大阪にあるアップルkランゲージ(以下アップルk)で体験レッスンを受けてきました。アップルkは来年30年目を迎える歴史あるスクール。競争が激しい大阪中心部で、長く支持され続ける秘訣はなんなのでしょうか。

今回の体験レッスンで感じたのは「初心者でも安心して学習を続けることで、上達を感じられるスクール」だということ。一目瞭然の特徴というよりも「総合的なバランスのよさ」が伝わってきました。

  • 目的別に多数のクラス。英語の他、7つの言語を学べる
  • それぞれの生徒さんのニーズに応える柔軟なシステム
  • 大手の半額程度とリーズナブルに学べる(月謝制)
  • 「EPレッスン」で自分の言葉で話せるようになる

大手英会話スクールと小規模スクールの、両方のよさを組み合わせたようなシステム。これがアップルkが長く愛されている理由だと思います。

記事の目次

アップルkの特徴

30~40代の社会人が多く通う、大人専門のアップルk。2つの校舎は両方とも大変通学しやすい場所にあり、梅田校はヨドバシカメラ梅田から徒歩2分、難波校はなんばウォークから徒歩2分です。

EPレッスンで「自分で文章を作れるようになる」

「自分の”言葉”で話せる」がコンセプトのアップルkには、EPレッスンという独自の教授法があります。EPは「Express Program」の略。

「Express」には「速い」「表現する」の意味があり、生徒さんが自分の気持ちを表現できるよう、効率的なレッスンを提供したいとの思いが込められています。

アップルkでは各クラスで使用するテキストに沿った、視覚教材(イラストカードなど)を用意。例えば今回見学させていただいたレッスンのテーマは「Job」だったのですが、テキストでは「お仕事は?」「どこで働いているの?」「仕事楽しんでる?」などのフレーズを学びました。

テキストを終えたあとは「Job」のテーマに沿った、これらのイラストカードを使用。

講師と生徒さんで役割を交代しながら、学んだフレーズを何度も使って対話練習を行っていました。

またレッスンには「CLT」と「PPP」というメソッドも導入。

CLT(Communicative Language Teaching):
会話をとおして、その日のテーマである語彙・文法・フレーズなどを強化するメソッド

PPP(Presentation, Practice, Production):
①テーマを自然な形で導入 ②口頭練習 ③身近な場面を想定して実践するメソッド

生徒さんの発話機会を増やし、その日学んだ単語やフレーズを使って「自分の言葉で話す練習」を繰り返す。そのため初級レベルの生徒さんでも「会話をしている感覚」が得られるという特徴があります。

またアップルkではフリートークの時間や特別コース(発音・旅行・料理など)も設けられており、日常会話の練習ができるのも魅力のひとつです。

日常会話からTOEIC対策まで。リーズナブルに学べる

グループレッスンは曜日固定制。会話の他、ビジネス会話やTOEIC対策があります。

  • ビジネス英会話:中級~。ディスカッション・プレゼン・接客英語など
  • TOEIC対策:目指すスコア毎にクラス分け。日本人講師担当

プライベートレッスンは、旅行会話からビジネスや英検対策まであらゆる目的に対応。曜日と時間を選べるため、短期集中型での受講もできます。講師も自由に選べるので、様々な国の発音に触れることができます。

料金プランの一例を紹介します。

英会話グループ 60分x月4回 月9,900円
ビジネス英会話グループ 60分x月2回 月7,800円
プライベートレッスン 40分あたり 3,800円~

グループレッスンは1回60分とたっぷり学べ、定員6名(TOEIC対策のみ8名)と少人数制にもかかわらず月1万円以下。プライベートレッスンについては、大手スクールの約半額で受講できます。

英語以外にも7つの言語を学べる!コース変更も簡単

アップルkでは、英語以外にもフランス語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・ドイツ語を学ぶことができます。

約4割の生徒さんが英語以外の言語を学ばれているとのこと。

普段は英語を習っている方が「来月中国に旅行に行くから、中国語を学びたい」と1ヶ月限定で他言語コースを受講するなんてことも可能。

プライベートレッスンは校舎間をまたいで予約できるなど、生徒さんが無理なく通い続けるためのシステムが整っています。

アップルk 難波校に行ってきました

行ってきたのは難波校。なんば駅(なんばウォーク側)B7出口を出ると、すぐ目の前に南都銀行がありました。これなら仕事帰りにも通いやすそうですね。

7Fに上がると、アップルkの入口が見えました。

ドアを開けて中に入ると、笑顔でスタッフの方が迎えてくださいました。

この立地でこの広さは、かなり珍しいですよね。

グループレッスン用の大きめの教室からプライベートレッスン用の小さめの教室まで、廊下を挟んでたくさんの教室がありました。

全てのクラスルームが個室になっていますので、他の生徒さんや講師の声が気になりません。

小さめの教室といっても、平均的なプライベートレッスン用の部屋と比べるとかなりのスペースが確保されています。難波校には全部で16教室あるそうです。

後ほどのインタビューでも、代表の山尾さんが「パーティションで区切るのでなく、個室にこだわっています」とおっしゃっていました。他のレッスンの声が聞こえにくいため集中して学習でき、さらに「他の人に聞こえたら恥ずかしい」と感じる生徒さんでも安心して話せるというメリットがあります。

