実践的学習法

【Aerobic Exercise】有酸素運動その2 シャドーイング

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このページの目的

発音の「仕上げ」、「シャドーイング」の具体的なやり方を知ってトレーニングする

~実践の前の発音トレーニング、仕上げ2 シャドーイング~

「発音トレーニング」の総仕上げ

さて、いよいよ発音の「仕上げ」に入っていきます。

「筋トレ」の回で、私が英語の学習を本格的に始めたころは体系的に発音を学ぶものがなかった、と書きました。

前回から紹介しているこの「有酸素運動」編の中の「歌を使って発音トレーニングする」というやり方は、私が中学生のころから単に好きでずーっとやっていた方法です。(コラムを参照。)

その後、現地に留学したときにNativeの先生から発音の訓練をあらためて受けたり、英会話学校に通って習ったり、ということをしました。

発音トレーニングは同じことの繰り返しでなかなかキツイもの。そのため私は好きな歌で続けました。教材の音読だけでは続かない人には歌は有効だと思います。できるようになったらカラオケという実践もありますしね。

ただししつこいようですが・・・効率よく発音を身につけるには、この「有酸素運動」編は「筋トレ」をきちんとやってから!

また、今回紹介する「シャドーイング」は、「筋トレ」→「リピーティング」を終えてから、発音トレーニングの総仕上げとして実践する方法、です。

シャドーイングで準備するもの

リピーティングを終えたら、シャドーイングに挑戦しましょう!準備するものは下記となります。

①ヘッドセット(またはイヤフォン)

②リピーティングのときと同様に声を録音できるもの

③リピーティングの際に使った音声教材か歌

シャドーイングの具体的な練習方法

オウルン7

シャドーイングのポイントは、自分の声が聞こえてしまうと音声教材の音に集中できなくなるので、必ずヘッドセットかヘッドフォン、またはイヤフォンをして、耳から聞こえてくる音声教材の音だけに集中して聞くようにすること。

この、「耳で聞こえてくる音だけに集中する!」というのがポイントです。また、音に集中するためにスクリプト(英文)は見ません。これも大事なところ。

①録音しながらシャドーイング

音声教材か歌を、1文ずつポーズを押しながら再生する。音が聞こえてきたらその音を追いかけるように(ほぼ同時に)発声していく。

歌の場合にはほぼ「一緒に歌ってみる」感覚なので、わかりやすいと思います。音声教材の場合も音を追いかけながらほぼ「一緒に声に出していく」感じです。ここでも早く言う必要はないので、「はっきりきちんと」を心がけてください。

今回はTongue twisterの”woodchuck”を例にとって説明します(「耳」のアイコンをクリックすると音声が出ます)

下の図のようなイメージ。最初の”how”が聞こえてきたらすぐさま追いかけて同じように言う、ということ。

シャドーイング

とにかく、できるだけ音声教材の音に集中すること!!自分の声はきかないこと!
そして、耳で聞こえてきた音をそのまま口に出して言ってみる、ということです。

②録音内容を確認する

録音できたら、音声教材と聴き比べて何度か練習しましょう。リピーティングがしっかりとできていれば、シャドーイングもそれほどつまらずにできるはず。シャドーイングは、リピーティングの後に行う仕上げなので、録音した内容を聞いて、問題なければ何回も行わなくても大丈夫です。

ただ最初は、音声教材と同じスピードで続けて発音していくのは難しいかもしれません。上手くいかない箇所は①に戻って繰り返しましょう。

シャドーイングの利点

このシャドーイング、前にやったリピーティングと何が違うのか?というと・・・

シャドーイングのほうが、耳から聞こえてきた音をそのまま口に出して発音する、つまり、音だけに集中することで、よけいなアタマを使わずに純粋に「音」を真似て口から出す訓練ができます。

リピーティングの場合には文章の意味が頭に入ってきたり自分の声が耳に入ってきたり・・・
純粋に「英語の音」に集中しているわけではありません。

ここは「発音」だけの練習なので、できるだけ「英語の音」に集中することが効果的なやり方なのです。

ただし注意することもあります。

シャドーイングではナチュラルスピードで話される英文をそのまま声に出していくので、「筋トレ」をじゅうぶんにしないでこれをやってしまうと大事な点が抜け落ちてしまう可能性があります・・・

というのも、Native Speakerも人によってみな話し方にクセがあるので、一人の声を聴いて練習していると、その人のクセを、悪いところも含めてまねてしまう可能性があるのです。何度も言っている「よくないクセ」の、原因の一つです。

よくあるのはリピーティングのところでも書いた、「最後の子音が抜けおちる」というようなこと。

リピーティングのところで「音声教材」→「歌」の順に練習するのが良い、と書きましたね。

このシャドーイングの練習でも、まずはできるだけきちんとしたナレーションの音声教材を選び、歌もできるだけはっきりと発音されているものを何種類か使う、などに気を付けることが大切です。

これで発音の回のトレーニング内容の説明は終了です!

ここで説明したリピーティング、シャドーイングなどの発音トレーニングはできるだけ意識して時々やるように心がけることをオススメします。最低でも一週間に1回はやるのがベター。

さて、トレーニングは終了なのですが、自分の発音がほんとうに正しいかどうか、Native Speakerにチェックしてもらわなければ、実際のところはわかりませんよね・・・?

実は、それをひとりでチェックする方法があります。スマホかipod touch、ipadさえあれば、お金もかけずにチェックできます。

その方法を、次回詳しく・・・

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Onoha721

米国三大メガバンクの一つにて人事採用、外資メガファーマの日本法人にて採用含む人事業務、研究機関勤務、メディカル業界にて医療翻訳などを経て、現在は某金融機関のグローバル事業戦略チームにて勤務。
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