるのか、については述べられていませんでした。そこでどのように教えればよいかをいちから考え、verbを核にした教授法を作りました。
これは私が留学していたコロンビア大学ティーチャーズカレッジ(第二言語習得学で世界トップクラスの大学院)でも見逃されていたとして、コロンビア大学の教授からもその独自性のお墨付きをもらいました。
ここから生まれたのが「藤川メソッド・グラマーテーブル」です。このグラマーテーブルに確信を持ち、世に広めるために始めたのが当校です。
私はもともと外交官を目指していたのですがが、「日本人の英語を変える」仕事にこそ大きな意味があると思い、方向転換を決めました。
英語難民を減らし、TOEFLやIELTSの点数が取れなくて挫折する人を減らしたい。勉強の仕方を変えて、しっかりと目標を達成してほしい。そう思っています。
ーー 海外留学を目指す方だけを対象にしているのでしょうか。
藤川先生:いいえ、そうではありません。半分くらいが留学を目指す生徒さんで、残り半分が国内の大学や大学院への進学を目標とする方、そしてTOEFL/TOEIC/IELTSなどのスコア対策の方です。
ただ、留学を目指していない生徒さんでも、英語力・スコアが上がってくると留学を目指したくなるようです。
ーー 年代についてはいかがでしょうか。
藤川先生:小学生から社会人まで幅広く学んでいます。比率でいうと、小中高生が3割、大学生が3~4割、そして社会人が3~4割ほどです。
トップレベルの大学に通う大学生、上司が外国人が仕事で英語が必要になった社会人などがいらっしゃいます。外交官や英語の先生など「英語のプロ」の方でも、英語を極めたいという理由で受講されます。
その他、とても多いのが他の英語学校で勉強しても伸び悩まれた方々です。「英語学習者が最後に辿り着く」学校と評されることもあります。
それなりに英語はできるがまだネイティブと議論できるレベルに達していないという生徒さんは、LIBERTYで根本的なレベルを高めてから、議論に対応できるレベルにまで力を鍛えられています。
ーー となると講師に必要な能力というのも、非常に高そうですね。
藤川先生:現在は先生として教えているのは、私(藤川先生)のみです。かつて当校で学んで英語力を飛躍的に伸ばし、今、私と同じ道を歩みたいと戻ってきてくれた野口さんが見習い中です。
ーー 先生が「英語を教えてよかった」と思えるエピソードを教えてください。
藤川先生:今まで英語が苦手だったり、嫌いだったりした人が、当校で学ぶことで飛躍的に英語力を高めて目標を達成されたり、人生の軌道を大きく修正してくれるのが嬉しいです。
最近、慶応大学を出たがTOEICが400点に達しない生徒さんが来られました。夢を実現するにはスコアを上げなければならないということで一生懸命学習された結果、900点を超え、現在は国際機関に派遣されています。
正しい英語を学べば、今現在の英語のレベルは関係ないということを示す、よい例だと思います。
まとめ
Liberty English Academyは、藤川先生が開発したverbを核にした英語学習法を用いて英語を学ぶスクールです。今回の体験レッスンを通して、LIBERTYがいかに他校と違うアプローチをとっているか、よく理解できました。
- verbを核にした「グラマーテーブル」で、正しい英語を学ぶ
- 国内外の大学や大学院を目指す高い志を持つ生徒さんがグループレッスンで共に高めあう
LIBERTYは「小手先のスコア対策」をするスクールでなく「英語の核を習得することで『完璧な英語力』を身につける」ことを目的とした、特徴的なスクールです。
高い目標を持つ生徒さんの輪の中に入り、目標を達成するには、LIBERTYは良い選択肢だと感じました。藤川先生のビジョンの共感できる方は、ぜひ体験レッスンを受講されてみてはいかがでしょうか。