英語を聴き取るための耳ならし口ならしリスニングドリル

私は根性で、これに出てきたすべての例文を、作者の作った造語から元の本当の英語にPCで打ち出してプリントアウトしました。そしてそれをみながらリスニングをしたりシャドーイングをしています。何度も繰り返しているので、ほぼこの一冊の表現すべてが自分のものになってきています。本の解説部分で理屈を納得したら、あとはがんばって繰り返すのみです。おかげで、洋画を観ていてもずいぶん聞き取れる言葉が増えてきたように思います。お勧めです。

マロン王子

ナチュラルスピードのCDつきです。辞書にはあまり出てこない、ネイティブの発音が身につくというふれ込みの本です。映画やドラマなどで頻出の、短縮されたり変形した聞こえ方の表現がてんこもりです。
また、日本語であえてカタカナ表現をすると、このように聞こえるという感じでの解説もしてあるので、とても使えます。実際の日常会話や映画やドラマにおいて、ネイティブが、はっきりとニュースのように「よそいき」なきれいな発音をしてくれるのことは稀なので、簡単な表現であっても、「このように省略されるとこのように聞こえます」という事例を自分の中にたくさん持っていると強みになると思います。

テキスト文に、著者が、このように聞こえるという言葉をアルファベットで言語化した造語のようなものをあています（例supposed to→spostaなど）。それはあくまで補足としてカッコの中に入れる程度でいいと思うのですが、例文の中にその本来の単語に置き換えて造語がはまり込んでいるので、本来の語句をわざわざ別の欄を見て確認しなければいけないときがあるのが残念なところだと思います。

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