DMM英会話

DMM英会話はDMMが2013年に開始したオンライン英会話。当初は業界ほぼ最安の料金プランが話題になりました。開始からすでに10年近く経過した今でも、順調に会員数を伸ばしています。

オンライン英会話は、安くて手軽で、疲れていても家でリラックスしながら受けられるというメリットがあります。でも安くて手軽だからといって、飽きてしまって続かなければ意味がありませんよね?

DMM英会話は低価格というだけでなく、ほかとは異なる特徴が多数あるので「飽きがこない」オンライン英会話だと思います。

  • 1日1レッスンで月7,900円~と格安
  • 約120ヵ国の講師。日本人もネイティブも!
  • 豊富な教材。大人気アプリiKnowが無料
記事の目次

DMM英会話とは?

料金プラン(入学金、月会費)

もともと料金が安いオンライン英会話ですが、DMM英会話はその中でもほぼ最安の料金設定です。

料金プランにはスタンダードプランとプラスネイティブプランの2つがあります。

スタンダードプランではネイティブと日本人を除いた世界約120ヵ国の講師から毎日レッスンを受けられます。プラスネイティブプランはスタンダードプランからさらにネイティブと日本人も選択できるようにしたプランです。

スタンダードプランもプラスネイティブプランもそれぞれ毎日1レッスン、毎日2レッスン、毎日3レッスン、毎月8レッスンのコースを選択可能です。1日あたりの回数が多いとレッスン単価は安くなるように設定されています。

なお、下記は税込。入学金など初期費用はかかりません。

  スタンダード プラス
ネイティブ
毎日1レッスン 7,900円
1レッスン  255円 
19,880円
1レッスン 641円
毎日2レッスン 12,900円
1レッスン 208円
38,980円
1レッスン 629円
毎日3レッスン 17,900円
1レッスン 192円 
56,920円
1レッスン612円
毎月8レッスン 5,450円
1レッスン 681円 
12,980円
1レッスン1,623円

講師の出身国

世界約120ヵ国から10,000人以上の講師を採用しています。比率的にはフィリピン人が最も多いですが、セルビア、イギリス、ジャマイカなど世界各国の講師を選択することが可能です。

DMM講師
多様な講師陣(公式サイトより)

DMM英会話のように世界中から講師を採用しているオンライン英会話には、ネイティブキャンプEnglish LiveCafe Talkなどがあります。

ですがマンツーマンでこの価格でネイティブ講師に学べるのはとても珍しく、DMM英会話の大きな特徴です。

日本人講師の数は2024年現在どんどん増えています。初心者の方でまずは日本語を使って学びたいという方には嬉しいですよね。

サポート体制

通話システムにトラブルがあったときなどはカスタマーサポートに連絡ができます。英語の学習法が分からない場合やどんな教材を使えばいいか迷った場合は、日本人講師のレッスンを受けるのがオススメです。

体験レッスン

体験レッスンは2回まで無料で受講が可能。そのうち1回は日本人講師を選択できます。ここでオンライン英会話について不安な点は解消しておきましょう。

オンライン英会話の体験は1回までのところが多いので、計2回受けられるのはありがたいですね。

DMM英会話のオススメポイント

教材が多い

DMM英会話では13,000以上の無料教材が用意されています。

DMM教材

教材は数が多ければいいという訳ではありませんが、本来有料で売られている瞬間英作文の教材などが無料で利用できるのはいいですよね。

また下で詳しく書きますが、月額課金の英語学習サービスであるiKnowが無料で利用できるのは大きいです。

今まで10社以上のオンライン英会話の教材を見てきましたが、教材の充実度は業界の中でもトップクラスだと思います。

iKnowが無料で使える

iKnowは有料(月額1,510円)の英語学習サービスで、主に英単語や英語表現の暗記に効果的なアプリを提供しています。このサービスには根強いファンがいて、累計ユーザーは150万人以上もいます。

