リーフ英会話

45 4.27    講師について:4.50   教材:5.00   レッスン内容:4.00   設備・立地:3.67   スタッフ対応:5.00   料金:3.00  

全国の英会話スクールを訪問して、その特徴や魅力を伝える企画。今回当サイト管理人の岩田が訪問したのは福岡市中央区にある「リーフ英会話」です。

6か国語を自由に操る代表のエリック(Erik)先生。25歳以降に学び始めたという日本語もネイティブと遜色ないレベルで大変驚きました。

広島から通う生徒さんもいるリーフ英会話で体験レッスンを受け、こだわりや言語習得理論について話を伺ってきました。

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リーフ英会話って?

約5年前に設立されたリーフ英会話。エリック先生の他、南アフリカ・カナダ・日本出身の講師がレッスンを担当しており、また日本人スタッフの方が受講に関するどんな質問にも丁寧に回答してくださいます。

実戦会話クラスとサポートクラス

クラスは2種類。英語のみで行うネイティブによる「実戦会話クラス」と、実戦会話クラスに慣れるための日本語OKの「サポートクラス」です。月曜~日曜まで週7日、それぞれ毎日75分x3~4レッスンずつ開講しています。

両クラスともレベルは初級(Beginner)と中級(Intermediate)に分かれています。入会時にどちらのクラスをメインで受講するか決めますが、自身の判断でもう片方のクラスに参加することも可能です。

上記の他にもプライベートレッスンや、TOEICやIELTSなどの資格試験対策クラスも開講しています。

1ヶ月1万円台で通い放題

受講プランは大きく分けて2つです。

プラン 月謝
(税込)
内容
通い放題(人気) 15,552円 実戦会話クラス通い放題(最初の2ヶ月はサポートクラス月4回無料)
通い放題ライト 8,208円 1ヶ月に2日間、その日の実戦会話クラスに通い放題(最初の2ヶ月はサポートクラス月2回無料)
追加プラン 3,888円 月4回のサポートクラス

レッスンは予約制、定員は6人なのでそれ以上はキャンセル待ちとなります。入会後最初の2ヶ月はサポートクラスが無料という嬉しい特典も。

リーフ英会話を訪問

訪問した日はあいにくの大雨。リーフ英会話の教室はマンションの5階にあり、天神南駅から歩いて3分ほどで到着しました。

シックな家具や可愛い置物が印象的な、落ち着いた内装です。

エリック先生とお話しました

笑顔で出迎えてくださったエリック先生。大学では言語聴覚学・病理学・認知科学を専攻、その知識と15年近い講師経験から導き出した語学習得に対する考え方はとても興味深いものでした。

幼少期~大学生までをベルギー・イタリア・カナダなどで過ごし、多言語環境で育ったとのこと。現在は日本語を含めて6か国語を話すマルチリンガルです。

「来日して初めて日本語を学び、3年目には通訳をしていました」と話すエリック先生。インタビューは日本語でしたが、スピード・文法・語彙・発音・冗談のタイミング、どれをとってもネイティブレベルです。

正直なところ、大人になってから日本語を学んだ方でここまで流暢に話せる方に初めてお会いしました。

リーフ英会話のこだわり

まず日本人の従来の英語学習法と、それに対するエリック先生の考え方について話を聞きました。

「学んだこと」と「聞こえてくること」が一致していたら内容は頭に入ってくる。だけど実際は「日本の学校で学んだ英語」と「ネイティブが話す英語」は一致していない。だからいつまで経っても聞き取れない。

つまり、

  • 文法知識を元に、聞いたことのない文章を作ってしまう
  • 言いたい事を日本語から英語に直訳しようとしてしまう

という私たちのクセが英語学習を邪魔していると話されます

確かに日本の中学や高校では、教科書の文法や構文が実際に英語圏で使われているかというのは重視されていないと感じます。

いかに私たち日本人の知識が「自然な英語」への弊害となっているか、エリック先生が例を示してくださいました。

エリック先生:岩田さん「How are you?」と聞かれたらどう答えますか。

岩田:そうですね、私は「I'm good.」と言うことが多いです。

エリック先生:なるほど。では「I found the best English School last week!」と答えた人がいるとします。その人は元気だと思いますか。嫌な事があったと思いますか。

岩田:元気だと思います。

エリック先生:そうですね!逆に「I had to go see the doctor yesterday.」と言われたら良い状況でないことが分かりますね。

Good や Bad では情報も足りないし会話が進みません。ちなみに「I'm good.」や「I'm fine, thanks.」はどんな時に使われるかご存知ですか。

岩田:どんな時でしょう…?