レッスンを見学

さっそく英会話グループレッスンを見学させていただきました。通常は4~6人のことが多いようですが、今日のレッスンはお休みの生徒さんがいてマンツーマン状態でした。

別の日に外国人講師のプライベートレッスンも体験してきましたので、ご興味のある方はぜひそちらもチェックしてくださいね。

担当は大西先生。アップルkでは8年ほど教えていらっしゃり、TOEIC満点・CELTA保有者で、講師研修も担当されています。このレッスンでは「生徒さんがたくさん発言できる工夫」を感じました。

「Let's get started!」の声でさっそくレッスンスタートです。

大西先生:First, please write two of your friends' names.

「友達のあとは、家族と有名人の名前も2つずつ。仕事をしている人を選んでくださいね」と大西先生。このときは「何に使うんだろう?」と思ったのですが、のちほどその疑問が解けました。

大西先生:Today, we’ll talk about ”jobs”. I am a "teacher". Do you know any other jobs in English?

生徒さん:Doctor, Singer ...

大西先生:Good!

ここでテキストを開きます。このクラスで使用していたのは「Interchange」。

まずはイラストと職業名を結ぶエクササイズです。生徒さんが一人で考え、数分経ったら答え合わせです。

大西先生:Do you have the answer for No.2?
生徒さん:Taxi driver.

大西先生:How about No.3?
生徒さん:I don't know...

大西先生:No.3 is "Vender”. A vender is a person who sells something.

Venderという単語の動詞はVend。Vending Machine(自動販売機)と関連づけ、Vending Machineについても「コインを入れてボタンを押したらドリンクが出てくる機械」と説明されます。

Plumber(配管工)については「bは読まずにプラマーと発音しますよ」、Bellhop(ベルボーイ)も「HopはJumpに似ている単語。ベルが鳴ったら飛んでいくからこう呼ぶんですよ」とのこと。

より覚えやすくするため、単語の発音や成り立ちに触れる大西先生。ストレスの位置や冠詞のミスも、必要に応じて修正されていました。とてもためになります。

次に職業とその特徴を結ぶエクササイズ、さらにリスニング問題を解いてテキスト終了。

  • What do you do?
  • Where do you work?
  • How do you like it?

この3つの文章と職業名を繰り返し使うレッスンでした。

ちなみに大西先生はレッスン中、初級クラスにもかかわらず、ほとんど日本語を使われませんでした。ただ丁寧にゆっくりと話され、必要に応じて分かりやすい表現に変えてくださるため、レッスンはとてもスムーズに進みます。

これにてレッスン終了というスクールも多いと思いますが、アップルkではここから「EPレッスン」です。

その日のレッスンで得た知識を実践の場で活用できるようにします。こちらはご自身でぜひ、体験してみてください。

そしてついに、最初に生徒さんが書いた友達や家族の名前を使います。イラストカードよりもさらに「自分の状況」に関連づけた会話練習ですね。これにより「自分の言葉で会話していること」を味わうことができ、記憶にも残りやすくなるそうです。

最後はフリートークです。友達と海に行ったという生徒さん。ここでも先生は「どこのビーチに行ったの?」「写真は撮った?」など生徒さんにどんどん質問されていました。

「そうだ、岩田さんにも聞いてみましょう」と見学していた私にも、レッスンで学んだフレーズを使って質問するよう促す先生。

生徒さんから What do you do? Where do you work? How do you like it? の質問をいただきました。

ところどころ「Do you have any questions?」「Do you need more time?」と確認される大西先生。分からないことがあっても質問するタイミングが多いため、安心して受講できると感じました。

初級クラスの場合、講師の説明がレッスン時間の大きな割合を占めるのではと想像してしまいがちです。でもアップルkには「EPレッスン」があるので、自分の状況に置き換えて会話する機会がたくさんありました。