私もiKnowを愛用しており、ライフタイムプランという永久会員(現在は受付終了)になっています。私のiKnowレビューについてはこちらの記事をご覧ください。

iKnowではアプリが自動的に、人間が新しく学んだことを記憶しやすい間隔で、問題を繰り返し出してくれます。単語の暗記にはかなり役立つアプリですので、一度使ってみることをおすすめします。

そんなiKnowですが、以前はビジネスとしてそれほど上手くいっている訳ではなかったようで、2015年にDMMがiKnowを事業ごと譲り受けることになりました。

そしてその後、DMM英会話の会員は無料で利用できるようになったという経緯があります。

英語上達にはインプットとアウトプットの両方が必要です。iKnowでインプットした内容をDMM英会話でアウトプットすれば効果的だと思います。

予約システムが使いやすい

大手のオンライン英会話は、生徒や講師の数が多いので予約システムがよくできているところが多いです。

DMMはネット事業を行っている会社だけあって、その中でも特に使いやすいほうだと思います。特にPCだけでなくスマホからの予約がスムーズに行えるので、出先からでも簡単に予約ができます。

24時間受講可能

DMM英会話の受講可能時間帯は24時間です。ほかに24時間運営しているオンライン英会話は、大手だとネイティブキャンプQQイングリッシュなどです。

深夜〜早朝の2〜4時などはさすがに講師の数は減りますが、十分に講師を選ぶことが可能です。レッスンが集中する午前7~9時や夜20~23時はもちろん、その前後の朝5〜7時、夜23〜25時なども講師はかなりたくさんいますよ。

予約については、「毎日1レッスンプラン」の場合は1コマまで可能です。「毎日2レッスンプラン」は2コマまで、「毎日3レッスンプラン」は3コマまで、となっています。

その他ルールについては、予約はレッスン開始の15分前まで可能で、キャンセルはレッスン開始の30分前まです。

キャンセルポリシーはかなりゆるい(厳しくない)ほうだと思います。ユーザーにとってはありがたいですね(講師にとっては少し大変かもしれませんが...)。

DMM英会話の注意ポイント

直前の予約はフィリピン人講師率が高い

世界中に講師がいるDMM英会話ですが、当初はマニラ、セブ、ダバオを拠点にスタートしました。今も拠点はフィリピンにありますので、講師出身国の割合はフィリピン出身者が最も多くなっています。

こちらから国別に講師のスケジュールを検索できます。

直前に講師を選ぼうとするとフィリピン人講師になる可能性は高くなりますので、フィリピン以外の国の講師がいい、というこだわりがある方は気を付けましょう。

毎日レッスンの繰り越しは不可

毎日レッスンのプランは、受講しない日があってももちろん問題はないのですが、レッスンの繰り越しはできません。

例えば毎日1レッスンプランだったら、平日は受講せずに週末にまとめて7レッスン消化する、などといったことはできないということです。

そのため週2回(月8回)くらいでいいという方にとっては、残り22回ほどが無駄になってしまいます。そういう方は毎月8回レッスンのプランを選択するようにしましょう。

人気講師は予約しにくいことも

レベルの高い講師だからといってレッスン単価が高くなるわけではありません。良いと思った講師も、イマイチと思った講師も同じ1レッスンとして消化します。

全ユーザーと同条件で講師の枠を取り合うことになりますので、良いと思った講師はなかなか予約が取れない可能性があります。

ですので「お金をもっと払ってでも良い講師のレッスンを受けたい」という、回数よりも質を重視するニーズには対応しきれないかもしれません。

しかし上に書いた通り、月額プランに加えてプラスレッスンチケットを購入できるので、単価が若干高いことを許容できるならば、人気講師を事前に予約して確保しておくことが可能です。

まとめ

業界ほぼ最安値にもかかわらず世界中の講師にレッスンを受講できたり、無料教材が豊富だったりと、至れり尽くせりですね。

DMM英会話は「日常的に英語を話す機会をたくさん持ちたい」という方にピッタリです。料金もほぼ最安で、レッスン内容も選び放題、色んな国の講師と話せる楽しさもあるので、飽きずに続けやすいと思います。

DMM英会話はすでに業界トップとまで言われており、今後は世界展開もしていくそうです。楽しみですね!

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