実践的学習法

【The Senses】基本の語彙は五感をフルに使う

~自然な言い回しが口から出てくるように覚える方法~
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このページの目的

基礎レベルの語彙アプリを例に、語彙を身につけるためにはできるだけ「五感を使う」ことと、その方法、エッセンスを知る

今回はまったくの英語初心者向けの、ごく基礎の語彙を身につけるためのアプリを紹介しながら、基礎のボキャブラリーを増やすためのエッセンスをお話していきます。

これから英語を始める人向けのものですから、内容はとてもカンタン、ここを読んでいる人にとってはすでに身につけている内容のはず。

ですが、「単語は知っているけど会話で自然な形で出てこない」という人にとっても、語彙を「使える」レベルまで、体にしみこませるために参考になる点が詰まっていますので、一読してみてください。文末にポイントをまとめています。

音声とイメージがある教材で語彙力UP

基礎レベルの語彙力UPには五感(the senses)をフルに使う―つまりできるだけ目で見て、耳で聴いて、触れて、香りを感じて、味わって、覚えるというのがベスト。それが記憶にもっとも定着しやすいから。

・・・そうはいっても実際に食べたり香りをかいだりするのは現地にいないと無理・・・であれば、画像と音声つきの教材を選ぶのが基礎の語彙力UPのための近道

その意味でNHKのテレビ講座も教材としてもちろんいいのですが、決まった時間に見る、継続する、ということが難しい人も多くなかなか続かないのが難点ですね。

そこでオススメなのはアプリです。アプリならいつでも持ち運べて空き時間に見ることができます。

語彙力はスキマ時間を有効活用することで大いにUPできるものなので、「時間がない」の言い訳は無用!便利なものはどんどん使って覚えていきましょう!

画像とNative Speaker による音声つきのもので、さらにテストつきのものであれば、いうことなし。ここで紹介するものは、そのすべてを満たしているものです。

語彙の基礎固めにオススメのアプリ「1か月で英語」

1ヶ月で英語

これはイギリス英語ですが、ボキャブラリー基礎レベルを身につけるのにとてもいいアプリです。

LINEのスタンプを買う値段でGETできるのに、内容はとてもよくできています。

最初の画面で「クイズ」か「ライティング」を選びます。
「クイズ」は目で見てトレーニング、「ライティング」は「クイズ」をひととおり終えたら「クイズ」でトレーニングした内容を書いて覚える(つづりも覚える)、というもの。

レッスンを途中で中断した場合は、このホーム画面で「続行」をタップすれば続きから始めることができます。

レッスンの途中では日本語訳はいっさいありません。画像を目で見て理解して覚えていく形。ごく基礎的な単語ばかりなのでほとんど画像を見ればわかるはず。

もしどうしても画像を見ても理解できない単語がある場合には、その都度調べます。次のレッスンでも同じ単語が必ず出てくるので、わからないまま進むことだけはしないようにしましょう。

1か月で英語使い方

ホーム画面で「クイズ」か「ライティング」を選び、「レッスン」をタップ→レッスンは1~30まで。このアプリは1から順に進むようにします。理由は後述します。

「クイズ」のレッスン

1ヶ月で英語2

レッスン1はごく簡単な単語から始まります。

レッスンが進むにつれて、前のレッスンに出てきた単語を使ってさらに表現を広げていく形です。
この形が語彙を体の一部として身につけるのにとても有効。

つまり、簡単な単語からはじまり、その簡単な単語を使って次のレッスンでは短い文章になり、さらにレッスンが進むにつれその文章が長くなり・・・と何度も同じ語彙を繰り返し使いながら少しずつ語彙を増やしていく、この反復練習→応用の繰り返しが、記憶に定着するのです。

ですからこのアプリは基本的に最初から順に進むようにします。

単語や文章が画像と文字で表示され、音声も流れます。
そして音声は女性と男性の2種類の発音が聴けるので、耳を鍛えるのにもGOOD。

自分でも必ず口に出して言ってみることが上達の秘訣。

まねるのは女性の音声にならうと良いと思います。聴くのは、両方ともよく聞いて耳を慣らします。イギリス英語なので少し難しいかもしれませんが、「聴く」ことに関してはできるだけさまざまな発音を聞くように心がけましょう。

1ヶ月で英語3

また、ここでできるだけつづりも確認しておくと、「ライティング」に進んだときに役に立ちます。

レッスンごとの語彙や文章の読み上げが終わったら、そのままテストの画面に移ります。

文章の下に「?」マークが出てきたら、次の画面でその文章に該当する画像を選択肢の中から選んでタップする、という形。

※動詞や前置詞など、写真だけではイメージがつかみにくいものもあります。
「文法」の回で紹介している「一億人の英文法」や「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」の解説を見ながら進めるとよいでしょう。
(前置詞についてはこのあとの回でも教材を紹介します)

 

「ライティング」のレッスン

こちらは「ライティング」の画面。ライティングのレッスンではこのように文字入力画面が出てきます。「クイズ」のレッスンで出てきた語彙を使ったライティングの練習です。
つづりを間違えないように、見たまま、聴いたままを書き取っていきます。

1ヶ月で英語4

最後のレッスン、これまでの総仕上げ

下の二つの画面はレッスン30、つまり一番最後のレッスンです。ここは今までのレッスンの総仕上げ、となっています。例を二つ掲載しておきます。
こういった文章が口から自然に出てくる、さらには正しいつづりで書ける、というのがこのアプリのゴールです。

レッスン1から順にテストをしながら進めていけば、もう何度も繰り返し出てきた語彙で文章が構成されているので、難しいものはないはず。

1ヶ月で英語

このアプリは「1か月で英語」のタイトルの通り、まったくの初心者がこのような英文を1か月で言えるようになるための構成です。

日本語の訳が一切ないこと、文法の解説もないこと、から、語彙力と自然な英文のリズムを身につけることが目的となっています。

そのため、基礎レベルでは「文法」の回で紹介する教材と並行して基本的な文法を理解して身につけていく方法がよいと思います。

今回紹介したアプリは基本の語彙力UPのためのエッセンスが詰まっています。ここで特徴をまとめておきます。

「1か月で英語」の特徴まとめ

  • 新しい語彙を画像と音声の両方でインプットする。音声は2種類流れるので2回目が流れるときに自分でも声に出して一緒に言ってみることができる。つまり目と耳と口で覚えることができる。
  • レッスンが進むと、前に出てきた語彙を使い、さらに新しい語彙と組み合わせたフレーズが出てくる。そしてレッスンが進むにつれどんどん長い文章になっていくので、同じ単語を重複して何度も何度も繰り返し使う→自然と覚えてしまう。
  • 音声は女性と男性の2種類の声で発音されるので、Listeningの練習にもなる。
  • 「ライティング」のレッスンもあるので、その前につづりも覚えなければならない。
  • 基本的な構文を使っているので文法(フレーズをパターンで身につける)を覚えることができる。

大まかにまとめると、「目と耳と口、手を使って覚える。そして単語→フレーズの繰り返しで記憶に定着する」ということになります。

ライティングの練習まで一貫して行えることがこのアプリの秀逸な点だと思います。それは、文章として記憶に定着するというのはもちろんですが・・・

「知らない単語は書き取れない」

という原則を利用して、「ライティング」まで行い何が何でもつづりまで覚えさせる作りになっているから、です。

これについては次のページで・・・

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Onoha721

米国三大メガバンクの一つにて人事採用、外資メガファーマの日本法人にて採用含む人事業務、研究機関勤務、メディカル業界にて医療翻訳などを経て、現在は某金融機関のグローバル事業戦略チームにて勤務。
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