山尾さんとYukiさんにインタビュー

代表の山尾さんと、マネージャーのYukiさんにお話を伺いました。

丁寧にカウンセリングを行い、講師とスタッフが一丸となって生徒さんのニーズに応えています

ーー アップルkにはネイティブ講師も日本人講師もいらっしゃると聞きました。講師について詳しく教えていただけますか。

山尾さん:講師は現在39名ほどいます。日本人講師の中には、TOEIC満点の講師も多いんですよ。

Yukiさん:講師トレーニングを大切にしています。トレーニングを担当する「トレーナー講師」がいるんです。月2回以上は講師とスタッフが集まってミーティングをします。講師とスタッフ同士が意識を統一させることを重視しています。

ーー 確かに講師とスタッフの意識統一というのは、とても大切だと思います。

Yukiさん:そうですね。また私たちの強みは丁寧なカウンセリングです。例えば他言語クラス希望の方には、その言語を話せるスタッフがカウンセリングを担当したりします。できる限り生徒さんのニーズに応えるためですね。生徒さんのニーズを講師に伝え、講師もそれに応えるために最善を尽くします。

テキストで学んだことを、自分の言葉で表現するために「EPメソッド」を取り入れています

ーー EPメソッドについて、詳しく教えていただけますでしょうか。

山尾さん:このEPメソッドが講師トレーニングで重視している点のひとつです。採用時に既に指導経験が長い講師もいますが、その経験だけにまかせず、アップルkの教授法を全講師がマスターするよう徹底しています。

ーー 見学させていただいたレッスンにも、イラストカードを使った会話練習がありました。

山尾さん:そうですね。テキストを読みあいっこして終わるのでなく、単語カードやイラストを使って話すことで、学んだことを自分のものにします。ゲーム性もあるので楽しく学べます。

ーー 視覚教材があると、定着が早いと言いますよね。レッスン外の学習についてもアドバイスはされますか。

Yukiさん:宿題は基本的に全員に出しています。担当の講師が、各生徒さんにおすすめの宿題を決めます。例えば単語を覚えてきてもらい、レッスンの最初に確認したりという感じですね。シャドーイングやディクテーションの練習もよく勧めています。

レッスン以外にも特別講座やイベントなど、英語を話す機会がたくさんあります。

ーー アップルkは月謝制なので始めやすいと思います。料金もお手頃だと感じました。

山尾さん:レッスン価格はできるだけ抑えています。低価格なのでたくさん通えます。たくさん通ってたくさん話せば、上達に繋がると考えています。

ーー 話す量というのは、英語の上達に不可欠ですよね。

山尾さん:自習室も用意しているし、「旅行会話」や「発音クラス」などの講座も定期的に開催しています。普段のレッスン以外でも「話せる環境」がたくさんあると思います。

Yukiさん:最近では軽食を食べながら、ドイツの料理やお菓子について学ぶイベントも開催しました。かなり好評でしたよ!

ーー レッスン外でも、外国語に楽しく触れられる機会があるのは素晴らしいですね。今後、新しい取り組みなどは考えていらっしゃいますか。

山尾さん:より生徒さんが求めていることに特化したコースを作りたいです。○○の分野のプレゼン、○○の国で使える旅行会話、LとRの発音を直すレッスン、などですね。他のスクールがやっていない、生徒さんが学びたいことにピタッとはまるレッスンに挑戦したいです。

ーー そのような取り組みは楽しみですね。最後に英語ひろばの読者さんにメッセージをいただけますか。

山尾さん:アップルkでは、生徒さんのニーズに合ったカリキュラムを提供するために、講師とスタッフのコミュニケーションを大切にしています。ぜひカウンセリングや体験にお越しください。目標が曖昧でもかまいません。アップルkのカウンセリングでは、夢や目標を一緒に設定します。

Yukiさん:最近では、全言語のレベルチェックテストを体系化しました。一人ひとりの英語力を的確に見極めてテキストやプランを提案するので、安心して体験に来ていただきたいです。

まとめ

「EPレッスン」を導入することで、生徒さんがテキストで学んだことを自分の言葉で表現できるよう工夫しているアップルk。生徒さんの発言機会を多くするための工夫が、たくさん見つかったレッスンでした。

また講師とスタッフの意識を統一させるために、コミュニケーションやミーティングを重視。これは生徒さん一人ひとりのニーズに合ったサービスを提供するためです。さらに低価格の月謝制、完全個室と、生徒さんが安心して学べる環境が整っています。

このように総合的なバランスがよいアップルkだからこそ、約30年も支持され続けているのだと感じました。

体験レッスンも受け付けています。一人ひとりに合ったカリキュラムや講師を提案してもらえるので、初心者の方も安心ですよ。

アクセスの良さも大きなポイントですね。気になる方はぜひ一度寄ってみてくださいね。

アップルkの公式サイト