エリック先生:「Would you like some coffee?」と聞かれて断る時です。映画でこのやりとりを見たことは必ずあるはずです。

確かに「How are you?」と聞かれて近況報告をする会話は耳にしたことがあるはず。

ですが「I'm fine, thank you, and you?」が正しいと疑わない私たちは「How are you?」に対して近況を報告することが自然なレスポンスだと気付けないのだと痛感します。

英語圏で使われるナチュラルな表現を身に付けるには、まず学校で覚えた決まり文句を一度忘れ、柔らかい頭で生の英語に触れることが大切です。

さらにこの「既存知識が自然な言葉の習得を邪魔するリスクがある」という考えを裏付けるエリック先生自身のエピソードをシェアしてくださいました。

私は日本語のテキストで「私はあなたにプレゼントをあげる」という例文を覚えました。でも日本人の友達が私にプレゼントをくれた時に発した言葉は「これやるわ」だったんです。

この時私がテキストに書かれていることを信じすぎていれば、本当はこの場面で「これやるわ」が自然だということに気付けなかったと思います。

さらに「言いたい事を日本語から英語に直訳してしまう」ことがどれだけ英語習得の弊害になっているかを示すこんな例がありました。

エリック先生:日本語の「お疲れ様です」ってどんな時に言いますか?

岩田:仕事が終わった時などですかね。

エリック先生:そうですね。ネイティブ講師の中にはこれを「You must be tired.」と訳す人がいます。でもこの講師たち、実際にオフィスを出る時そんなこと言いません。

「お疲れ様ですに相当する英語はない」と教える講師もいます。でも本当にそうでしょうか。英語圏でも何も言わずに職場を出ることはありません。

「仕事が終わってオフィスを出る」場面で使われる表現を考えれば、自然と答えは出てきます。「Bye!」「See you tomorrow!」「Have a good evening!」が「お疲れ様です」に代わる生の英語だと思います。

ネイティブ講師でさえ日本人が納得しやすいよう、日本語の直訳を教えてしまっているエピソードですね。

そして「ネイティブが使う生の英語」と「その表現が使われた場面」に注目し、自分が似た状況に出くわした時にその英語を使ってみることの大切さがよく分かります。

訪問ではエリック先生のプライベートレッスンも受けさせていただきました。私は今まで文法を中心に主に独学で英語を学んできたので、ナチュラルな表現の習得というのが今後の課題だと考えています。そう話すと、

先ほどの例にあるように「お疲れ様って英語で何て言うんだろう」ではなく「仕事を出る時、英語圏ではどんな挨拶をするだろう」と考えることが大切。

とエリック先生。さらに「語彙はどうやって増やせば良いでしょうか」と聞くとこのような回答が。

まず、辞書に書かれた訳を鵜呑みにしてはいけません。単語に関しても、その単語が使われている状況と一緒に覚えることが大切です。丸暗記したものはいずれ忘れてしまいますが、正しく使えるようになったものは忘れません。

そこで私が「分からない単語を入力してGoogleで画像検索するのはどうでしょうか」と言うと「それも良いアイディアですね!」とおっしゃっていました。

しかし日本語にとらわれてしまったせいで画像検索すら使えなかった例もあります。

「stuck」という単語で画像検索して「はまっている、ということか」と解釈した生徒さんがいました。そこで日本語のフィルターがかかったため「I'm stuck in Super Mario.」と言ってしまったんです。

これでは本人の意図である「スーパーマリオにはまっている」という意味でなく「スーパーマリオの難しいステージで躓いている」と解釈されてしまいますね。

英語としては正しいので講師の多くは間違いに気付かず、当然訂正もしてくれないでしょう。

なるほど。このような理由から和訳のみ、画像のみに頼るのではなく、単語と使われたシチュエーションを両方頭に入れる必要があるのですね。

さらに家庭学習について質問すると、無料で本を貸し出しているというライブラリーに案内してくださいました。

ここでも「自然な英語」に対するこだわりがあります。日本人向けに分かりやすく書かれたものでなく、英語圏の子供が読む絵本など自然な表現が使われているものを厳選。

絵本はイラストからストーリーが想像できるので、日本語に訳そうとするクセがある方にはお勧めとのこと。

また講師から「あなたにはこれが良い」とはあえて言わず、自然と興味が湧く本を手に取ってほしいと話すエリック先生。「興味がある=自分の生活と関連付けやすい」ので言い回しが自然と頭に入ってくるそうです

ここまでのエピソードの他、言語聴覚学に詳しいエリック先生ならではの発音に対する考え方など、興味深い話をたくさん聞くことができました。

また「日本語でも実際こうは言わないよね?」と流暢な日本語を活かして説明してくださるので、気付きと発見が多く、話に引き込まれてあっという間に時間が過ぎていきました。

体験レッスンに参加

エリック先生に話を伺った後、メリッサ先生の実戦会話クラスに参加させていただきました。前半35分は私1人、後半35分は私ともう1人の計2人で受講。

この日は天気が悪かったためキャンセルが出たそうですが、普段は生徒4~6人のことが多いそうです。

メリッサ先生は南アフリカ出身。まずは南アフリカの公用語やメリッサ先生の第一言語などについて、その後は訪れたことのある国について会話しました。

私が「I've been to many countries.」と答えると、メリッサ先生は「many countries」の代わりに使える様々な表現を教えてくださいました。

  • a lot of countries
  • loads of places
  • all over the place

私たちは many countries と言ってしまいがちですが、必ずしも「国=country」と言わなくても伝わるんだと気が付きました。

エリック先生の話にもあったようにネイティブが使う自然な表現を学べ、さらに表現の幅が広がるレッスンだと感じます。

また教わった表現がモニターに映されているので、目と耳の両方を使って確認でき記憶に残りやすいと感じました

さらにモニターの内容はレッスン後にオンラインで確認できるため、レッスン中は100%会話に集中することができます。

後半35分はもう1人の生徒さんが参加。日本の各都市に対するそれぞれの印象、日本における外国人観光客数の増加などについて話しました。その中でも適宜メリッサ先生がより自然な表現を教えてくれます。

「以前と比べて観光客がよりマイナーな地域も訪れている」という話の中で、私は「人々のお金の使い方が変わってきている」という日本語を「The way of spending money has changed.」と英訳してしまいました。ここでもメリッサ先生が文章を訂正されます。

  • People spend money differently.

日本人は複雑な文章を作ろうとしがちですが「できるだけシンプルに表現する」こともコミュニケーションでは大切だと感じました。

さらに福岡のジョギングコースなどについても会話。エリック先生に聞いていた通り、想像上の話でなく生徒の日常や意見に沿って会話するということが分かるレッスンでした。

多くのスクールでは訂正されないであろういわゆる「文法的には正しい」文章でも、リーフ英会話ではそのコンテクスト(文脈)に相応しい自然な表現に直してくれます

今までとは違った視点から、自分の英語を見つめ直すことができるレッスンだと感じます。私自身、他の教室などで英語を話していても「この表現で本当に自然なのだろうか」と思うことは多々あります。

文法的に正しければ不自然な表現でもあまり指摘されないんですよね。特にフィリピン系のオンライン英会話はそういう傾向が高いと思います。

でもリーフ英会話のレッスンでは講師が「こっちの方が自然だよね」と教えてくれるので、これはいい仕組みだなと思いました。

受講を続ければ「言いたい事は分かるけど違和感がある英語」を「より自然な英語」へと変えていける気がしました

レッスン後にメリッサ先生にも少し話を伺いました。「中学校のALTをしていた時は教科書に書かれたフレーズを繰り返し教えていた」とのこと。

当時は日本人が理解しそうな単語を選んで使っていたが、今は真逆。「より自然な英語を使えるから、教えるのも楽しい」と話されていました。

訪問を通しての感想

今回エリック先生の話を聞き、体験レッスンを受け、まずは純粋に「言語って面白い」と感じました。

私たちは受験や昇進に必要だからという理由に囚われがちですが「言葉はコミュニケーションをより楽しくするためのもの」という言語習得の原点に戻れた気がします

状況をイメージしやすいよう絵本を導入したり、日本語で理解を深めるためにサポートクラスも開講しているリーフ英会話。

そのため初心者はもちろんですが、ある程度意思疎通はできるもののそこからレベルアップできず行き詰っている方にも学びの多いレッスンだと思います。

まとめ

「生の英語」を身に付けること。そのためにリーフ英会話では日本語から発想してしまったり、英文を作りだそうとしてしまう考え方や習慣を、自然な英語が身につく考え方や習慣に切り替えてくれます

具体的な方法としては、低価格・受講し放題のネイティブとの実戦会話クラスで、たくさん英語に触れることができますし不自然な英語を直してくれます。

レッスン以外の学習では絵本・映画などから段階的に学ぶ方法も教えてくれます。細かい疑問点や学習法についてはサポートクラスやエリック先生とのプライベートレッスンで相談可能です。

リーフ英会話の公式サイトにはエリック先生のポイントレッスンが載っています。興味深いトピックが満載ですのでぜひ読んでみてくださいね。エリック先生、メリッサ先生、藤本さん、本日はどうもありがとうございました

Masaya Iwata

当サイト管理人。フィリピン留学後、独学で学習を続けてTOEICスコア920。現在は英語で普通に仕事ができるようなレベルを目指して修行中。 twitter: @iwaking
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基本情報 リーフ英会話の基本情報

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所在地 〒810-0004
福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目1-26 アローマンション103号館 507号室
最寄り駅 西鉄福岡(天神)駅  徒歩4分
薬院駅  徒歩10分
天神駅  徒歩5分
天神南駅  徒歩2分
電話番号 092-406-5887
定休日 祝日
営業時間 平日11:00~21:00 土日10:00~19:00
設立年月 2013年3月
講師出身国 カナダ、アメリカ、オーストラリア、日本
講師の数 5
対応サービス
マンツーマン
少人数レッスン
グループ
ビジネス
資格対策
大人向け
ネイティブ講師
日本人講師
日本語OK
月謝制
通い放題有
体験可
夜8時以降レッスンあり
駅から5分以内
担任制
Web予約可
安い(格安)
3,000〜4,000円未満
2,000〜3,000円未満
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